なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

やっぱり最後は茶汁で〆!

2021-05-04 06:00:48 | 植物

やんたんの集落はのどかな山村。
小川のほとりをのんびり歩くと、道や小川の脇に色々な花が現れます。

まだ緑のオオデマリ。フレッシュグリーンが爽やかです。


もうゲンペイコギク(ペラペラヨメナ)が沢山咲いていました。


白から赤に変わるので、咲き始めは白が圧倒的優勢ですね。
少し混じる赤が可愛いです。


どこでも咲いてるツルニチニチソウですが、紫の群落にはつい目を引かれます。
仲良く2輪並ぶ花。


紫といえば、キランソウがあちこちで咲き始めています。
地面にへばりつくように咲く姿を「地獄の釜の蓋」に例えた人は想像力が豊かすぎですよね。
花はお人形のように可愛いのに。


天ぷらにしたら美味しいカキドオシ、シソ科なので香りがいいです。
こちらの花も、お人形タイプですね。


水辺にはユキノシタの蕾がニョキニョキ。真っ赤なのでよく目立ちます。


一番勢力が強かったのがやはりシャガ。この時はあっちもこっちもシャガだらけ。
(今はもうほぼ終わっていますが・・・)
がんばって綺麗な感じで撮ってみました。




そして、宇治田原と言えばやはりお茶!
今はちょうど新芽のシーズン。
そろそろ新茶の茶摘みです。


ほどよく疲れてたどり着いた「宗円交遊庵やんたん」。
こちらで早い昼食をいただきました。広い食事スペースを独り占めです。
メニューは、宇治田原名物の「茶汁」。
おわんにお味噌や野菜などを入れ、上からお番茶を注いだお汁です。
茶農家さんがお昼ご飯に食べていたとのことで、隠れた郷土料理だそうです。



真の右下の大きな汁ものが茶汁。
中には地物のシイタケや青物、野菜にお餅やそうめんがびっしりはいり、手前には味噌玉。
そこにお店の方が、香り高い熱々の番茶をなみなみと注いでくださいます。
これを、お味噌を崩しながら、自分で味付けしていただきます。
このお汁だけでもボリュームたっぷりなのに、山盛りご飯の上にはお茶の葉のふりかけ。
小鉢には鶏肉と野菜のたいたん、切り干し大根の煮つけ、写っていませんがお茶の葉とちりめんの佃煮。
お腹ははちきれそうになりましたが、とてもヘルシーで健康に良さそう。
この翌日から緊急事態宣言で閉館になるとのことで、本当に駆け込みでした。

また来ますね!と約束してやんたんを後にしました。
早朝から色々な場所をウロウロしましたが、時刻はまだ正午。

さて、なつみかんはこの後どこにいったのでしょうか。
(そんなん知らんがなというツッコミが聞こえそう・・・)

【撮影:2021/4/24  宇治田原町】

コメント (10)
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