なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

ヒメハギとの偶然の出会い

2021-05-05 06:28:05 | 植物

緊急事態前日の休日、やんたんを散策した後、栗東自然観察の森に行く計画。
やんたんから栗東は・・・ナビでみると下道で1時間弱と出てきました。
わざわざ高速を使うまでもないかと、ナビをセットしいざ出発!
しばらく走るとナビが「次の交差点を左折です」。
信号もない田んぼの中の道だったので、「?」と思いながらも素直に従いました。
すると、そのあと、100m先を左折です、70m先を右折ですetc.と、どんどん狭い道に誘導。
ついには1車線あるかないかの山道に「このまま道なりです」と追い込まれてしまいました。
めっちゃヤバイかも!
いうのも、地元の宇治もそうですが、ひとたび山に入ると、幹線以外は落石バンバンの細い道。

車の運転が得意な星夫が一緒でも、心臓がバクバクなります。
ましてやこの日は私一人。迷わず、少しスペースのある場所でUターンして元の道に戻りました。

そのあとは少し遠回りでしたが、国道と県道を通って無事栗東に到着しました。
・・・といいたいのですが、その前にトラブル発生。
原因は、やんたんでいただいた茶汁です。
見ての通り、なみなみと入ったお汁。その上、お料理にもお茶が沢山で、カフェインも(多分)たっぷり。
・・・というわけで、当然のごとくの生理現象。
でも山の中にコンビニがあるわけでもなく、困った!と思った時に現れたのが「こんぜの里未来館」の看板。
よく分からないけど、野外活動センターのようだったので、迷わずGO。
お陰様で洗面所をお借りでき、事なきを得ました。ホッ。
折角なので、付近の散策路を少しだけ歩きました。そこで見たのがこちら。
(前置き、どんだけ長いねん。読んでくださった方、本当にありがとうございました。)



写真で見たような気もしますが、名前を思い出せません。
細かい砂利の階段の隅に結構沢山咲いていました。
スミレの葉と比べたら、小ささがお分かりかと思います。


結局家に帰ってから調べてようやく名前が分かりました。
これぞ、ヒメハギ(ヒメハギ科ヒメハギ属)!
名前は聞いたことがありましたが、実物がこんなに小さい花だったなんて驚きです。


すごく変わった形の花ですね。
松江の先生のサイトを見てみると、羽のように2枚あるピンクの部分は副萼片。
中央の筒状が花弁、もじゃもじゃの部分は花弁が変化したものだそうです。

同じ場所にはウワミズザクラも沢山咲いていました。




寄り道してよかったです。
ちなみに、「こんぜ」という変わった名前は「金勝」と書き、金勝寺や奇岩連なる金勝アルプスが有名だそうです。
今回行き方が分かったので、いつかハイキングに行けたらいいな~と思いました。

ここから目的の栗東自然観察の森までは15分ほど。
今度こそなんのトラブルにも見舞われず、ちゃんと到着しました。

ハルジオンがお出迎え。


竹垣の道を進むと・・・


名残のヤマブキに


細い花弁のツツジが。
これは花車という品種のようで、この時にこちらで咲いていたのはこの品種ばかりでした。


そしてネイチャーセンターで受付を済ませ、今日の目的の花を見に出発です!
あれ、このセリフ、前にも書いたような・・・
さて、今回はどうだったでしょうか。

【撮影:2021/4/24  滋賀県栗東市 こんぜの里、栗東自然観察の森】






コメント (14)
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