少し前から咲くかな~咲くかな~と気になっていたお花がこちらです。
そう、テイカカズラです。
もう何度も投稿したので、覚えてくださっているでしょうか。
ではクイズです。
第一問。テイカカズラは何科でしょうか?
はい、キョウチクトウ科ですね。
見ての通り、5枚の花弁がプロペラ上にねじれて咲く姿が特徴的です。
こちらの花も「ジャスミンに似た芳香」があり、咲いているだけでわかるということですが、
このくらいの花の数ではよく分かりませんでした。
では第二問。テイカカズラという名前の由来は何でしょうか。
はい、恋人の式子内親王の死を悲しんだ藤原定家が、死後も忘れられずに生まれ変わってお墓に絡みついた、
という伝説が由来ですね。
亡くなってからもストーカー行為とみるのか、男子の執念とみるのか・・
ちなみに上の写真には赤い葉が写っています。
これは、春先に常緑樹の葉の一部が紅葉して落葉し入れ替わるところなんだと思います。
クスノキなどもそうですね。
別の場所にて・・・
うん、なかなかの風情ですね。
成長すると、結構な太さの木になるそうですよ。
こちらは緑が綺麗なテイカカズラ。
まだ咲き始めなので、青々した葉のほうが目立ちます。
生え始めは1㎝程度の小さい革質の葉ですが、成長するにつれてこのように大きな葉になるようです。
そこで見ていただきたいのがこちらです。
クイズ第三問、この木はなんでしょうか。
じいちゃん庭のいたるところを這いまわるつる性の木。
みん花に入って一番最初にしいちゃんに教えていただいたのがこの木の名前でした。
これは、チリメンカズラですよって。
で、そのチリメンカズラ、調べてみたらテイカカズラの矮性種なんですね。
本当はもっと小さくて縮れているようですが、のびのび育つうちに、先祖返りしてきたようです。
それでも葉の大きさは純正テイカカズラに比べたらはるかに小さいです。
新芽が出てきて元気いっぱいです。
これって花は咲かないのでしょうかね~
いずれにしても広がりすぎているので、一部を残して整理しなくては・・・
そして見ていただきたいのがもう一種類。
うん、テイカカズラみたいだね。
って、よく見てくださいませ。一部の葉の色が赤じゃなくてちょっと白っぽい?
これもクイズにしましょう。第四問、この木はなんでしょう。
こちら、駅前の植え込みで大増殖したハツユキカズラでした~
緑、白、ピンクの取り合わせが独特で、最近グラウンドカバーとしても人気があるようです。
近くに大きなケヤキの木があったので、上ってしまったんですね。
調べたら、テイカカズラの園芸品種とのこと。
なるほど~です。
花の写真を見てみましたが、これはもうテイカカズラそのものですね(笑)
ということで意外と身近なテイカカズラでした。
でもキョウチクトウ科ということは、全身これ毒まみれ~
食べてしまうと、麻痺や嘔吐など起こるそうなので、十分お気を付けくださいね!
なお、テイカカズラの花期は意外と長く、1か月後くらいまではあちこちで見られると思います。
満開のテイカカズラを見かけたら、そーっと写真を追加するかもです。
【撮影:2021/5中旬 宇治市】