2ヶ月前、ハルの前回記事(一見さんカテゴリー)で消息を絶ったとお伝えしました。
ところが師走に入って、どうもモドキだけにしては食べ方がおかしい。
そこで、カラスの目が届かないところにハル用の置き餌を出してみると、
やはり間違いなくモドキ以外の誰かが食べている。
そこでハル用の置き餌を再開したのです。
ところが師走に入って、どうもモドキだけにしては食べ方がおかしい。
そこで、カラスの目が届かないところにハル用の置き餌を出してみると、
やはり間違いなくモドキ以外の誰かが食べている。
そこでハル用の置き餌を再開したのです。
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ハルです(再掲)
もちろんシンの可能性もあるしボーの可能性も、あるいは新顔くんの可能性もある。
でも、何となくハルのような気がしていました。
そして年の瀬の先月28日、いつもの散歩中にハルに出会ったのです。
ハルは遊歩道脇の小川で水を飲んでいたが、やがてこちらに向かって歩いて来た。
住宅街の擁壁の一部が法面や階段になっていて、遊歩道に下りることができるのです。
でも、何となくハルのような気がしていました。
そして年の瀬の先月28日、いつもの散歩中にハルに出会ったのです。
ハルは遊歩道脇の小川で水を飲んでいたが、やがてこちらに向かって歩いて来た。
住宅街の擁壁の一部が法面や階段になっていて、遊歩道に下りることができるのです。
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ハルは水を飲んだ後こちらに歩いて来た
おや、随分変わったな、と思いました。
以前のハルは警戒心全開で、まず人の方には近寄らなかった。
でも見たところ疲れた感じもないし、もともと細身だけど痩せてはいない。
どうやら達者でいたようだ。
300世帯ほどある店裏の住宅街には、ノラたちに優しい人も多いのです。
以前のハルは警戒心全開で、まず人の方には近寄らなかった。
でも見たところ疲れた感じもないし、もともと細身だけど痩せてはいない。
どうやら達者でいたようだ。
300世帯ほどある店裏の住宅街には、ノラたちに優しい人も多いのです。
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(左)裏の住宅街(公園丘陵より) (右)擁壁が切れて土手(法面)の部分がある
この分だとシンもボーも、あの新顔くんも、店まで来る必要がないのかもしれないな。
などと考えていると、ハルは自分の横を通り過ぎて擁壁上のお宅を見やった。
そして一気に上って、庭の奥へと消えて行った。
それからしばらくハル用の置き餌を出していました。
置き餌は毎晩、規則正しく消費される。
何時かはわからないけど、モドキの後にやって来るようだ。
などと考えていると、ハルは自分の横を通り過ぎて擁壁上のお宅を見やった。
そして一気に上って、庭の奥へと消えて行った。
それからしばらくハル用の置き餌を出していました。
置き餌は毎晩、規則正しく消費される。
何時かはわからないけど、モドキの後にやって来るようだ。
ところがモーレツな寒さが続いた先週、サクラ以外の外猫連中の足が揃って遠のいた。
店では1年ぶりにモドキも誰も来なかった。
モドキは今週、大寒波がやや落ち着くと再び顔を見せた。
ハルは今のところ来た痕跡がなく、ハル用の置き餌もカリカリだけに縮小しました。
店では1年ぶりにモドキも誰も来なかった。
モドキは今週、大寒波がやや落ち着くと再び顔を見せた。
ハルは今のところ来た痕跡がなく、ハル用の置き餌もカリカリだけに縮小しました。
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2m以上あるこの擁壁を上る?
ハルはさほどご縁のない一見さん。
住宅街のノラとしての道を究めようとしているのだろうか。
平均寿命が15年の家猫に較べて猫生3年と言われるノラ生活。
ご飯をくれる人がいればまだいいが、
手術しろだの保護しろだのと世の中の風当りはまだまだ強い。
捕獲機だの何だのと、普通の人にはそんなに簡単な事じゃない。
保護するって言ったって、いろいろ事情のある人もいるだろう。
それより何より、ノラたちは今日明日の食べ物がほしいのに。
住宅街のノラとしての道を究めようとしているのだろうか。
平均寿命が15年の家猫に較べて猫生3年と言われるノラ生活。
ご飯をくれる人がいればまだいいが、
手術しろだの保護しろだのと世の中の風当りはまだまだ強い。
捕獲機だの何だのと、普通の人にはそんなに簡単な事じゃない。
保護するって言ったって、いろいろ事情のある人もいるだろう。
それより何より、ノラたちは今日明日の食べ物がほしいのに。
いずれにしてもこれだけは言える。
当のノラたちが悪いんじゃない。ノラを生み出す人たちが悪いのだ。
水道を止めるのが先かバケツの穴を塞ぐのが先か。
水であれば間違いなく前者だけど、漏れているのが「命」となると・・・。
修理がいつ終わるのか、あまりにも先が見えて来ない。
当のノラたちが悪いんじゃない。ノラを生み出す人たちが悪いのだ。
水道を止めるのが先かバケツの穴を塞ぐのが先か。
水であれば間違いなく前者だけど、漏れているのが「命」となると・・・。
修理がいつ終わるのか、あまりにも先が見えて来ない。
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擁壁を駆け上り、フェンスの隙間から中に入った
ハルよ、そして仲間のノラたちよ、
ノラ暮らしはきついだろう。危険とも隣り合わせだ。
自分が悪いわけじゃないのに、後ろ指さす人も少なくない。
でも、とにかく頑張って生きながらえてほしい。
生きてさへいてくれれば、サポートしたり助けたりできる。
生きてさへいてくれれば、保護して一緒に暮らすことだってできる。
生きてさへいれば、いつか必ず幸せになる機会が来るはずだから。
世の中そんなに、辛いことばかりじゃないからね。
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擁壁に上る前、ちらりと挨拶していきました