今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

年末:キジロよりのご挨拶

2022年12月25日 | ハチ(キジロ)
本日はクリスマス
猫にはクリスマスなんて関係ない
と、言ったとか言わないとか・・
キジロは相変わらず元気です

食欲も健在

寒くなって、食べに来るのは1日1回になりました
でも量的には家中の子たちより何倍も多い
大抵は夜、たまに朝一でやって来ます
昼間は気づかれないことが多いので止めたのかも

サンダルの上で待機、サンダルがずれるので来たことがわかる

例の愛情寝床ですが、結局キジロは入らないようです
折角キジロ用に"改築"して布団もいろいろ試したのですが
10月の終わりに何度か入ってみたものの、それきり
どこかに暖まれる場所(本拠地)があるのかな

今年の夏は家裏で休むことが多かった

当地の冬は夜に氷点下になることが多い
寒い夜は食べ物を温めてお湯を添え、食事中には手の平で身体を温めてます
ドアの内側からなら、手を伸ばして撫でても大丈夫
この暮れで、キジロもお付き合い歴が4年になりました

「今年もお世話になりました。来年もよろしくね」

サクラが家中に移って出番が少なくなったキジロ
ひとりでも頑張る?
いえいえひとりではありません
家裏の守り神、みうが見守ってくれています

家裏のお守りを通してみうが見守っています

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キジロ用の愛情寝床

2022年11月25日 | ハチ(キジロ)
相変わらずですねェ。明日の天気予報、ものの見事に日の差す時間帯だけ雨。
秋の南関東はホント、天候に恵まれません。
全国的に好天気でも南関東だけ雨、なんて日が何日あったことやら。
10月に年の瀬の気温になったり、とにかく気温の乱高下が尋常じゃない。
休日の雨の確率が平日よりぐっと高いのも嫌味だし。(直近休日は3連続雨。)
ちなみに気象庁のデータを調べてみたところ、理想に近い天気は大阪でした。
温暖で日差しに溢れ、何と言っても雨が夜降って朝には止む傾向がある。
地形のなせる業なんだろうけど、暮らしてる人の心がけ、なんてのもあるのかな。

一昨日の休日、終日冷雨で雨宿りしていた家裏のキジロ

そんな天気ではありますが、お世話中のノラたちはみな恙なく暮らしております。
特に家裏のキジロ、サクラがいなくなって何となく寂しそう?
というのは見ている人間の感覚であって、キジロは相変わらずのマイペース。
朝夕か朝晩ほぼ定期的にやって来ます。
他の猫たちが落ち着きを見せた中で、相変わらずの大食漢。

雨は避けてもやはり外は寒い・・でも手前の寝床には入らず

さて、冬に備えてそろそろ寝床の手配をと。
ただキジロは他に場所があるのか、当方の寝床は使ってくれません。
サクラを保護した時に愛用の寝床を一緒に持ち込んだので、キジロの寝床も新調することに。
といっても店からモドキ用のひとつを拝借し、冬に備えてセットしました。
するとどうでしょう。
あの10月の季節外れに寒かった日、キジロが寝床に入っていたのです。
「やったあ、」と思いましたね。
自分に気づいたキジロはおもむろに寝床を出て勝手口下に待機。
中に戻った自分が出したご飯を食べて、再び寝床に入ってました。

キジロ用の寝床 (ふかふか布団を入れた後)

ところがその翌日、妻が家裏の整理を始めてガサゴソガサゴソ、その時も寝床の中にいたキジロは、ついに「たまらん」とばかりに飛び出して逃げて行ったとか。
さらにその数日後、何も知らない自分がフワフワの布団を中にセットした。
それ以来、キジロは寝床に入らなくなりました。
これぞまさに「好意が仇になる。」
ニャンコと付き合っていると本当によくあります。
種族を超えて理解し合うことの何と難しいことよ。
などと感服している場合じゃない。如何にしてキジロに寝床を使ってもらうか。
真冬の足音は、もうすぐそこまで来ています。

キーたん、寒くなったら寝床があるぞ

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猫たちの春うらら・家裏編

2022年03月28日 | ハチ(キジロ)
前記事(3日前)でまだ蕾だったSC裏手のサクラは
5分咲きほどになっておりました(本日)

ところが毎年そうなのですが、バス通り沿いの2本だけは

ほぼ満開

今日は天気がいいので久しぶりに公園散歩
養生明けなのでいつもの半分コース
サクラの開花状況をチェックしました

左より;坂池、丘陵池、本池

丘陵の脇で咲いていたボケが咲き分けでした
品種はわからず

で、わが家の家裏は相変わらずサクとキーたん(サクラとキジロ)
サクラは今冬の寝床に離別し、キジロはサク同様1日3回来るようになりました

呼応するサクラ (サクラにご執心のちび太が中から呼んでます)

2匹が鉢合わせすることも増えたけど騒動にはならず
いつもサクラが譲り、黄白も追わず
仲良しというわけではないが、互いに認めた存在らしい
殆ど鳴かず鳴いても小声(甘え声)の2匹
屋根下にあつらえたトイレも使う
ご近所の評判も悪くないので、2匹の時代は長く続きそう


キジロは今も、街外れの草原の方からやって来る

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雪の日にノラたちは・partⅡ

2022年02月14日 | ハチ(キジロ)
今回の3連休は、その前日の朝に降り出した雨が夜になって雪に変わった。
雪は3連休に入った金曜日の早朝まで降り続きました。
それで思い出した。3年前の同じ日、やはり雪景色の3連休だった。
そのとき書いた「雪の日にノラたちは」という記事を読み返すと、
今は常連となったモドキやサクラ、それにキジロの(当時の)名前が踊っていた。
そう、彼らはもう何度も冬を越したベテランなのです。

今回はキーたんことキジロくんの話です

過去の調査で、ノラに生まれた子猫の8割強は1才になれないという推定に至った。
野生ライオンの1才生存率が約2割というのだからそれよりも厳しい。
秋に生まれると冬に親離れとなり、これはもう全滅のパターンなのだそうだ。
厳しい寒さもさることながら、食べものがないというのが主たる理由。
逆に言えば、人から施しを受ければ生きながらえる可能性はぐっと上がる。
みんながみんな、自分の敷地内に寝床など用意してあげればもっといい。

人間社会で生きるノラたちは人の助けがなければ生きていけない。
野生動物とは違います。
猫を助けるのは人。一方猫を捨てるのも人。
特に子猫の場合は、捨てられたら100%生きていけません。
こんな身勝手でおかしな社会を創るのは人間だけだろうな。


凍てつく寒さの中で食事中のキジロ

雨が雪に変わった木曜日の晩、その変わり方は突然だった。
夜の18時過ぎからみぞれに変わり、いつ雪に変わったのか。
20時に外を見た時は既にかなり積もっていた。
しきりに降る雪。大粒のぼた雪なので先がみえないほどの降り方でした。

その日、妻によると店には18時頃モドキがやって来た。
だいぶ濡れていたが、まあ雪は避けたのでラッキーだった。
サクラは1日寝床にいて、つまらないのかすぐに出てきては勝手口で無言の催促。
キジロは最近暖かいうちに来るようになり、その日も朝の雨が降り出す前に来た。
全国のノラたちの心配は尽きないけど、とりあえず当ブログの常連は大丈夫かなと。


カイロ交換を待つサクラは毎日の光景になりました

勝手口を開けて一応確認したのは20時過ぎ。やはり誰もいなかった。
と、閉めようとしたそのとき寝床の方でかすかな声が。
サクラにしてはハスキーだ。
ドアを何度も開けて確認したが暗がりで見えず、そのたびにかすかな声が聞こえた。
(キジロだ! サクラの寝床の辺りにいる。)

やがてキジロは勝手口にやって来た。
勝手口近辺はたまに雪が舞い込むので避難していたのだ。
キジロは全身がずぶ濡れで、まるで氷水に浸かったように冷たい。
おそらく来る途中で身体に雪が積もり、家裏で待機している間に融けたのだろう。
ご飯を出しても食べるどころではなく、悲痛な声でうめいていた。

(万一凍ったりしたら大変だ。)
タオルで拭きたかったけど、そこまでやればキジロが警戒して逃げると思った。
いつものように手で温めながら拭くしかない。
冷たく濡れた手をタオルで拭いては温め、何度も何度もキジロの身体を拭きました。
結局キジロは少し食べただけで、再び降りしきる雪の中へと消えて行った。


昨夏の撮影;キジロはおそらくここで凍えていた
(奥にサクラの寝床)

そのキジロの後ろ姿が、瞼に焼き付いて離れなかった。
想像を絶する外暮らしの厳しさ。
それはいつも和やかに接してくるキジロの、もうひとつの姿だった。
(自分はまだまだ何もわかってはいなかった。)
それでも悲壮感のかけらすら見せない彼らの生き方には舌を巻くしかない。
彼らは我々人間よりも遙かに精神力が強く、そして我慢強い。
彼らを真に脅かすものはただひとつ。残念なことに、不埒な人間の存在なのです。

(追申)
その翌日、連休の初日は朝に雪が止んで日が差してきた。
キジロはその日もその翌日も、全身に陽光を浴びながら食べに来た。
日頃意識すらしない、お天道様の何と偉大なことよ!
日曜日(昨日)はまた朝から雨が降ったが、当地では夜でも雪にはならなかった。
でももう懲りたのか、キジロは食べに来ませんでした。


ついでに食欲も復活したキジロです

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サクとキーたん

2021年09月09日 | ハチ(キジロ)
サクことサクラは主に昼間
キーたんことキジロは夜か早朝
時差来訪で殆ど相互不干渉
静かに穏やかに過ごしています

キーたん:少し前の撮影

北西に広がる草原方面からやって来るキーたん
南側の山の手方面からやって来るサク
袋小路の小さな町内
サクとキーたんの日常が溶け込んでいます

おふたりさん、これからもよろしくな


昨日のサク

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