今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

どうなっちゃったの? ~多頭生活の試練~

2019年07月11日 | 大家族の日常
それは、シロキの突然の求め鳴きから始まった(と思います)。
あのピーピー甲高い声で鳴き喚く。ご飯をあげると治まることが多いが、どうもご飯を求めているわけではないらしい。疎外感で寂しくて誰かを求めているような鳴き方。寝静まった夜は毎晩だ。皆が傍にいるときでもわざわざ誰もいない部屋に行って、何かを求めて鳴き喚く。
 
そのシロキの声が潰れて出なくなった。まあ、鳴きすぎが原因と思われたので正直ほっとした部分もあった。そのうちちび太が頬腫れのトラブルに、同時に保護したチキンが家に来た。(それぞれ別記事有)  その2日後のこと、朝からキーが突然食べなくなった。水以外はまったく口にせずその日と次の日は胃液を吐いた。拒食症は次の日はリン、その次の日はクウとみうに伝染。さらにテンちゃんが旅立った日、脱走から戻って来たにニャーにまで波及した。そして、さらに少し遅れてちび太も。
 
 
 ニャー                        みう(闘病前)とちび太(奥)

キーの拒食症は結局5日間に及び、テンちゃんとちび太にかかりきりで何も出来なかったが、6日目から少しづつ食べ始めた。他の猫たちは3、4日くらいして少しづつ食べ始めた。結局、騒動の前後に合流してきた幼ニャンたち(チキンとキリン)以外の全員が同じ症状に見舞われた。騒動の途中で声が復活した大食漢のシロキは、一時かなり食欲が落ちたが食べることは食べた。、ちび太は頬の腫れが一段落して抗生物質の投与を止めてしばらくしてから食べなくなった。
 
突然の食欲廃絶は数日続くと肝臓に脂肪が溜まって、死に直結する怖い病気を引き起こすと言う。全員が無事だったのはラッキーだったのかもしれない。それにしても、今回の拒食症は何故起こったのか。食べ物に関しては、カリカリは同じもの(袋)を与え続けていた。缶詰とレトルトについては、特定の袋や缶に問題があったとすれば今はもう確認のしようがない。

(左から)ちび太、クウ、キー                (手前)キー、(奥)リン

ただ、集団食中毒にしてはそれぞれの発生時期がずれている。ストレスや環境の変化(ちび猫の合流)が原因としても、そんなに集団でなるものだろうか。ちなみに、キーは拒食症が治った後の数日間ひどい咳き込みに襲われた。他の風邪の症状は見られず肺炎のような咳だったが、捕まらないので病院に行けず問診で先生から気管支拡張剤と抗生物質を出してもらった。でも結局、キーはその薬を拒否し続けた。
 
他にもウィルスや寄生虫などの原因も考えられるけど、一過性のもの、つまり何の処置もせずに治ってしまうものは見当たりませんでした。もちろん治ったわけじゃなくて潜伏期間に入っただけという可能性もあるにはある。 ただ、その後に続いて起こったトラブルは、やはりストレスが原因だったのかと思わざるを得ないものでした。
 
 
シロキ(手前)とチキン(奥)                チキン(右)とキリン(左)
 
一難去ってまた一難。
拒食症の連鎖騒動がようやく落ち着いた頃、誰かが強烈な刺激臭(アンモニア臭)のするオシッコをした。それは家中どこにいても鼻がひん曲がるほど強い刺激臭だった。砂トイレにしてあったがおそらく塩分濃度が相当高いのだろう、まったく吸収されずに液のまま黒光りしていた。次の日には別の砂トイレにも。その異様なオシッコは1日に1、2回、4日ほど続いた。
 
そしてとうとう本格的な異常行動が勃発。それは、本当に突然に起こったのです。ある朝起床して1階に下りたとき、目の前に驚愕の状況が。ウンチが4ヶ所、トイレとは無関係のところに落とされていたのです。和室の畳の上に2ヶ所、廊下に2ヶ所。そのひとつひとつがかなりの量で、猫というよりは犬の大便だ。しかも和室の新聞紙の上と洗面所のマットの上にはオシッコもしてあった。
 
その朝はてんやわんやの大騒動。しかし、その驚きは単なる始まりに過ぎなかった。粗相は次の日も次の日も、今なお延々と続いているのです。同時に猫と人間の知恵比べと凌ぎ合いも。長年猫と暮らしてきたけどさすがにこんなのは始めてです。わが家にいったい何が起こったのか。果たして解決できるのか。
 
それは続報にて。
(右から)クウ、ニャー、今は亡きテン
コメント
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