ICT機器を授業のツールだという認識をする学者さんや教育行政関係者は、ようやく増えてきたが「なんのためのツールか」という議論が深まらないため、「やれ、省力化」だの「やれ効率的」だの指導方法とはかけ離れた、「個人の生き方とはかけ離れた国家が求める生き方に即応する市民(国民)づくりに寄与できる模範的な教師」「国力増強」「経済立国日本の復権」だのペスタロッチが生きていたら激怒する(笑)世界に学校教育が向かっているのかな。
「おもろい授業」しか追究しなかった教師の遠吠えです。
「なんのためのICTツールか」という問いを深めない教師は間違いなくAIに駆逐され、日本では、教員生活の最後まで子どもたちの前に立ち続けるのが困難な時代がまもなくやって来る予感がするのです。
30年ほど前、PCに関わった時そんな予感からSSTを始めました。そこしか教員が生き残れる場所はないと思ったからです。モラルも同じです。
国鉄民営化という「時代の流れ」が国鉄の切符切りを駆逐し無人駅を増やし「効率化、省力化、エコロジー」が声だかに叫ばれ、消えていったことをを知っている世代の妄想のはずでした。
国鉄民営化を進めた中曽根さんの記事が今朝の新聞に載っています。
「偉大な政治家」だったそうです。間違いなく、政治家としては偉大ですか、公務員として働いていた、「国鉄」の人たちは、どんな思いをしているのかなとふっと思いました。
大きな「時代の流れ」が教育現場を襲いそうですね🐌💨💨