Classroom Indoor Green(教室で緑を楽しみましょうという筆者の造語です笑)を提唱していた元教師として
夏休みに帰ってくる孫や子どもたちのために「じいじのセダムづくり」を押し付けようと考えています。
屋外で「花を育てる」ことは定番の考え方なのですが、コロナ禍で少し変化が起きているようなのです。
飼育係や生き物係の仕事が減りました。
そもそも学校に来ない子まで出てきていると聞きます。
学校に「癒し」が少なくなっているのかも、と考えました。
古い話ですがコレラが産業革命の後、ヨーロッパで起こると、
ヨーロッパでは、従来の考え方生き方に対する見直しが始まりました。
ルネサンスという文芸復興と呼ばれる「古い時代」の生き方、文化への見直しというか憧れが生まれ、
古代ローマやギリシャの人たちの哲学や生き方、考え方をライフスタイルの中に取り入れるようになったと言われています。
今テレビなどでも日本の縄文時代への注目度が、密かに広がっているように思います。
SDGsと言われる環境への意識変革が行われ始めた世界にコロナ禍が起こりました。
コロナ禍後に様々な変化、経済的なもの、権威やタブーに対しての意識の変化、そして核戦争の脅威まで始まってますが、
「日本の縄文時代」という「とても古い平和な時代」への注目は、
コロナ以後のライフスタイルを考えていく上で注目すべきことの一つだと思います。
一万年も続いた平和な時代が古代の日本のにはあったことが近年の調査で明らかになっていましたが、
「日本で平和な争いのない時代が一万年も続いた」ということは世界では例がない珍しい出来事なのだということなのです。
現役の時六年生での歴史の時間には、縄文時代は狩猟の社会とは教えていましたが平和な社会だったとは知らなかったし
世界どこでも同じだろうぐらいに思っていました。
特に東北や北海道の遺跡の調査では、「定住して、石器の農具はあったが武器は作られなかった」ことが判って来たようですね。
「なぜ」そんなに長い間平和を保てたのかは、これから解明されていくはずですが、
争わなくても生きていくための水と食料が日本には豊かにあったことが考えられますね。
こんなことを子どもたちに考えさせることも大切ですね
コロナ禍以後の小学校生活を豊かにするために、
孫たちには草花や穀物を育てる行為や食べ物を作る行為に注目させたいのですが
屋外での作業や水やりは楽しい仕事ではないようですね。
パソコンに向かってスクラッチをプログラミングする方が楽しいそうですが
今年の夏のじいじは一味違うところを見せたいと思っています
indoorグリーンという考え方は北欧等ではインテリアデザインとして定着しています。
日本の家庭で部屋の中で花を育てるという文化は
虫や土を室内に持ち込ませないという「清潔さ」を大切にしてきた
日本の文化とはなかなかなじまないものだったのですが
こうしたことも、孫がやるならばあばも許してくれるはずです。
学校ならもっと簡単にできるはずですよね。
掲示物の内容に四苦八苦するより
教室を「癒しの場にする工夫」も
「係り活動を楽しくやらせる工夫」も
できるはずですよね。
自分手で育てた、植物を教室のインテリアとして育てるという考え方を
セダムという多肉植物を使って考えてきました。
今度の夏休みは100均ツールを使ったセダムの育て方を孫たちに伝授しようと思ってます。