なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

しゅわぷち白いガマズミ発見!

2021-05-22 06:00:40 | 植物

あ~めがふ~ります あ~めがふ~る~

ほんとにこう毎日雨ばかりでは嫌になりますね。
嫌になるだけではなくて、正直危ない!
昨日の夕方、何度もダム放流量増加のサイレンがなるので確認してみたら、瀬田川洗堰も、 天ケ瀬ダムも全開!!

下流が危ないときは琵琶湖の唯一の出口である洗堰からの放流を抑制して、下流を守るのですが・・・
琵琶湖がプラス30㎝くらいの水位になっているので、雨が小止みのうちに流しておこうとなっているのでしょうか。
危険なので高水敷のお散歩はしばらくあきらめたほうが良さそうです。
あ~またネタがなくなる!
ということで、今日も先週のお散歩で見たお花をご覧くださいませ。

いつものように左岸の林縁を眺めながら歩いていると、白いお花が!


お~、これはガマズミではないですか!
確か去年初めて見つけて喜んでいたような記憶が・・・
今年は花の数が多く、葉もきれいです。


ガマズミはレンプクソウ科ガマズミ属。ガマズミ属はビバーナム属とも言います。
ガマズミ属には、オトコヨウゾメやコバノガマズミ、オオカメノキやゴマギなど結構いろいろな種類がありますが、
こちらが属名そのものの「ガマズミ」。
日本全国どこにでも分布、最近では庭木にしている人もいるそうです。

コバノガマズミを見かけたのはもっと春先だったので、てっきりガマズミも同じ時期かと思っていました。
でもこちらのほうが1か月くらい花期が遅いのですね。
なんといっても魅力はこのプチプチと飛び出した雄蕊ですね~



秋になると赤い実がたくさん実り、果実酒にすると真っ赤で宝石のように綺麗・・・だそうです。
残念ながら、果実酒にできるほどの実を見つけたことがありません。
材が柔らかいので、かんじきなどに使うこともあるそうですよ。
オトコヨウゾメの説明でいつも「ガマズミ(ヨウゾメ)のように染物にも使えない」と引き合いに出していましたが、
染物に使うという話はどこを見ても出てきません。
赤いのでいかにも染まりそうということなのでしょうか。
ちなみに、花言葉は「私を無視しないで、愛は強し、恋のあせり」等々。

説明がくどくなってしまいましたね。
ちなみに、4月下旬にやんたんで見かけたコバノガマズミがこちら。
花付きとしゅわしゅわ度はこちらのほうが上ですね。 確かに葉の大きさを見たら違いは歴然です。


(2021/4下旬 宇治田原)

別の木。花序自体も小さいです。

(2021/4下旬 宇治田原)

ということで、掘り下げのない記事をくどくど書いてしましました。
みなさ~ん、加筆・修正のほど、よろしくお願いします。

この時はこんなに水量が少なかったのにな~


ダイサギたちはどこに避難してるのでしょうか。
放流は2週間くらい続くことが多いので、その間エサはどこでとっているのか心配です。
慣れているのかもしれませんが・・・


【撮影:2021/5/16  宇治川】

コメント (10)
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