先週のこと、急な出張で京都市内中心部へ。
用事は4時前に終わったので、フレックスで仕事終了、その足で京都御苑へ直行!
目的は言わずと知れた、バードバス~
ところが、急ぎ足で行ってみると・・・ガーン!
バードバスの真ん前で倒れそうな木を切り倒す作業中。
クレーン車などの作業車が沢山とまり、大きな音を出しながら大勢の人が作業中・・・
もちろん、付近は立ち入り禁止です。
こらあかん・・・
仕方なく、御苑随一の自然観察エリアをぶらぶら散策・・・
古井戸(?)のある空き地のような場所に何やらチッチッと地鳴きの声。
見ると、葉の落ちた枝に鳥が。アオジです!
見ると、地面にも一羽・・・
う~ん、地面にいるとまぎれて分かりにくいです。
けっこうウロウロしていましたが、木の上のアオジは微動だにしません。
お、これはいけるかも!
そ~っと近づいて、パチリ、パチリ。
めっちゃカメラ目線(笑)
最近アオジをよく見ます。
初めてアオジを見たのは数年前の京都府立植物園。
まるでスズメのように群れて、地面の葉をかき分けてなにやら食べていました。
その後、群れはあまりみませんが、コンスタントに出てきてくれます。
アオジはホオジロ科ホオジロ属。
夏は中国やロシアで繁殖し、冬に日本に渡ってくる冬鳥です。
少し毛が逆立ったような頭の色が緑がかっているので、「青」ジという名前になったそうです。
(日本では緑と青は同じように使われています。)
で、目と嘴の周りが黒いのがオスだそうです。
なので、私が激写したのはオスのアオジ。
お腹が黄色いのも特徴ですね~
この付近にはコブシの冬芽や
オニドコロの実の後や・・・
前よりかなり咲き進んだアセビなど・・・
とてものんびり過ごせます。
で、話をアオジに戻します。
メスは目元が黒くなく、優しい感じだそうです。
地元の湿地でたまたま見つけたアオジ、遠いのでボケボケですが、メスでしょうか。
う~ん、こういう場所だとますます見分けにくいですね。
(2021/2/13 宇治市)
先週末に行った京都府立植物園、期待していたほど鳥はいませんでしたが、またもやアオジが!
まるで私をいざなうように、落ち葉散り敷く道をぴょんぴょんと跳んでいきます。
ちょっと目元が優しくて、背中も緑がかっているのでメスでしょうか。
この鳥がいた場所に、数時間後もう一度行ってみるとまた別のアオジがいました。
光が当たっていてはっきりしませんが、目元が黒いのでオス?
アオジは警戒心が強い、と書いてありましたが、どうもほかの鳥より人懐こい感じがします。
単に人なれしているのでしょうか。
いずれにしても、可愛い姿を何度も見せてくれて感謝です~
【撮影:2021/2/12 京都御苑、2021/2/13 京都府立植物園】
今回、温室も含めほとんど新しい花を見かけなかったのですが、唯一咲き始めていたのが・・・
クリスマスローズです!
宇治市植物公園にはクリスマスローズの植えられているエリアが3か所あります。
その中で、今回咲いていたのは、先日ご紹介したセンペルセコイアの森の下。
一番雰囲気のいい場所です。
最初の白い花の他、咲いていたのはこの写真の3輪。
ほんの咲き始めでしたが、ちょっとテンション上がりましたよ~
植物園でも株を販売していたのですが、植える場所がないので諦めました。
同じ場所にはスノードロップも!
群生ではないけれど、自然な感じで咲いています。
この他にもハーブ園にはローズマリー。
(年中無休で咲いていますが・・・)
そして、モミジ園の近くにカンザキアヤメが・・・
はい、これで全部です。
(野の花は、他にもちょこちょこ咲いていましたが・・・)
まだまだこれからですね~
花と水とタペストリー、やっと牛さんが大口開いて笑っているのが分かるようになりました。
また、近いうちに、春を探しに行ってきます。
年パス有効利用です(笑)
【撮影:2021/2/11 宇治市植物公園】
この日は元々宇治市植物公園の隣にある山城運動公園の野鳥の森に野鳥を見に行くのが目的でした。
ただ、行った時間が昼間だったせいか、わずかにルリビタキの若鳥(♂)をちらっと見ただけ。
そこで、少し前に行ったばかりなので変わってないだろうなと思いつつ、植物園に足を向けた次第です。
(宇治市植物公園さん、ごめんなさい)
その結果は・・・変わっていませんでしたが、増えていました。
ハナナの伏見が満開に!
ウメの花も少しずつ増えています。
紅梅に・・・
白梅!
白い梅が好きです。
ロウバイは終盤。遠くに見えている黄色がそうですが、近寄って撮ると粗が目立って・・・
それより、久々登場の恐竜ちゃん。サクラの時期に備えてスタンバイでしょうか。
修景池に向かいます。
途中の斜面に、八重のスイセン。
少しアップで。
大好きなガマの穂。
ほとんど弾けていて、押してフワフワが出てくる穂はわずかしかありませんでした。
手の届く範囲の残り、全部押してしまった・・・
ハーブ園にみえるあの赤茶色くなった木はなんでしょうか。
おお、前に行ったとき、ほとんど蕾だったマンサクが満開です!
赤茶色は園芸品種だと思うのですが、マンサク・ダイアナでしょうか。
マンサク×シナマンサクの交配種だそうですが・・・
変わり映えしないとブツブツいいながら帰りましたが、こうやって写真を並べると結構早春!
これからの変化がますます楽しみです。
【撮影:2021/2/11 宇治市植物公園】
うちの猫の額の庭には、所狭しとサザンカやナツミカン、ハナミズキやダンチオウトウなどが植わっています。
夏場でも鳥の羽休め場所として鳥たちに利用されているのですが、この季節、特にメジロに人気なのがサザンカ。
あの甘い蜜はメジロの最高のお食事になるようで、チリチリと鳴きながら、何羽も集まってきます。
でも木の内側に入ってしまうために写真が撮れたためしがありません。
唯一、サザンカから出てとなりのハナミズキに止まったところを撮ったことがあるくらい。
そんな時、みなさんの「ミカンでメジロを呼び寄せる」投稿を沢山拝見しました。
これや!とばかり早速ミカンを二つ割にして、S字フックでダンチオウトウにぶら下げます。
すると・・・まるで見ていたかのようにすぐに二羽のメジロが!
あたりを警戒しながらも細くて鋭いくちばしでどんどん食べていきます。
すごい早食い!
そのうち、一羽は満足したのか飛んでいきましたが、もう一羽はしつこく食べ続けていました。
ヒヨドリがくるのではないかと思っていましたが、この日は現れず。
また別の日。
隣のキンモクセイはスズメの休憩所になっています。
これだけいたらスズメも食べるのでは・・・と思い、またミカンを置くことにしました。
この間はS字フックでのせいで少し写真に風情がない感じだったので、今度は短い枝に直接グサリ。
思った通り、スズメが下りてきて・・・と思ったらすごい勢いで二羽のメジロがすっ飛んできました。
そして、あっという間にスズメを追い払い、パクパク。
(玄関の隙間から撮ったのでピンボケですが・・・)
また一羽が飛んでいき、もう一羽があたりを警戒しながら食べ続けています。
扉の隙間から覗いているのがバレたのでしょうか。
ほどなくこの鳥も飛んで行ってしまいました。
仕方なく、買い物に出かけようと門を出て少し行って振り返ると・・・
あれまあ、また来てる!
遠くから望遠で撮りました。
そんなこんなで帰ってきて見たら、ミカンはこれこの通り。
人やメジロが来ない時は、時々ヒヨドリも来ているようです。
ヒヨドリは中の実だけではなく、甘皮も持って行ってしまいます。
ということで、わが家のミカン争奪戦、
メジロ>ヒヨドリ>>>スズメでした~
ところで、昨日、この暖かさでじいちゃん庭のカンヒザクラが咲いたのではないかと見に行きました。
やった、少しですが咲き始めています!
あれ、でもよく見ると、咲き始めた花はどれも片側が欠けて、蕊がむき出しに・・・
これってひょっとして!
と思って注意してみていたら、やっぱり。
メジロが二羽やってきて、まだ咲いていない蕾に根元をつついて食べています。
こちらの写真、ピンボケですが、かろうじて撮った証拠写真です。なんだかニヤリと笑っているみたい・・・
下の蕾には見事に穴が開いています。
可愛い姿で、悪いやっちゃ~
【撮影:2021/2上~中旬 自宅】
え、チョコじゃないの?
という声が聞こえてくるとか、来ないとか。
そう、今日は聖バレンタインデーにちなんで、チョコレートの原料であるカカオの特集です!
宇治市植物公園では毎年2月のバレンタインに合わせてカカオの展示があります。
(なぜか、コーヒーも同時に特集されているのですが、今回は省略)
目玉は、発酵させ焙煎したカカオ豆を自分で乳鉢で粉砕し、手作りのカカオ100%チョコを作ること。
2018年にはたまたま参加することができました。
今回はもう定員に達して締め切られていましたので、そちらには参加せず、展示を眺めたのみ。
巨大なカカオ豆の模型が飾られていました。
実を割ると、沢山の種が現れます。
写真の方が分かりやすいかな。こんな写真も展示されていました。
種には血液サラサラのポリフェノールが沢山含まれているそうです。
この種をそのまま乾燥させるのかと思いきや、そんなに簡単ではありません。
まずは発酵して乾燥させます。それから焙煎して皮を剥きます。
捨てる部分が多く、この時点で小さくなってしまいます。
下の写真は3年前、実際に皮を剥いたときの様子です。
左下が元の種、その上が皮を取った後になります。
このあと、グラインド(粗く砕く)、リファイニング(微粒子に粉砕)、テンパリング(温度調節)、
の工程を経て、ようやくチョコレートに・・・
このほかにも実際のチョコレートの展示などありました。
どの展示も、手作り感満載です。
ここの植物園のこういうところが好きなんですよね~
さて、ここまではカカオがチョコレートになるまでの説明でしたが、ここ宇治市植物公園温室にはカカオの木があります。
せっかくなので、これまで撮りためたカカオの写真をご覧くださいませ。
こちらは、10月初めに咲いていたカカオの花。幹から直接咲いていて目を引きます。
(2015/10/2 宇治市植物公園)
同じころ、すでに緑色の実も生っています。
(2015/10/2 宇治市植物公園)
この実が半年以上たって、ようやく黄色くなってきます。
(2017/5/20 宇治市植物公園)
さらに数カ月でようやく赤茶色に熟してきます。
(2019/7/28 宇治市植物公園)
宇治市植物公園のカカオの木は結構沢山の実が生ります。
この実、どうされたのでしょうね?
(2018/5/19 宇治市植物公園)
いかがでしょうか。
え、本物のチョコレートが欲しいって?
それはご自身の大切な方からもらってくださいね~
最近は、お友達とか、自分にプレゼントも多いとか。
私もちゃんと自分用を調達しています。さ~て、食べようかな。
【撮影:別途記載したもの以外、2021/2/11 宇治市植物公園】
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昨夜遅く、また東北・関東地方で大きな地震がありました。
被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。
また、コロナ禍で医療機関崩壊進行中に大地震が起きたら・・・と改めて震撼しました。
さらに気を引き締めなくてはと思った次第です。
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