
カツズ(イタリア料理/逗子)
*少々お値段は張っても「絶対ハズさない」このお店!
お盆の送り火も終わった8/16、ママンの仏前にお線香を上げに来てくれた友人と久しぶりの夕食を。
18:30に予約を入れ、一番乗りでディナーのテーブルに着きました。
元気で愛想のいいスタッフがドアを開けて迎えてくれます。
活気のあるカウンターと対照的に、テーブル席はぐっと落ち着いた雰囲気。
ディナータイムは照明が落ちてかなり暗くなります。
〓いただいたお料理〓


スプマンテをフルボトルで


岩牡蠣(生 1個800円)
夏に美味しくいただけるデッカイ岩牡蠣は、生、焼き、フライと3種類の料理が楽しめます。
せっかく辛口のスプマンテをオーダーしたことだし、生を所望。かぼす又はもみじおろしにポン酢の好きな方を選びます。
私も連れももみじおろし!
プリプリと大きな牡蠣に感動~

信じられないほどの濃厚さ。
あまりに身が巨大なため、細かく切り分けてあります!


アスパラガスの唐揚げ(1,500円)
季節柄アスパラガスは「極太」でなくてちょい残念なのですが、新鮮なので薄衣をまぶして揚げると格別にウマ~(゜д゜)!! レモンを絞り、鎌倉の塩でシンプルにいただきます。


水牛のモッツアレラチーズとトマト盛り合わせ(2,400円)
モッツアレラチーズは舌触りが滑らかで、まるで豆腐みたい(笑)。淡白なようで噛みしめるとなんとも上品なコクがあります。トマトは北海道産と高知産のフルーツトマト2種類が一皿で味わえます。高知のトマトの糖度はハンパじゃない(まるで苺)! てんこ盛りのルッコラのほろ苦さがまたなんとも言えません。あ、バジルなしだから「カプレーゼ」じゃないんだな。
ちなみにアスパラは連れの、モッツアレラ&トマトは私の、此方で必ずオーダーする定番料理。


お刺身サラダ(2,400円)
これも外せない一皿。画像が暗くて見づらいけど、鰹、キハダ鮪、カマス、太刀魚の4点盛りにたっぷりお野菜。
生で登場した鰹に全く臭みがないのに仰天、カマスにはピリ辛エスニックな味付け、軽く炙った太刀魚の上にはカボスとトマトソース、そしてキハダ鮪の蕩けるような食感にウットリ。
いくら新鮮な魚でもそのまま出すんじゃ日本料理と変わらない。
さり気なく仕事が施してあるあたりにシェフのイタリアンへの拘りを感じます。
これぞ「逗子イタリアン」だ!


渡り蟹のパスタ(2,800円)
ソースは蟹の出汁、醤油、レモンという斬新なテイストのスパゲッティ。
タイ風の焼きソバからアク抜きしたみたいなとっても不思議な味わいです。ナンプラーを使えばタイ風になっているんでしょうね。でも醤油で味付けしても和風ではありません。
シェフ曰く「レモンを大量に使っている」そうですが、全然酸っぱくありません。まさに未知のテイストですが、ガンガンいけます。メチャ美味です! これはオススメですよ!!


アフォガード(800円)
ご存知バニラアイスのエスプレッソがけ。
5ヶ月ぶりの
Katsu'sは相変わらず美味かった!
ホントにこれほどハズレがないお店はめったにないと思います。
訪問のたびに必ず初めて出合う料理があるし、いつも食べたいものはしっかり「定番」でスタンバイしているし。
こんな強気な価格設定で何年も繁盛しているだけのことはあります。
そう、問題があるとすれば「高い!」ということのみ。
この日も1人8,000円の支払いでした。
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鎌倉の塩
2001年から、鎌倉市大船在住の五十嵐勘二さんがたった1人で手づくりしているお塩。6月末のエリゼ光での天青コラボイベントの際にもテーブルに登場しましたね。
原料は小坪漁港の水産会社がいけす用に引き込んでいる海水(えー!? 逗子の塩じゃんw)。これを分けてもらってポリタンクで自宅に持ち帰り、大船の工房で炊き上げているそうです。
一粒一粒の味が濃くて、まろやかな辛さの後に甘みが広がる感じ。新鮮な生野菜をこれだけでいただくと最高ですね。パッケージは手づくり風ラベルが貼ってあるシンプルなもの。大船ルミネウィング2F
酒蔵みなとや で購入可のようです。ちなみに500gで525円(税込) 。----------------------------------------------------
〓いただいたお酒〓
■Conte di Cavour Barbero
コンテ・ディ・カヴール シャルドネ ブリュット バルベーロ
シャルドネ種100%から造られる北イタリアのスプマンテ。白桃や洋ナシなど新鮮な白い果実の香り、スッキリとした上品な辛口です。キレの良い軽快な味わいは、生のお魚料理とは相性抜群。ちなみに、コンテ・ディ・カヴールとは、イタリア語で「カヴール伯」(イタリア-ピエモンテ地方のカヴールを封土として所有する伯爵)という意味。この伯爵家からイタリア王国首相を出したため、様々なものの名前として使用されるようです。
産地:ピエモンテ/イタリア
生産者:ランベルト・ガンチア
格付け:Vino da Tavola
葡萄品種:シャルドネ100%
それにしても、アルコール類のお値段は料理以上に強気です(4,500円)。
このスプマンテ、
ガンチアのHP(アサヒビール)から購入出来ますが、いくらだと思います?
料理は食材の素晴らしさから高くつくのも納得ですが、酒はもっと安く出来るのではないでしょうか?
■店舗情報
□12:00~15:00 18:00~23:00
□火曜定休
□駐車場なし
□逗子市逗子7-1-51
□046-872-1551
逗子銀座商店街を海岸方面へ直進、交差点を渡り、池田通りに向かい右折。古本屋と
鮮魚料理 満天の間の路地を左折(ここに看板あり)。
※このお店については
2006/07/19、
2007/03/01 の記事でも紹介しています。

2013/06/03 画像8点修整、5点リサイズ