なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

天岩戸のヒメたち~大江紀行(1)

2021-05-13 21:53:30 | 植物

今年のGWは緊急事態宣言発令中ということもあってほぼ地元のお散歩に終始しましたが、一日だけ少し遠出しました。
遠出と言っても京都府内、高速で2時間足らずの場所です。

その場所は、福知山市大江の元伊勢。
去年12月に行ってしっかりパワーをいただいてきた場所です。
その時のブログにも「次はぜひ春に行ってみたいと思います!」と書いていました。
(その時の記事はこちら
さて、予想通りの光景に出会えたのでしょうか!?

前回同様石段を登って元伊勢内宮 皇大神社に参拝。
御祭神の天照大神にしっかりコロナ収束をお願いしました。
次に向かったのが日室ヶ岳遥拝所。
あの見事な三角の山は緑色に変身していました。

ここから山道を少し歩くと天岩戸神社があります。
お天気が良かったので神社の前の淵も輝いていました。


岩の上にある社殿。
若い人は鎖をつたって登っていました。
私は下からしっかりと拝みます。


で、今回のお楽しみは参拝もあるのですが、その前後の山道に咲く花たち。
前に行ったとき、ここには何か咲きそうという予感がありました。
実際どんな花が咲いていたかご紹介しますね~

一番咲いていたのがこの白い花。
一瞬スズシロソウかと思ったのですが、それよりなよなよと優し気。
少し時期が遅かったのか、もう細長い実になりかけている株も。
こちらは、ハクサンハタザオ(アブラナ科ハタザオ属)のようでした。
もちろん初見!
写真を沢山撮ったのに、暗いのと揺れるのとで、全滅・・・(泣)


次に沢山咲いていたのがこのマンネングサの仲間です。
これぞ水も滴る岩場に咲く、ヒメレンゲ(ベンケイソウ科マンネングサ属)。
天岩戸神社に向かう階段の脇などでも群生。黄色いのでよく目立ちます。




そしてもう一つのヒメがこちら。
なんとヒメウツギが沢山自生していました!!
こんな感じで、斜面から垂れ下がるように沢山・・・


大好きなヒメウツギの自生がみられるなんて大感激でした。


あとはキランソウに


タニギキョウ


ヤマルリソウも! 明らかにピンぼけですが、咲いていた記念に・・・(笑)


最後にフジをお供に日室岳を拝んで、この地を後にしました。
この時期、山のいたるところでフジの花が満開。
こんなにフジの蔓に覆われて元の木は大丈夫なのかなと心配になるほどでした。



このまま帰るのもちょっと勿体ないので、大江山の方に少しだけ行ってみることにしました。

【撮影:2021/5/3  福知山市大江】

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近くで見た鳥さんたち

2021-05-13 05:40:19 | 鳥さん

冬鳥が北の国に帰り、小鳥たちは青葉繁る木々に隠れて声はすれども姿は見えず・・・
そんな中でも、私の前に姿を見せてくれた町の鳥さんたち。
いつも携帯している愛用のコンデジでパチリととらえたその様子をどうぞごらんくださいませ。
どれも遠くて小さくてボケているのはご容赦を!

水路で足湯ならぬ足冷やし中のマガモ夫婦。カモ科Anas属
北に帰らないのでしょうか・・・


同じ場所。水を飲みに訪れたセグロセキレイ(セキレイ科セキレイ属)


こちらはキョロキョロ警戒したまなざしであちこちを見ています。
セキレイの幼鳥でしょうか。
落ちたのではなくどこかから飛んできたようですが、こんなところにいて大丈夫!?


近くを歩いているあの鳥は何?
お久しぶりのイソヒヨドリ(ヒタキ科イソヒヨドリ属)の雌でした。


ここは手ごろな流れがあるので、カラス、ハト、スズメの大きさ見本トリオの姿が毎日みられます。
でも、このように色々な鳥の姿がみられるのは珍しいです。
近くの公園で咲いていたベニバナトチノキの花。


ところ変わって、風が強い日に池に降り立つダイサギ(サギ科アオサギ属)。
羽が逆立っていますね。


近くのフェンスでは今一番よく見かけるムクドリ(ムクドリ科ムクドリ属)です。
思ったより細面で、くちばしが長くて鋭いですね。


キツネアザミが咲き始めました。


満開のオニタビラコ。


カメラを向けたら、飛び立ったハト(ハト科カワラバト属)


至る所でみかけるこのタイプのハトはドバトだと思っていましたが、カワラバトが本名だそうです。
ハト科カワラバト属。
生活力・繁殖力があり、都会にしっかり適応しているカワラバト。
ここは山科川ですが、これまでも投稿した通り沢山のハトがここで過ごしています。
餌を持って近寄ると、体中にハトをくっつけることになります。

ここにもまだいた。お昼寝中のマガモ。


ちょろちょろ木の陰に小鳥。見えないと思ってくつろいでいたメジロでした。
この強風の中、羽が逆立っています。


最後はコシアカツバメ(ツバメ科ツバメ属)です。
胸のごま塩羽と、土でできた巣が特徴的。

つぶらな瞳がとても可愛いです♡


【撮影:2021/4下旬~5/上旬 京都市、宇治市】

コメント (14)
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