また、大塚ひかりの作品を読んだ。「源氏の男はみんなサイテー」です。これは、大塚ひかり氏が源氏物語に登場する男君の気に入らないところをあげつらって痛烈に批評した作品です。大塚ひかりは1961年生まれの女性で文学部出身です。私と年齢は同世代なのでかなりの部分で同感できました。但し、男性である私からみて酷評である部分をあります。その辺の違いはあっても楽しく読めました。文学部出身ならではの冷静な視点は、前回読んだ「源氏物語の教え」とぶれていなくて好感が持てました。。読んでて、うんうんと納得できるので源氏物語の批評本としては優れていると思いました。
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