タイトルが長くなりすぎるので省略しましたが、今日から宇治川Weekly散歩5月初め編です。
去年の今ごろと同じく、今年もGWのお楽しみは地元宇治川のお散歩でした。
4月は下流の散歩が多かったので、上流は少し間が開き、ほぼ3週間ぶりの散策。
この日は4月29日に降った大雨の影響でまだダムの放流が続いていました。
それを見るのもお楽しみの一つ。
その前に発見したのがこちらの花。もうキリの花の季節でした!
あのもこもこ毛が生えた蕾が膨らみ中から藤色の筒型の花が飛び出して咲いています。
ちょっと遠いのが残念!
予想通りダムは3カ所とも放流。連休中は結構雨の予報でしたからね~
白虹橋を渡り左岸の林縁を見ながらの散策です。
モチツツジが淡いピンクの花を咲かせていました。
萼に腺毛が沢山あって粘液を分泌するため、ねばねばしています。
その特徴から、「モチ」ツツジという名前に。
私でも名前が分かるツツジのひとつです。
Wikipediaによると、この部分に虫がくっついて食害を防いでいるらしく、粘液を取り去ると途端に食べられてしまうとか。
食虫植物じゃないのになんでかな?と思っていましたがそういうことなんですね。
クサイチゴ、じいちゃん庭では数個イチゴが生っていますが、こちらではまだ咲いている花も。
サクラやヤマブキなど華やかな花はありませんが、地味~な花が静かに沢山咲いていました。
コマユミ(ニシキギ科ニシキギ属)です。
ニシキギ同様、緑の花は目立ちませんが、赤い実や紅葉は鮮やかです。
沢山咲いていましたが、揺れて揺れて撮るに撮れず・・・
カタツムリがくっ付いていました。
前に調べたたことがありましたが、このタイプは結局名前が分かりませんでした。
う~ん・・・
タイトルの花はいつ出てくるねん!と思われたでしょう。
あの4月初めに透明感のある幽霊のような姿を見せてくれたギンリョウソウ、今はこんな姿に・・・
咲き終わって静かに横たわっていました。
なかなか見せてくれなかった花の中を見せている個体も・・・
黒い部分が柱頭、その周りを茶色い雄蕊が取り囲んでいたようです。
かろうじて立っているのもいましたが、花被片(花びら)の部分は齧られて縁が茶色くなっています。
こうやって土に還り、また来年新たな個体が出てくるのでしょうね~
でもその横で見つけたのはこちら。
この小さい蕾は何でしょうか。
咲いたころにまた見に行く予定なので、こちらはクイズにしますね~
タイトルのもう一つはこちらです。
宇治川の林縁で一番沢山生えている植物、ユキノシタ(ユキノシタ科ユキノシタ属)です。
こんな感じでびっしり。
今回は葉を裏返しませんでしたが、ここのユキノシタは葉の裏が真っ赤です。
お人形さんのように可愛い花を見るのが楽しみです。
今年は早そうなので、見逃さないようにしなくては・・・
咲いていた花はほとんどなく、こちらのツボスミレくらいでした。
花は少なくなったとは言うものの、次に期待できる林縁の様子。
引き続きフォローしていきたいと思います。
明日は、もう少しだけ下流でみたあの花をご紹介しますね。
【撮影:2021/5/1 宇治川】