今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

みう、ただいま闘病中

2019年07月09日 | (故)みう(おかあさん)
みうが倒れたのは七夕の朝、あれから60時間が経ちました。
現状、頭のゆらゆらはほぼ治まったけど首は相変わらず斜頚している。左手足が麻痺したままで歩行困難。食欲は昨夜あたりから徐々に復活。昨日の昼以降トイレなし。殆ど動かないが、たまに頑張って移動するときは近くに座っている自分(オジン)にくっつきにくるとき。何度も倒れながら、自分を目指して頑張る姿がいじましい。 
 

倒れる前日(土曜日)のみう;以前からよく首を傾げていた が・・
 

病院にて診察待ち 
大変混み合う病院ですが緊急だと割り込んでしまいました
 (順番を待っている間にどんどん具合が悪化してきたので、すみません) 
 
病院での診断結果の概要; 
1.大量の耳ダニで鼓膜が破損、外耳、内耳ともにかなりの炎症 
2.1.が原因と思われる前庭神経炎およびその症状としての動作障害 
        (推定です。脳腫瘍など別の要因の可能性もある。) 
3.紫外線などに起因する耳の扁平上皮癌(左耳先は既に壊死) 
4.目については原因不明の炎症とだけ(あまり問題視していなかった) 
 

みうの耳垢にはこんなダニがうじゃうじゃいた(中央ミジンコみたいの) 
 
病院での処置; 
初日
1.殺ダニ用レボリューション処置 
2.輸液、ロングライフ抗生物質、ステロイド
 翌日
1.耳洗浄(ダニ死骸除去)、レボリューション塗布
2.輸液、ステロイド、食欲増進剤
3.耳先止血 
 

初日の夜は強暖房室のケージの中で過ごしました

3日目の今日からは家でステロイドと抗生物質を与えています。朦朧としていた意識は初日の夜に戻ってきた。するとミウはケージから出たがって、おぼつかない動きでリビングか2階に行こうとする。実はリビングの主だったみうは、ひと月ほど前から2階のオジン部屋に本拠地を変えたのでした。すると殆ど下りては来ずに、トイレも水飲みも2階で済ますようになった。しかし今の体調ではさすがに2階は無理なので、リビングで過ごしてもらうこととしました。


リビングに移ると早速仲間たちの"お見舞い"が(左はクウ)

水飲みとトイレをどうするか。強制給餌のときは水分量も管理していたけど今は自力で食べてます。今日は水を飲みに行って途中でこけた。しかし2度目は何とか達成。近くに水を置けば大丈夫そうだ。トイレに関してはまだ未解決。大は一昨日の朝以来、小は昨日の昼以来してません。

トイレはケージの中で漏らしたときのセットをそのままリビングに
でもトイレとして認識するかどうか

トイレ問題も早く解決しなければと気を揉むところですが、みうはもともと家裏時代からトイレ回数が少ないのです。とは言え出ないようなら先生に診てもらいます。とにかく、首の斜頚と左手足の麻痺が治まるのを待つしかない。耳の炎症が治まっても麻痺が続くようだと、他の重大な脳障害を考えざるを得なくなる。そうなると手の施しようがないと先生には言われています。

頭の左側が下がって左に曲がる(左方を見ているのではありません)

耳の炎症は数日で治まるだろうと。そのときに身体機能も回復すれば万々歳。保護者の欲目で少しづつ回復しているようにも見えるのですが、その反面、動こうとするみうの気力が萎えてきた。ここはひとつ、元ノラのど根性でみうに頑張ってもらうしかないのです。

頑張れ! みう

後注;
この記事には自分の無知に起因する誤りがあります。
1.前庭障害は麻痺ではなく平衡感覚(バランス機能)の喪失
2.前庭障害からの回復には原因を除去してから数週間~2ヶ月以上かかる
詳しくは7月17付の続編に記載しました。

コメント
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