おっさん先生と愉快な仲間のぶろぐ

先生って楽しい仕事だと思い続けることができたしあわせな爺っさまのつぶやきです。

ある日

2010-10-25 09:58:55 | Weblog
 ICT活用公開授業参観の報告者が運動会準備で遅れるため、
今回のゼミは「試行錯誤」をテーマにフラッシュカードの作成に取り組んでもらいました。

最初のグループ分けや進め方に、
エンカウンターの手法を用いてみました。
誰か気づいてくれたかな?(笑)

 作業の流れを確認させ、全員が理解した上でリーダを決める、
グループでのの達成感を感じたらシェアリングを自分たちで行う。
こんな流れのつもりでした。

 フラッシュカード作成については
「実施したい教材の発見」が大切ですが、
今回のみんなの取組を見ていると「演じ方」(指導の仕方))がイメージできていないように思います。

「頭の中で想定していること」と「実際に指導すること」には当然違いがありますが、
院生同士でシミュレーションすることにより、その溝が埋められると思っています。

 カードの内容をいろいろ工夫しても演じ方がまずいと、
小学校の場合は受け入れてもらえないことが多いようです。

デジタル化もそういう意味では興味付けの一つですが、
操作が下手(提示に手間取る、機器操作の不慣れ)だと逆効果の場合もあると言うことです。

 パワーポイントを活用すれば記号や図 写真も簡単に活用できると思いますので、
PPが得意な院生は作っておけば、活用できる機会があると思います。

またいつかの機会にモジュールでのフラッシュ使いの達人をよんできてやってもらおうと思っています。

 1年 では ひらがな カタカナの読み 漢字 2年では九九 3年でローマ字
 4年で音符 5年で地図記号 6年で国旗 天気記号 英単語の発音 等々教材の開発はいろいろできると思います。
「短い時間に時間にテンポ良く繰り返して声を出すことにより、
授業へのレディネスを高める」ことが主眼ですので
「スピードとテンポ」は大切ですが、tさんの意見のように「書く」「まとめる」「話す」といったことで、
新しい取組も行われています。(教材を作る手間を省くと言うことでDSも活用されています)

 「自分が使いたい教材を自分で作る」っていう作業は
結構楽しいものだと思います。
今あるものを誰かに教えてもらうと言うことも大事ですが、
自分で作ってみようと思う気持ちが僕は好きです。

不十分なコンテンツを「自分が使いたい良いコンテンツに育てていく」そんな姿勢をもってほしいと思います。

時間やそれを作れる技術がないとき、すぐに今あるものを探そうとしないで、
周りにいる仲間に呼びかけて、「あなたたちの教材」を何か作ってもらいたいなって思いました。

 次回のゼミの題材は「学級通信」にしたいとおもっています。、
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新しいものへの挑戦

2010-10-13 23:54:23 | Weblog
  昨日、全国発表を間近にした中学校での公開授業研究会に参加した。

新しい概念を小中学校の先生たちが協働してカリキュラム化するという取組で
3年間の文部科学省の研究開発指定を受けての研究を進められている。

シチズンシップ教育は「市民の時間」として授業をどのように作っていくのかを、
またモジュール学習は「授業へのレディネス」や
「意欲や集中力の喚起」として授業前の短時間に行うことの有効性についてを、
全市の取組として研究されている。

もうすぐ研究発表会があります。

研究発表会の宣伝だけでは学びがないので、いつもの 気になったことをひとつ。

小学校・中学校合同での事後研究会に参加したのですが、
それぞれの校種の違いを超えて話し合う事への取組は大切だと思います。
ただ、それを有効に機能させるためには
、いくつかの壁を乗り越えなければならないような気がしました。
今度のゼミのテーマにしたいと思っています。

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秋です

2010-10-05 13:15:39 | Weblog
昨日は前にいた小学校の運動会だったので「来賓」(笑)として
参加しました。 秋とはいえ、「来賓」は何もすることなく、背広
姿で暑いテントの中にじっとしているのは苦行以外の何者ではありませ
んでした。

運営や指示がやけに気になるのですが、もう部外者なので何も口出
しできないことが歯がゆく、暑いことを理由にそそくさと退出しま
した。何か寂しさを感じる瞬間でした。

なぜか、ぎっくり腰になってしまいました。
今日も、まだ、なんか調子が良くありません。毎日運転するようになっ
たこと体重増加が原因のように思いますが???、やっぱし不道徳な生活
が良くないのでしょうか・・。最近はまじめにしているつもりですが。

あなたも そのまま腰が曲がってしまうのじゃないかしら・・・と
心配そうなふりをして、残酷な言葉を浴びせかける友人もいます。

僕も腰が曲がってしまうのでしょうか。その前に出すぎたおな
かが支えになってくれるとは思っているのですが。

こうやって、だんだんみな老いていくのでしょうね。

老いは気持ちから始まると聞いていましたが、気持ちがおいれ
ばすべてが終わるような気がします。

教室に来ている中3生が、夏休み明けから髪を染め、急激に
変わり始めました。という相談を受けました。

髪の毛を変えるとか反抗的になるというのは「たすけてくれ」
というサインなんですけどね。助けてくれる信じていた先生に
失望してしまった子どもの典型的なパターン・・かな。

本質は寂しがり屋で自分をいつも見ていてほしいかわいい子な
んでしょうね。きっと「ワル」ぶったことがはじめてなので、
教師も軽く考えてそのこのことを軽く考えているのかもしれません。

結局は中途半端、それなら、教師への憎しみをバネに見返すこ
との方が建設的な考えかもしれませんね。

ヤンキーのボスになっても誰も驚かないし
友達からはさげすまれるかもしれない・・。

陳腐かもしれないけど
それよりは高校や大学に入ればいいのです。
意外とこれは簡単だと思います(笑)

周りのさめた友達は「こそ勉(こっそり勉強)して、いい高校受
かって先生をみかえしてやったら?」と言ったそうです。
上手に言いますよね。

今の女の子ですね。けどこの子の考え方も本当は病んでいるのかも
しれません。
学校という仕組みの中に、「哲学」といったものが必要な時代にな
っている気がします。

「知識」を教えることに必死で、その代償として「学歴」を子ども
たちが得ることを誇りにしていた教師たちが、今、敗戦直後の教師
と同じように、今までの自分たちの行ってきた「精神論」の崩壊を目
の当たりにして、なすすべもなく立ちつくしているように思えます。

学校を元気にできるのは、今僕の前にいる学生たちなのかもしれませ
んが・・。なかなか難しい仕事です。
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