いつも同じ部屋にいて、呼べばワンコのように飛んでくるニャー。
ポニーにしつこく追われて困っているとき、「コラッ」の一声で助け舟。
ニャーはそれも理解してるようだ。
最近、そんなニャーに気を遣われてるんじゃないかと思う時がある。
夜寝るときは「ニャー」と一声かければ、一目散に2階のベットめがけて飛んでいく。
当方典型的な夜更かしで不規則就寝だけど、何時だろうとガバッと起きて飛んでいく。
そして枕元の定位置に納まって待っている。
でも最近あることに気付いた。
こっちが寝入った頃、ニャーはそっとリビングに戻ってひとりで寝ているのです。
春の風、春の匂い、春の音、ニャーが感じているのは視覚だけではありません
風呂に入る時もニャーは必ずやってくる。
当方これも不規則入浴で、大体朝8時から昼頃の間。午後になる時もある。
でも入る時に「ニャー」と呼べば、飛んできて風呂場の入口に先回りして待っている。
こっちが入浴すると風呂蓋の上に乗って、湯船のお湯を飲むのが日課だ。
ニャーもそれを楽しみにしているらしい。
と思っていた。
しかし最近は同じように風呂蓋の上には来るけど、お湯を飲まないで出ていく。
リードで外に出ているときは見守りを怠れない
(リードが引っ掛かって首を吊ることだって起こり得ます)
寝る場所もお湯飲みも、当初はニャーが望んでやったことだ。
でも今はどうなんだろう。
人間同士でも"付き合い"というのがある。
嬉々とした付き合いもあれば、「しょうがねーなー」ってやつも。
善意の付き合いならまだしも、時として実質的な強制も。
自分は、人(猫)のいいニャーに強制していたのだろうか。
そう思って、就寝時も入浴時も「ニャー」と呼ぶのを止めてみた。
ニャーの付き合い、それ以来数えるほどまで減りました。
「やっぱりひとりで寝るのがいいんだニャ」