ランニングハイカーのぺーじ(2010.10.09~)

ランニングハイキングの記録

はまっている本146

2022-02-03 09:16:28 | 図書
 た、俵万智さんの本を読んだ。作品名は「ある日、カルカッタ」です。これは彼女の旅行記で表題となっているカルカッタ旅行の他、8編の旅行記が納められている。本の発行が2001年なので20年ほど前のものです。単なる観光案内でなく歌人の彼女目線での紀行文に興味が引き込まれて一気読みしてしまった。ネタバレなるので詳細は述べられないが、あとがきにかいてある「お互いが交わった、あの旅の時間は、スクランブル交差点をともに渡ったようかもしれない。今もその交差点は存在しているけれど、あの旅の時間は、もうそこには、ない。」この言葉がとても印象に残った。私もささやかながら国内外を旅するので、同感です。そして、この本に出合って読んだこともスクランブル交差点を渡る一人になったと感じました。

     
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする