また、太宰治の本を読んだ。作品名は「きりぎりす」です。これは表題を含む短編小説集で14編から成っている。この14編は前々回読んだ「ヴィヨンの妻」の表題の短編小説集とは異なり。ここの小説が多彩で悲劇あり推理小説あり私生活をヒントにしたものなど多岐にわたっています。個々についての感想はネタバレと書くのが大変なのでは述べません。とにかく面白く、マンネリ化していない。さらに短編なのでどれも2時間くらいで読み切れるので解説も含めて309頁ですが1週間で読破出来ました。それほど太宰治の暗さも感じないのでお勧めできる一冊です!!
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