校内研究会での思い
「好きなこと」を研究するのは難しくなってきているように思います。
けどやり続けてほしい。
学校現場で行われる研究会は校内研修として位置づけられていることが多く、
研究課題や内容等は研究推進部会や
前年度からの引き継ぎという形で決定されいることがあります。
研究したいことを研究するという体制ではなく、
研究しなければならないことを研究するというのが一般的です。
よい悪いは別にして「好きなこと」を研究するということは、
難しくなるということです。
学校では課題解決のために
研究しなければならないことを優先するから、
個人的な研究は自分で時間を作って行わなければならなくなります。
例外的に自分の研究したいことと
学校の研究したいことが同じ場合がありますが、
多忙感から自己の研究を疎かにしている場合もあると
いってもいいのかもしれません。
いわゆる教育委員会主導の研修も
あるのですが、あくまで研修であり
研修内容等に指定や制限がある場合が多いので、
時間外に研究を自主的に行うという姿勢が必要になってきます。
形骸化された校内研究会はまもなくなくなっていく・・かもしれない。
この間のフィールドワークでも
KJ法について、初めて経験した等の話を聞いたのですが、
そこに示したように
研究会の方法については、各地で見直しが行われています。
授業参観の後、「○○先生、ありがとうございました。
今日はとっても子どもたちが元気な様子がわかり、
楽しい授業でした・・。」という慣用句に始まる
全員による感想発表会的な時間を過ごすことに
疑問を感じ始めていろいろと模索をしています。
議論し課題を明らかにすることや、
ワークショップで次につながる何かを作り上げていくという試みは
各地の教育センターで数年前から行われはじめ、
今、現場で浸透しつつあります。
ただ、なれていないということも事実で、
まさに転換期が今だと思います。
ここ五年の間に形骸的な校内研修会は
それらを維持してきた人とともに消えていくと思いますが、
新しい方法がまだ定着していないのも事実なので、
それを見つけていくのもあなた達の使命だと思います。
一つのアプローチとしてICTの活用も考えてきました。
職員室で一人一台のPC環境が構築されると言うことは
デジタルカンファレンスが可能になると言うことであり
「チャットや掲示板」の環境と操作スキルがあれば
「集まらなくても研究はできる」のではというアプローチです。
学校現場における校内研究会の目的って何だろう
校内研究会では、最後に研究主任か教務主任がまとめて、
教頭か、校長が一言話します。
定番ですから僕が話すときは
またやという顔を先生たちがしていたのもうすうす感じていました。
その時、僕は同じことを考え続けてきました。
「で、皆さんは、今日の研究会を終えて、
明日から子どもたちを変えていく自信がついたでしょうか?
今日の研究会から、
それぞれの授業を深めていくヒントを得ることができたでしょうか?
もしできなかったら次回こそそうした研究会にしてください。」
学校における研究会は研究のための研究会ではないような気がします。
またその方が良いように思います。
実践に結びつかせるための研究会になってほしいなと考えていました。
そうした研究会を作り上げていくのはあなたたちだと思っています。
「好きなこと」を研究するのは難しくなってきているように思います。
けどやり続けてほしい。
学校現場で行われる研究会は校内研修として位置づけられていることが多く、
研究課題や内容等は研究推進部会や
前年度からの引き継ぎという形で決定されいることがあります。
研究したいことを研究するという体制ではなく、
研究しなければならないことを研究するというのが一般的です。
よい悪いは別にして「好きなこと」を研究するということは、
難しくなるということです。
学校では課題解決のために
研究しなければならないことを優先するから、
個人的な研究は自分で時間を作って行わなければならなくなります。
例外的に自分の研究したいことと
学校の研究したいことが同じ場合がありますが、
多忙感から自己の研究を疎かにしている場合もあると
いってもいいのかもしれません。
いわゆる教育委員会主導の研修も
あるのですが、あくまで研修であり
研修内容等に指定や制限がある場合が多いので、
時間外に研究を自主的に行うという姿勢が必要になってきます。
形骸化された校内研究会はまもなくなくなっていく・・かもしれない。
この間のフィールドワークでも
KJ法について、初めて経験した等の話を聞いたのですが、
そこに示したように
研究会の方法については、各地で見直しが行われています。
授業参観の後、「○○先生、ありがとうございました。
今日はとっても子どもたちが元気な様子がわかり、
楽しい授業でした・・。」という慣用句に始まる
全員による感想発表会的な時間を過ごすことに
疑問を感じ始めていろいろと模索をしています。
議論し課題を明らかにすることや、
ワークショップで次につながる何かを作り上げていくという試みは
各地の教育センターで数年前から行われはじめ、
今、現場で浸透しつつあります。
ただ、なれていないということも事実で、
まさに転換期が今だと思います。
ここ五年の間に形骸的な校内研修会は
それらを維持してきた人とともに消えていくと思いますが、
新しい方法がまだ定着していないのも事実なので、
それを見つけていくのもあなた達の使命だと思います。
一つのアプローチとしてICTの活用も考えてきました。
職員室で一人一台のPC環境が構築されると言うことは
デジタルカンファレンスが可能になると言うことであり
「チャットや掲示板」の環境と操作スキルがあれば
「集まらなくても研究はできる」のではというアプローチです。
学校現場における校内研究会の目的って何だろう
校内研究会では、最後に研究主任か教務主任がまとめて、
教頭か、校長が一言話します。
定番ですから僕が話すときは
またやという顔を先生たちがしていたのもうすうす感じていました。
その時、僕は同じことを考え続けてきました。
「で、皆さんは、今日の研究会を終えて、
明日から子どもたちを変えていく自信がついたでしょうか?
今日の研究会から、
それぞれの授業を深めていくヒントを得ることができたでしょうか?
もしできなかったら次回こそそうした研究会にしてください。」
学校における研究会は研究のための研究会ではないような気がします。
またその方が良いように思います。
実践に結びつかせるための研究会になってほしいなと考えていました。
そうした研究会を作り上げていくのはあなたたちだと思っています。