たけはる(日本料理/辻堂)
*今年3度目の「湘南グルメ」はリーズナブルにスッポン鍋
10/31、スティーブ@茅ヶ崎先生の仕切りで
9月の「観月の宴」に続くオフ会が辻堂の
竹はる にて催されました。
メンバーは、先生と奥様、
8月の夢窓オフでご一緒した驢馬人さま、
エリゼ光 の六川シェフとソムリエールの藤野さん、先生のご近所さんでこのお店常連の奥様、それに私という7名です。
19:00ちょい過ぎにお店に到着すると、小上がりのお座敷には7人分の配膳がなされ、すでに前菜が用意されていました。
前菜7品
海鼠腸
もずくのてんこ盛り
ナマコって攻撃されると内臓を体外に出して敵を威嚇するんですよ(気持ち悪っ)。そんな性質を利用し、ナマコの腸を塩辛にしたものが海鼠腸。ナマコの腸は体の3倍もの長さがあるので「三条の腸」などと言われています。これは究極の酒の肴ですね。これを肴に日本酒をチビチビやるには10年早いかな。
(私臓物系は苦手だし…)
もずくに酢は入っていません。質に自信のある証拠? それにしても前菜でこんなにたくさんもずく見たの初めて。
釜上げした白魚
白魚は大根おろし、いくらと一緒にいただきます。
踊り食いとか絶対にNGなので、白魚が生きていなくてホッとした~。
茹でたつぶ貝
日本酒で割ったスッポンの生き血とハツ(肝、胆のう、腎臓、真ん中は心臓)
生き血、今まで怖くて1度も飲んだことなかったんですよ。
恐る恐る挑戦してみましたが、なんか全然クセも臭いもなく拍子抜けしました。言われなきゃわからない。お酒が甘口なんでしょうけど、結構美味しかった
でもでも臓物は絶対に×!
今回捌かれる前の元気な姿を見てしまったので、とても口に入れる気は…。残したら生ゴミ扱いかと思うと、お肉を提供してくれたスッポンくんが浮かばれないと胸は痛んだものの、どうしてもダメでした。心臓なんてお皿の真ん中でず――っと動いてるんですよ
エリゼ光 の藤野女史が嬉々として食べてくれたので助かった。
彼女は甲羅もお持ち帰りしていました。乾かしてニスを塗って壁に飾るのだそうです。
いよいよスッポン鍋が登場!
大きな土鍋の底には甲羅が敷かれています(ひぃ~~ん
)。
澄んだスープのこのお鍋、出汁は100%スッポンくんです。
で、これが信じられないほど美味いわけですよ。
うぇ~ん、不味かったら絶対に食べないのにぃ
!
えのき、しいたけ、水菜、韮、葱、白菜、豆腐が入ります。あ、面白いところでセロリも。これがいいアクセントになっている感じ。
おかわり用の野菜
どんだけぇ~!? なんとこれで3人前ですよ。スッポンのお肉はとてもしっかりした食べ応えがあり、生きている姿からは想像出来ない味です。
亀というより、まるで地鶏の水炊きでも食べている気がします。
あ、でも鶏と違って皮がパリパリなんですね。ゼラチン質もたっぷりで美容にも良さそう。
最後にこれを雑炊に
溶き卵を入れて
日本人で良かったと思う瞬間。やはり鍋の〆はご飯に限る!
なんとこれだけ食べて、支払いは8,000円(ワイン持込み料含む。コースだけなら6,000円)!
まさに奇跡のようなCPです。
いただいた日本酒
前回の訪問時にすっかり気に入った甘口のにごり酒、飛騨「しろき」。なんとあがりを出す時の湯呑みになみなみと注いで出してくれました!(これは半分以上飲んだ状態)
右の画像は、とても珍しいその「上澄み」です。
スティーブ先生が持ち込みしたワイン
こちらについては次の記事で詳しくご紹介します。
■店舗情報
□11:00~14:30 17:30~21:00
□日曜定休
□茅ヶ崎市浜竹3-4-4
□0467-85-9350
※このお店については
5/9の記事でも紹介しています。