柳美里の本をまた読破した。「グッドバイ・ママ」である。でもこれは1カ月前に読んだ「山手線内回り」に収録されていた「JR高田馬場駅戸山口」をタイトル変更の上、加筆修正したものだった。実は「JR高田馬場駅戸山口」の続編と勘違いして中古本を買ってしまい読み始めて気づいた。 再放送のTV番組を視ているようで損した気分だった。
内容そのものは、ネタバレになるが、どこにでもありそうな夫が単身赴任中で幼子と残された妻の苦悩を描いた物語である。最後は不幸な結末になるわけだが、主人公の女がもう少し鈍感ならよかったと思っています。あまりにまじめで神経質すぎる。ただ、今の時代こんな境遇の女は案外多くいるのではないかと思うとこれも時代の歪の1つでないかと思ってしまった。
内容そのものは、ネタバレになるが、どこにでもありそうな夫が単身赴任中で幼子と残された妻の苦悩を描いた物語である。最後は不幸な結末になるわけだが、主人公の女がもう少し鈍感ならよかったと思っています。あまりにまじめで神経質すぎる。ただ、今の時代こんな境遇の女は案外多くいるのではないかと思うとこれも時代の歪の1つでないかと思ってしまった。
