さてセットが完了し、今日は撮影の日。
いきなりいつも止めてる駐車場からCDC(Center of Disease Contorl)のロゴが。
1階の会見場にしつらえたセットの周りにはエキストラがどーーんといます。
2階の僕らのラボからちょこっと撮影見学。
見ていると「あなたたちも写るかもしれないから、マスクしといて」とマスクを配られる。
まあ、野次馬役??
ウイルス感染の映画ですので、(CDCというのはアメリカ政府のウイルスなんかの感染を予防する機関です)エキストラもみんなマスクをしているわけです。
その後、映画に写ってても文句言いませんという文書に署名させられる。
写ってたらうれしいけど、絶対写らないと思う。ほとんどのエキストラの方はばっちりスーツで決めてるのに僕らは普段着だし。
撮影はワンシーンで映画ではたぶん1分位なんでしょうね。30分くらいで終了。テイクも2テイクぐらいで役者はギャグを飛ばしてエキストラを笑わしてるし、なんかリラックスムードでした。
さて笑えるのがこの後。ほっといて仕事をしてると同僚の一人が僕のところにやってきました。
てっきり仕事の話?と思ってると、「これみて!」となにやらIDカードを見せてくれた。
..............??????
おれやんか......
Lee Adam??
同僚が撮影を見学してて、エキストラだかスタッフが持ってるのをふと見て、僕の写真なのでびっくりして借りて持ってきてくれたらしい。
実はうちのビルで撮影するということでエキストラに応募してて、数週間前にスタジオに呼ばれて行ってきました。
そのときにスーツを着せられて写真を撮って、エキストラに選ばれたのだが(というかほとんど自動的)、あまりに拘束時間が長そうなので撮影は結局断って帰ってしまったのだ。
設定がLee Adam医師で、僕が断ったので別に呼ばれたエキストラがそれを受けついで今日撮影に参加してたんだと思います。
残念と言う気持ちもなくもないですが、今日のシーンなんて物凄い数のエキストラが居ても、実際の映画にするとほんの1分程度という現実を見ると、正直まあどうでもいいかーという気もします。
しかし、エキストラのIDカード、それも本物っぽいものを作るなんて、映画って芸が細かいですねー。(まあ結局、僕の写真のついたIDは別の人が使っているので、いい加減と言えばいい加減ですが)
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