今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

ここまでやるか ペット業界の闇

2022年08月07日 | ノラたちの幸せを願って
京都市北区在住の無職・酒井修平容疑者(42)。
この男は購入したばかりの子猫を虐待・殺害した容疑で逮捕されました。
いくつかのネットニュースで報道され、今もYahooニュースに転載されているのでご存知の方も多いと思います。

殺された子猫は3ヶ月の女の子。
人を信じることを覚え、純粋で無邪気でいたいけな年ごろだ。
そんな子を恐怖と苦痛の中で死に追いやるなんて、普通の人間の仕業じゃない。

猫の遺棄同様、この国には虐待事件が多すぎる。
目に余る行為に書いてきた記事「死刑に処すべし」も、もう書ききれません。
虐待・殺戮を行うのは明らかに異常者です。
人権だ更生だと言う人もいるけれど、この異常行動は99.99%改善しません。
危険思想を承知で言いますが、社会から隔離するか抹殺するしかないと思っています。

殺された子と同じ年ごろのコミケ

今回このニュースを記事にしたのは、ペット業界の闇の一端が見えたからです。
この男、ペットの死亡補償を使って代替え猫を要求していたとか。
販売したペットショップに断られたそうです。
"死亡保障"? 初めて聞く言葉でした。

まさか、猫が死んだら代替品を提供する?
モノじゃあるまいし。
いや日本では法律上猫はモノ(器物)だから、あり得るかも。
そう思って調べてみました。

「ペット死亡補償」で検索すると、やたらに保険広告が多くて調べ難いが・・。
さすがに大手の保険会社は、(死亡補償は)やらないと断っている。
ただ、マイナーの保険にはそういったものが散見された。
なんか怪しげな表現で、はっきりしていないところが共通している。

一方ペットショップはと言うと:
驚いたことに、殆どのショップが死亡時代替品の提供を謳い文句にしているのです。
隠れた病気によるなど条件があって、医師の診断書が必要となる場合が多い。
酒井容疑者が獣医師の診断書を求めたのもそのためだろう。
その医師は虐待を疑い、警察に通報した。

それにしても、ペットショップはどこまで命をモノ扱いすれば気が済むのだろうか。
調べた中では、3ヶ月など一定期間内は診断書不要、無条件で代替品を提供するショップも散見された。
そんな店を選ぶ"客"とは、どんな人間なのだろう。
自分の子が死んだからと代替品を求めるのだろうか。
考えただけでもぞっとする。

ちび太(左)もチキン(右)も今では自分の立派な相棒です

結局、「命」をおもちゃとしか思わない人間がいる限り、ペットショップは繁盛し続けるのだろう。
そういう人種は本人も自覚してないだろうし、意外と多いのではないか。
最近書いてきた猫の遺棄と同質の、日本の隠れた文化なのだ。
この業界を改善するには、こうした日本の文化と闘う必要があるのです。

ただ、断っておきたいこともあります。
業界に問題があるからと言って、そこで働くすべての人が悪いということではない。
むしろ、ペットショップの店員さんは動物好きで愛情溢れる人ばかりだ。
とにかく動物と接していたい。一匹でも多く幸せになってもらいたい。
当店の隣にもペットショップがあります。
ワンニャンの販売は何とかしてほしいと思うけど、ショップのお姉さんたちはココレオにもとても優しく、お世話もしてもらっています。
自分はそういった人たちに鉾先を向けるのは筋違いで、あくまでも相手は業界の経営幹部クラスだと思っています。

※この記事の元になった情報
(クリックしてポップアップ)
注:転載されたYahooニュースのコメント欄は違反投稿過多により非表示となりました。昨夜までは普通でしたが、大量の組織投稿があったと思われます。

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