今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

危険な賭け・再び

2023年03月18日 | サクラ(新顔)とハチ(キジロ)
日が暮れて、朝からの冷雨がようやく止みました。東京の昼雨、大阪の夜雨は健在だ。
夜降リ出した雨が朝には止むなんて(天気予報通りなら)、関西地方の人たちが羨ましい限りです。
さて、今年は当ブログ猫達の厄年なんでしょうか。年初よりのご難が続きます。
今度はキジロ。前回記事(2/9)で"優等生"と書いたばかりなのに。

いたって手間のかからないキジロだったけど・・

キジロは1日1回大抵は晩に、たまに朝にも顔を出して2回食べます。
当住宅街に沿ったバス通り(交通量は多くない)の向こうに広がる草原の方からやって来る。
冬になるとひっつき虫(センダングサの種)をいっぱい身につけて来るので、
食べてる間に手で暖めがてらとってやってます。
今月はじめのこと。
顎下のひっつき虫をとっていたら、ボソッと皮膚のついた毛の束が落ちた。

顔を持ち上げて顎下を見ると、500円玉くらいの大きさで皮膚がえぐれて血が出ていた。
これはやられたかと最初は思った。
それにしてもそんなに簡単に喉元をやられるもんだろうか。
鉄条網をまたいで引っかかった、なんてことも考えられる。
本人(猫)は食欲もあるし元気そうなので、とりあえずしばらく抗生物質を投与することとした。
キジロは中からなら触れるが、病院に連れていくとなるとかなり大変だ。
常備薬が、また役に立った。

やがて胸元にも小さなえぐれが・・

ところがしばらくすると、今度は胸元に小さいけど同じようなえぐれができた。
顎下の大きなえぐれもそうだが、ぐじぐじしていて治りそうな気配がない。
1週間くらい経って、これはケガではないと確信。
7年前、ソトチビが患った'白癬 'という病気。要は皮膚糸状菌(真菌=カビ)による水虫の類だ。
当時はまったくの自己診断で、塗り薬が使えないので飲み薬を探しまくった。
そして海外の友人に頼んで購入してもらったのが「ニナゾール」という薬。
もともとは人間用のものだけど、1日1/6錠を数日投与して見事に治ったのでした。

顎下のえぐれと胸元のえぐれはほぼ乾いて来た

で、同じことをキジロに考えた。
しかし薬は冷蔵庫保管とはいえ7年前当時のもの。有効期限はとっくに切れてる。
かと言って何もしなければ、真菌は広がる一方だ。
ソトチビのとき以上の危険な賭け。決行することにした。
3日与えて2日休んで様子見て、また3日与えた。抗生物質の投与も続けました。
現在傷口はほぼ乾いたが、まだまだ赤く痛々しい。
ただ、キジロは一時落ちた食欲も復活して元気そのもの。
このまま様子をみて、再悪化しない限りニナゾールの投与は終了です。

今朝のキジロ、いたって元気です

注)
当時の記録は過去記事「危険な賭け(診断)」2016.11.22、「がんばれソトチビ~投薬開始~」2017.5.11参照下さい。
ニナゾールは内臓を害する副作用が懸念されるので長期使用は避ける、とあります。
薬事法では認められてないが個人輸入は可。今では輸入販売しているサイトもあります。
今回の内容はおススメできませんので、あくまでも自己責任での判断をお願いします。


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