今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

みう、頑張ってます

2019年07月27日 | (故)みう(おかあさん)
みうの病は最初に倒れてから3週間、再発してからは1週間強が経ちました。
状態は依然としてよろよろで、全快までは道遠くです。でもみうは逆境に強い猫。元ノラだし難聴をものともせずに頑張ってきた。移動という生活の基本となる機能が不自由になっても決してしょげたり滅入ったりしません。いつも前向きに、与えられた状況の中で最善を尽くそうと頑張ってます。だからニャンコは素晴らしい。保護者だって、負けてはいられません。

3週間前に倒れたときのみう、自分に何が起こったのかと不安そう

先週の木曜日に再発した眼振は月曜日になっようやく治まりました。その頃はまだ意識も朦朧として心配しましたが、眼振が治まると少しづつ正気が戻って来た。今では周囲の状況を自分の目でしっかりと確認しているのがわかります。昨日あたりから高足で歩く練習を始めました。それまでは腹ばいで肘から下を着地させて這うように移動していた。まだよろよろよろよろ、数歩進んでは転んで派手に1回転。でもみうはめげることなく、少し休んではまた歩き始める。ようやく眼振が再発する前の状態に戻った感じです。

1週間前再発したときのみう、意識が戻らずに焦った

昨日また病院に行きました。特に必要はなかったのですが、実はもう1週間もトイレ(大)がなかったので便秘かと心配になりまして。診てもらったところ、そもそもウンチがないと。殆ど食べてないのでそれもそのはずでした。体重は発症時の3.9kgから再発時の3.7kgに対して今回は3.6kg。殆ど食べてないのにさほど減らないのは脅威です。病院では輸液の中に食欲増進剤を入れてもらいました。

帰宅してからはよく食べてます。ウンチもオシッコも出ました。トイレに関しては、今までみうは砂トイレ派だと思っていたのが実はそうでもないことがわかった。砂トイレに運んだ後直ぐに出てしまったのでリビングで待っていると、なかなか戻って来ない。見に行くと向かいにあるシステムトイレに自ら入って用を足してました。今はトイレ位置の再検討の最中だったので、リビング近くの廊下にシステムをひとつ置いてみうが行き易いようにしました。(玄関の近くではあるけど。)

食べたいときは少し前に出てきてアッピール(2日前)

さて、後はみうのリハビリにしっかり付き合って少しづつでも回復していけばと思うのですが、気になることもあります。ひとつにはみうの食べる速度が遅くなったこと。見ていると口がうまく開かないようだ。何か顔面神経と関係してなければいいのだけど・・。 もうひとつの気がかり、それはみうの回復が遅いことです。

これまでの状況からみて、みうの場合はまず末梢性の前庭疾患でしょうと先生は言う。でも、先生の経験では末梢性の場合は1~2週間で全快したのだそうだ。先生が気にするのは左手足に片麻痺が見られるという。ネットで調べてみると、みうのように筋力低下が見られるケースを不全麻痺(障害が限定的)というのだそうだ。その原因は脳幹から脊髄まで多岐にわたるが、いずれにしてもだとすれば、ミウの容態は治らない可能性がある。

元気な頃のみう(左からクウ、キー、みう、ちび太、ニャー、外に顔白くん)

みうの前回記事で前庭疾患は2~6週間続くと書きましたが、ネットにある記述(病院の先生たちの経験談?)を読み漁ってみると殆どの場合は2~3週間以内に回復するとあり、それ以上長いのは少数派です。みうの場合はその少数派であることを祈るしかない。歩行不全で頭がゆらゆらと安定しないだけではない。耳は聞こえないし扁平皮膚がんと言われた耳先からは出血が目立ってきた。目からは相変わらず血の目やにが止まらず、時として目が開かないくらい多く出る。本当に、先々のことを考えると気が折れそうになるくらい不安材料が多いのです。

でもみうの心は折れません。何故なら先々のことなど考えないから。そう、考えたって何も起こらないし変わらない。なるようにしかならないのだ。どんな状態になったってしっかりと受け入れて、その中で最善のことをする。そう決めていれば何も考えることなどないのです。だから冒頭に書いたように、みうは滅入ることなくいつも前向き。 まったく、どっちが励ましているのやら。

元気な頃のみうは故テンちゃん(手前)といることが多かった

なんて、それは猫の世界での話だな。保護者は出来る限りのことを考えなければいけません。何故なら人間と猫では知能が違う。猫にはできなくても、保護者に出来ることは沢山あるからです。だから勉強して、みうにとって最善の方法を考える。あとはみうのリハビリを、みうのペースに合わせてそっと支えるだけです。

今日のみうはちょっと不調そう(日によって波がある)

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