アメリカで起こったことは、10年経ったら日本でも起こるとよく言われますがこの本が示してくれた現実が、日本でも起こったということですね。
5年ほど前にでた本ですが、情報社会が進めば「何が真実なのか」を迷うときがくると示してます。
数字や統計のマジックに引っかかる事の怖さや情報を意図的にコントロールすることができることそれが、マスメディアに攻撃の矛先を向けたことは、10年前のアメリカでした。
それが、アメリカの混乱のひとつの原因になっのかも知れませんね。
マスコミというスポンサーつきの会社を作らなくても、個人が情報を意図的発信(フェイクやファクトとして)できる時代になった国で、どうすれば真実を見きわめる力(ファクトチェック力)ができるか、については、事実に基づかない真実をうのみにしないためには情報だけでなく自分自身を批判的に見る力が欠かせません、と言ってます。
少し分厚い本ですが、ある意味での今後のメディア教育の方向を示してくれた本で、今の日本を考えるにはいい本だと思います。
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