おっさん先生と愉快な仲間のぶろぐ

先生って楽しい仕事だと思い続けることができたしあわせな爺っさまのつぶやきです。

ゼミノート02

2010-08-31 13:40:55 | Weblog
9月2日(木)の天気は今のところ晴れです。

s君、y君、yo君の3人には、夏休み中のハードな準備
ご苦労様でした。

教師用のしおり作成という一つの区切りまで
しっかりやってもらえましたね。

後ははたして3人の教師役の言うことを
6人の児童役のみんながどれだけ聞くかですね(笑)。

朝の7時前に集合という現実にはあり得ない設定でのスタートですが、
安全第一、健康第一でやりましょう。

さて今回のゼミ「林間学習に行こう」について、
いくつか思うことをかいておきます。

今学校現場では時々「高学年は持ちたくない」
「高学年は大変だから・・。」という声を聞くことがあります。

生徒指導や保護者対応はどの学年でも起こりうることですから、
こうした言葉を出す先生たちの気持ちは
生徒指導や保護者対応の困難さから出てくるものではありません。

学校の取組として行われている種々の行事、
いわゆる「学校行事」の取組が重荷と感じている場合があるのです。

最近の新しい流れ(英語や情報)などは一定研修等が行われていますが、
「5年生で林間(臨海)学習にいく」とか「5年生でスキー学習に行く」とかといった
「自然体験学習」や「6年生として各行事(学習発表会・音楽発表会・図工展)で発表する」ということや
「6年生として学校のリーダとして行動させる」ということにプレッシャーを感じるようです。

 こうした取組については、
かつては「こだわりを持ち、熱意を込めて取り組もうとした」誰かが学校にいて、
そうした先生を中心に意欲的にすすめられていたものもあったのですが、
いつの間にか形骸化し「○年生だからしなければならない義務的なイベント」
という色彩になってしまっているものも少なくありません。 

若いあなたたちにはあなたたちの感性で
こうした学校行事を見直す視点を持ってほしいと考え、
「林間学習に行こう」を行います。

今多くの学校で、学校行事の見直し(精選)が行われ、
その結果自然学習は修学旅行と同じ頃に取り組むと言うことで
5月末や6月当初が一般的です。

4月にもし、あなたたちが5年生の担任になったら、
最初に取り組むはずのものです。

でもその学校での取組が「○年生だからしなければならない義務的なイベント」として
継承されているのなら、何も学ぶことができないまま、
多大な労力と負担感のみを感じるのかもしれません。

そうしたことにならないためにはどうしたらいいのか? 
そのあたりの課題意識を持って取り組んでもらえればと考えています。 

かつては「こだわりを持ち、熱意を込めて取り組もうとした」誰かに
あなたたちになってもらえれば・・。というのが本音ですが、
そうなるためには「感動」が必要だと思います。

この1泊2日で「感動」が生まれるといいですね。         

コメント
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