おっさん先生と愉快な仲間のぶろぐ

先生って楽しい仕事だと思い続けることができたしあわせな爺っさまのつぶやきです。

ゼミノート 01

2010-06-10 13:33:10 | Weblog
 さて今日のPTAの皆さんとの話し合いについて
いくつか思うことを書いておきます。

今学校現場では地域や家庭から
「通学路にハチが出る」「学校の校門の前に鳥が死んでいる」という苦情や
「あのことは同じクラスにしてほしくない」「あの先生をかえてほしい」といった申し出まで、
いろいろな要望が投げかけられています。

現象としてのそれらをクレーマーと呼ぶことはたやすいのですが、
僕がその向こうに見えるものは 「孤立」という文字です。

地域の中での孤立、家庭での孤立、職員室での孤立
こうした状況と守秘義務と情報公開の板挟みの中で、
「学校が悩んで」いるのかもしれません。

また「親が悩んでいる」のかもしれません。

定年を後何年かに控えた先生たちの中には、
まだ青年時代の情熱と夢を追いかけている人もいるのかもしれませんが、
あまり多くないというのが悲しい現実なのかもしれません。

こうした現状は新しい先生たちの行動でしか打破できないのでは、
と考えていました。

だだ新しい先生は「コミュニケーション」をとる力が弱いように見受ける場面がありました。

人と人とが信頼関係を結ぶ力は教師として大切な力だと思います。
実習を終え、あとは「新しい先生」を目指すだけの皆さんに、
今日は「おばちゃんたちと本音で話す」ことを目標に
ゼミを行ってもらいたいと思っています。

みなさんが何かをつかめる時間にしてほしいとおもつています。

テーマは

①近所のコンビニから
「お宅の学校の○○くんが万引きしたから親に電話をしてほしい」といわれたときの担任(院生)の対応と○○くんの保護者(PTA)

➁担任に連絡帳で苦情を伝えていたのに担任(院生)は忙しくて見ずにそのまま連絡帳をかえしたときの担任の対応と保護者の反応 (PTA)

の2点にしぼります。
コメント
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