11月になり自転車通勤もめっきり寒くなった。
10月は台風の連続直撃で、自転車通勤も大変だったが、モンベルのゴアテックスのレインウエアのお陰で、何とか乗り切ることができた。
しかし、冷たい雨の中走っていると、このまま冬の自転車通勤が乗り切れるかやや不安だが、すくなからず自転車通勤の同胞もいるので何とかなるだろう。
台風前夜の土砂降りの夜に、傘をさして(全く気休めだろうが)、スーツでままちゃりに乗っている若いサラリーマンや、あきらめてカッパも傘もなしで走っている学生に会うと、何やら気休めになる。
自転車通勤以外でロードはまったく乗っておらず、ブログネタもない。
寒いのでひきこもりのように本を読んでいる。
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「遺された者こそ喰らえ」とトォン師は言った: タイ山岳民族カレンの村で |
吉田 清 | |
晶文社 |
いつもながら、何の目的もなく旅ものや海外や田舎移住ものについつい手が伸びてしまうのだが、これは、タイの山奥の少数民族の村に住む50代のフリーライターの話。率直に書かれていて、東京に向かう電車の中で読みふけって、降りる駅を乗り過ごしてしまった。東南アジアの田舎でのんびり過ごしたいなあなどと思ってします。実際に定住すると作者のように色々大変そうだが、数か月滞在する分にはおもしろそうである。
もう一つは、平日なのについつい夜中まで読んでしまった。ミステリー物。
同じ作者の「犯人に告ぐ」というのを以前面白く読んだことがあり、手に取ってみた。
火曜サスペンス劇場みたいなのりもあるが、ついつい引き込まれてしまう。
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火の粉 (幻冬舎文庫) |
クリエーター情報なし | |
幻冬舎 |