久々のチキンです。
誰の記事にもよく顔出すので久々感がないけど、チキン自身の記事は前記事からかれこれ5ケ月近くも経ってました。
あれ? ということはチキンが生死の間を彷徨ったあの結石騒動は?
そうなんです。実は殆ど書いてなかった。
当時は自分(オジン)自身が喘息と心不全で生死の間を彷徨っていたのでした。
自分の記事は「その他」カテゴリーにあるので、今日はチキンの一件とその後です。
結石から膀胱炎+急性腎不全になって、CREとBUNの値が振り切れていた頃
あの時、チキンの急変は自分が絶不調になる直前のことでした。店から帰ると「チキンが便秘みたいだ」と妻。トイレでずっと唸り続けていたらしい。自分が見た時は2階ベッド下の一番奥に潜んでいた。介抱しようとマットをどけて上からチキンを抱き上げると、チキンが物凄い雄たけびをあげた。人に向かってではなく、激痛に耐えかねているようだった。もともと声が小さく普段は殆ど鳴かないチキンの大声に、夫婦ともにただ事ではないと気付いた。それからオリーブオイルを飲ませたり便秘マッサージをしたり・・、しかし1時間半ほどして、あることに気付いたのです。
これはニャーの時と同じではないか。3年前の正月、ニャーが結石で生死の間を彷徨ったときの初期症状に似ていた。翌朝急いで病院へ。やはり結石だった。ニャー同様尿管カテーテルでたまったオシッコを抜き取り、膀胱洗浄を繰り返し、以後注射と投薬で様子を見ることになった。帰宅後、オシッコは少し出たが深夜になるとまた出なくなった。翌日になっても食欲は戻らず、夜にはまた雄たけびが始まった。さらに翌朝になって今度は違う病院へ。直ぐに血液検査を行い、重度の急性腎不全と尿毒が身体中に回っていることが判明した。ニャーの時とまったく同じだったのです。
何よりも輸液を急がなければならない。しかし尿管が詰まったままでは入れた水分の放出ができない。結局チキンは入院し、尿管にカテーテルを入れ放しにして輸液を行った。1日経つと、手でもオシッコを押し出すことができるようになったと先生が言った。それから2日後には尿毒が消え、急性腎不全も回復した(CREとBUNの値が正常に戻った)。その後のチキンは、ニャー同様に1回の量は少なくても普通にオシッコが出るようになって、食欲も回復し、それまでの無邪気で明るいチキンに戻ったのでした。
キー(右)とチキンは柄が同じなので兄弟のよう
結果が良かったからいいようなものの、一時は先生の沈痛な表情に慌てまくった。
「ここまで値が悪くなるともう治らないかもしれない。」
そう言って先生に覚悟を求められたのでした。
初めの病院ではもっと簡単な感じだった。次の病院に行くのも1日遅れた。
ニャーのときの教訓が生かされてなかったのです。
最近ケンとは少し離れつつあるけど、「お兄さん」役は今も変わらず
あーあ、これでチキンに借りができた。
その後のチキンにも少し変化があって、何だか落ち着いてきた感じ。
これまで殆ど鳴かなかったのが、たまに小さな声を出して鳴くようになりました。
ポニーとは以前のように一緒にいることが多くなった
そろそろわが家の頭数を減らさなければと頭ではわかっています。
自分の年齢もあるし順番待ちの外猫たちもいる。
出すとすれば若い順、コミケとケンはなるべく早く出したいところ。
だからお世話はしても、感情を移さないように努めています。
でもその次となるとチキンとポニー。
もうすっかり情が湧いて、果たして保護ボラ素人の自分に出せるかどうか。
これからは自分自身が試練を迎える番なのかも。
かつてのオジン部屋の3匹組、今はリビングでやはり集結
(チキン、ちび太、ニャー)