おっさん先生と愉快な仲間のぶろぐ

先生って楽しい仕事だと思い続けることができたしあわせな爺っさまのつぶやきです。

少し、動き始めますか。

2022-06-16 14:47:00 | Weblog
 空白の二年間を充電の二年間にするための、少し外の空気を嗅いでみることにしました。

 企業の提供する教育機器は、それほど目新しいものはなく、プログラミングやSTEMとかいう「流行」のものが沢山ありました。

 デバイスは機能の違いがあるだけで、どの会社のものも、代わり映えがせず、結局は「価格」でしか判断できないのだと思います。

 先生が、楽になるものはあっても、子どもが楽しめそうなものが見あたらないから、教育委員会が、安く購入しても現場では使われるまでに時間がかかるのかな。

 基本のOSでやれMicrosoftだ、Googleだとばらばらだから、家で使うPCはMicrosoft、仕事場ではGoogle、タブレットはiPad、さぁ使いなさいと言われても、すぐにできるとは考えられないのじゃないかな。

 せっかく機械を買ってくれたから頑張ってるんだろうな。
 
 学校が家庭より進んだ機器があった昭和の時代に比べ、家庭で手に入りそうなものばかりしかない令和の学校の設備環境は厳しいなというのが実感です。

 学校で隣の子どもとも、あまり話せず、静かに黙々と食事をして、淡々と放れた距離で知識をデジタル教科書で手に入れ、その後校庭の遊具まで、コロナで使えなかったら、子どもたちにとったら「公立学校の魅力」って何なのでしょうね。

 学級にいることで起こる様々のトラブル、煩わしい人間関係から逃避して、家でネットの中に入ることの方が楽しいと感じる子どもが生まれないかな。

 確かに、煩わしい人間関係がなければ葛藤や後悔などを経験することもなく、安全な生活は保障されるだろうね。。

 でも、communicationにおける配慮や気配りのスキルを得る機会も減ってしまうように思うのだけど。

 子どもたちが、いつもひとりぼっちでいることを好む、いつも「私」が主語の生き方にならないかな。
 「あなた」を主語にする生き方も大人になれば、必要になるようにも思うのですが。

 かつて英語の授業の時、自分の意見を伝えるのに「you」を主語にするのが欧米では一般的だと聞いたことがあるように思います。

 相手意識が身についていないのに相手の気持ちを読み取ることなどできないはずですから。



少し飛んでみますか(笑)







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