自分の入院中、ひとつだけ事件がありました。
リードで外にいたニャーを入れる時、玄関ドアの内側で外の様子を伺っていたポニーが出てしまったのです。
いつもなら中奥に逃げ込むのに、その時はニャーと妻の足元の隙間をすり抜けて外へ。
ドアクローザーの動きが鈍くなっていたことも不運だった。
自分(オジン)入院前のポニーはのんびり息子(ちび太とシロキの中央)
外に出たポニーは、途方に暮れた感じで家から離れることがなかった。
妻が近づくと家の周りをぐるぐると逃げる。
ポニーは甘えん坊だけどまだ半馴れで、こちらから動くと警戒するのです。
家の周りを2周ほど回った時に妻は考えた。
例のわが家解放お迎え作戦です。
ポニーから目を離すのは不安だったけど、ポニーを信じて家に入った。
家の中の猫たちをそれぞれの部屋に閉じ込め、最後にリビングを閉めてドアの外側からテープで止め、そして玄関を開放した。
外に出ると、ポニーはまだ不安そうに佇んでいた。
そのポニーに近づくと、やはり家の外壁に沿って逃げる。
2周、3週、妻は祈るような気持ちでそっと追い続けた。
そして5週目、ついにポニーは玄関から中に入ったのでした。
今はまた能天気なポニーに戻ってます(カーテンの下、手前はチキン)
それは朝の30分くらいの出来事。
無事に一件落着してから、自分は一報を受けた。
妻の焦燥感は想像に難くなかったが、しかし妻は冷静に行動した。
そのおかげでポニーは、外の世界で死を賭した困難に見舞われずに済んだのです。
妻もそうだけど、ポニーもどれだけ不安だったことか。
さて、この脱走劇が事なきを得てから5日後くらいからのこと。
ポニーの毛が徐々に剥げてきたと。
特に下半身の、ビロードのような黒毛の部分がぼろぼろに剥げてきた。
それから数日後、ようやく退院した自分がいろいろチェック。
自分が座れば必ず横に来て「撫でて~」とアッピールするポニー。
入院中は保護者を失ったストレスで剥げたのかと思った。
ところが実際に見ると、これはノミか、真菌か。
しかしノミは見当たらず、真菌のようにグジグジしていない。
あるいは脱走した時のショックが尾を引いている?
今はしばし様子を見ている段階です。
見るも無残に剥げてしまったポニーの下半身
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