早いもので、リン一家をわが家にお迎えしてから1年と4ヶ月が経ちました。
その前の4ヶ月ほどは家裏のストックヤードでお世話した。2匹の息子キーとクウは出会ったとき齢2ヶ月そこそこと推定されたので、何だかんだでこの9月で2才になる。2匹はこれまでの人生(猫生)の大半を、自分(オジン)と一緒に過ごしてきたのです。

相変わらず仲のいいツインズ(上:クウ、下:キー)
なのに、いまだにクウには触ることすらできません。
クウ自身はもうすっかり家猫気分でのんびりムード。保護者がじっとしていればすりすりもしてくるし、食事時ともなれば横にちょこんと座っておねだりポーズ。クウはなかなかのおねだり上手だ。しかしこちらが動き出せば警戒して逃げ回る。うっかり手でも出そうものなら本気モードで攻撃してきます。
キーは何とか触れるくらいにはなったが、先日は病院に連れて行くことができなかった。クウはそれどころじゃない。はっきり言ってノラよりもまだ始末が悪い。保護猫が懐くのに時間がかかったという話はよく聞くけど、自分がこんな経験をするなんて思いもよりませんでした。それでも何もなければいいのですが、そう安穏とした時ばかりとは限らない。怪我をして病院に行く必要が生じたとき、地震などで避難する必要が生じたとき、今のままでいいはずがないのです。そして今回、とうとうクウに処置しなければならないことが生じました。

仕草のかわいいクウは見ているだけでほっこり
そのひとつはノミ対策のフロントライン。
それまで殆ど見たこともなかったノミがわが家に出現したのは昨年の暮れ。状況から考えて直近に保護したシロキが怪しかった。シロキは家に迎えたときにノミ対策したけど、そのときのノミが逃げて他の連中に取り付いた可能性がある。2度目は4月。シロキとリンとニャーに発見。その都度間を空けて2度の対ノミ処理をしてきました。しかし最近になって、再び猫たちが痒そうにしているのです。フロントラインを施すときは全員同時にやりたいのですが、どうしてもできないのがクウでした。
もうひとつの問題は首輪を緩めること。
わが家の猫たちの首輪は全員がゆるゆるです。今までそれで事故もなく外れたこともない。1年ほど前に1度だけ、脱げ回るキーとクウを大捕物で捕まえて病院に連れて行ったことがある(手術のため)。そのときに先生が気を利かして首輪を絞め直してしてくれた。後で気付いたのですが、まあそのうち馴れたときに緩めればいいやと思っていた。キーはその後緩めたけど、クウはまさかこんなことになるとは。この2週間ほど、たまにクウがげぼげぼと咳き込みます。喉がつかえている感じ。あの手術のとき以来ずっと気にしていたことでした。

保護者に馴れない以外は家猫そのもの
はてさて、今はオバンと相談しています。不意打ちでいくか騙し討ちでいくか。それともお近づき作戦か正攻法か。こっちが恨めしそうにクウを見れば、クウも何かを察して警戒感を増しています。
おいおい、これじゃあテンチビや顔白の方がよっぽど楽だぜ。
なあ、クウさんよ。

「フン、知ったことか」とクウは今日も元気です
その前の4ヶ月ほどは家裏のストックヤードでお世話した。2匹の息子キーとクウは出会ったとき齢2ヶ月そこそこと推定されたので、何だかんだでこの9月で2才になる。2匹はこれまでの人生(猫生)の大半を、自分(オジン)と一緒に過ごしてきたのです。

相変わらず仲のいいツインズ(上:クウ、下:キー)
なのに、いまだにクウには触ることすらできません。
クウ自身はもうすっかり家猫気分でのんびりムード。保護者がじっとしていればすりすりもしてくるし、食事時ともなれば横にちょこんと座っておねだりポーズ。クウはなかなかのおねだり上手だ。しかしこちらが動き出せば警戒して逃げ回る。うっかり手でも出そうものなら本気モードで攻撃してきます。
キーは何とか触れるくらいにはなったが、先日は病院に連れて行くことができなかった。クウはそれどころじゃない。はっきり言ってノラよりもまだ始末が悪い。保護猫が懐くのに時間がかかったという話はよく聞くけど、自分がこんな経験をするなんて思いもよりませんでした。それでも何もなければいいのですが、そう安穏とした時ばかりとは限らない。怪我をして病院に行く必要が生じたとき、地震などで避難する必要が生じたとき、今のままでいいはずがないのです。そして今回、とうとうクウに処置しなければならないことが生じました。

仕草のかわいいクウは見ているだけでほっこり
そのひとつはノミ対策のフロントライン。
それまで殆ど見たこともなかったノミがわが家に出現したのは昨年の暮れ。状況から考えて直近に保護したシロキが怪しかった。シロキは家に迎えたときにノミ対策したけど、そのときのノミが逃げて他の連中に取り付いた可能性がある。2度目は4月。シロキとリンとニャーに発見。その都度間を空けて2度の対ノミ処理をしてきました。しかし最近になって、再び猫たちが痒そうにしているのです。フロントラインを施すときは全員同時にやりたいのですが、どうしてもできないのがクウでした。
もうひとつの問題は首輪を緩めること。
わが家の猫たちの首輪は全員がゆるゆるです。今までそれで事故もなく外れたこともない。1年ほど前に1度だけ、脱げ回るキーとクウを大捕物で捕まえて病院に連れて行ったことがある(手術のため)。そのときに先生が気を利かして首輪を絞め直してしてくれた。後で気付いたのですが、まあそのうち馴れたときに緩めればいいやと思っていた。キーはその後緩めたけど、クウはまさかこんなことになるとは。この2週間ほど、たまにクウがげぼげぼと咳き込みます。喉がつかえている感じ。あの手術のとき以来ずっと気にしていたことでした。

保護者に馴れない以外は家猫そのもの
はてさて、今はオバンと相談しています。不意打ちでいくか騙し討ちでいくか。それともお近づき作戦か正攻法か。こっちが恨めしそうにクウを見れば、クウも何かを察して警戒感を増しています。
おいおい、これじゃあテンチビや顔白の方がよっぽど楽だぜ。
なあ、クウさんよ。

「フン、知ったことか」とクウは今日も元気です