最近のダイフクです。
相変わらず元気そうです。近頃は訪問頻度が少し増えました。と言うか、もともと頻繁に来ていたようです。ただ時間帯は閉店間際が多く、少し遅ければスタッフが帰宅して食事にありつけない。ダイフクとしては"空振り"も結構あったのだろう。かつてチビの敵とばかりスタッフに追われ続けた後遺症が、まだ消えてないのかもしれません。
それで最近は少し早く来るようになった。餌場を複数確保して余裕の巡回・・などと前回は書いたけど、世の中そんなに甘くはないのでしょう。彼も日々の食べ物を調達するのに必死なんだな。
少し早めに来て、誰にも気付かれないと待機
先日は事務所の脇で待機しているダイフクを見つけたので、カリカリの他にたまたまテンちゃんが残したレトルトをあげようと箸で出した途端、ダイフクの方から寄って来て箸から直接食べたのです。 すごい鼻息でした。はじめはご馳走(レトルト)に興奮したのかと思ったのですが、もしかしたらあれは、自分から人間に近寄ったのが初めてだったのかもしれない。ダイフクとしては勇気を振り絞って、恐い人間に近づくだけの価値があったご馳走だったとか。
そんなことを経験しながら、ノラは人間に馴れていくのでしょうか。くれぐれも悪い人間に会わないようにと祈りながら思うのです。 悪いのはいつも、人間なんだよね。
レトルトの後はカリカリおかわりの大食漢
ところで、今までまったく声を出さなかったダイフクが最近は鳴くようになりました。誰も彼の存在に気づかないとご飯にありつけないので、事務所の周りをウロウロしながら鳴き出します。 何とその声がシャッポに似てかん高く、シャッポの「キュッキュッ」に対してダイフクのは「ファーッファーッ」と少し長い。少しづつだけどダイフクはまた、我々に心を開きつつあるのかもしれません。
たまに夜遅く来たとき、スタッフ控え室を覗いてご飯の催促
(残業中のK君撮影)
ダイフクよ、君とはいろいろあったね。ニャー、チビ、シャッポを追い払おうとして悪役になったり、チビの事故死の間接原因かと疑われたり、シャッポが消えた当日の朝睨み合いをして、また間接原因かと疑われたり・・。 いろいろあったけど真相は誰も知らないし、仮に君が原因だったとしても悪いのは君じゃない。ニャンコへの理解が足りなかった我々保護者の責任だ。
だから、君がよければ過去のことは水に流して、これからのことを考えよう。この店では君に強制はしない。もちろんT(罠で強制収用)もやらない。でも君が受け入れたいと思うのなら、君を全面的にサポートしよう。おかわりし放題の食事に暖かい寝床、至れり尽くせりの生活だ。そして、一緒に永遠の保護者を探そうじゃないか。
君にどんな過去があるのかは知らないが、君はここまで十分、誰にも頼らず独りで頑張ってきた。厳しい環境の中を生き抜いてきた。でももうそろそろ、安心と安住、穏やかな生活を望んでもいい頃だと思うよ。
だからダイフク、幸せになろうぜ。
相変わらず元気そうです。近頃は訪問頻度が少し増えました。と言うか、もともと頻繁に来ていたようです。ただ時間帯は閉店間際が多く、少し遅ければスタッフが帰宅して食事にありつけない。ダイフクとしては"空振り"も結構あったのだろう。かつてチビの敵とばかりスタッフに追われ続けた後遺症が、まだ消えてないのかもしれません。
それで最近は少し早く来るようになった。餌場を複数確保して余裕の巡回・・などと前回は書いたけど、世の中そんなに甘くはないのでしょう。彼も日々の食べ物を調達するのに必死なんだな。
少し早めに来て、誰にも気付かれないと待機
先日は事務所の脇で待機しているダイフクを見つけたので、カリカリの他にたまたまテンちゃんが残したレトルトをあげようと箸で出した途端、ダイフクの方から寄って来て箸から直接食べたのです。 すごい鼻息でした。はじめはご馳走(レトルト)に興奮したのかと思ったのですが、もしかしたらあれは、自分から人間に近寄ったのが初めてだったのかもしれない。ダイフクとしては勇気を振り絞って、恐い人間に近づくだけの価値があったご馳走だったとか。
そんなことを経験しながら、ノラは人間に馴れていくのでしょうか。くれぐれも悪い人間に会わないようにと祈りながら思うのです。 悪いのはいつも、人間なんだよね。
レトルトの後はカリカリおかわりの大食漢
ところで、今までまったく声を出さなかったダイフクが最近は鳴くようになりました。誰も彼の存在に気づかないとご飯にありつけないので、事務所の周りをウロウロしながら鳴き出します。 何とその声がシャッポに似てかん高く、シャッポの「キュッキュッ」に対してダイフクのは「ファーッファーッ」と少し長い。少しづつだけどダイフクはまた、我々に心を開きつつあるのかもしれません。
たまに夜遅く来たとき、スタッフ控え室を覗いてご飯の催促
(残業中のK君撮影)
ダイフクよ、君とはいろいろあったね。ニャー、チビ、シャッポを追い払おうとして悪役になったり、チビの事故死の間接原因かと疑われたり、シャッポが消えた当日の朝睨み合いをして、また間接原因かと疑われたり・・。 いろいろあったけど真相は誰も知らないし、仮に君が原因だったとしても悪いのは君じゃない。ニャンコへの理解が足りなかった我々保護者の責任だ。
だから、君がよければ過去のことは水に流して、これからのことを考えよう。この店では君に強制はしない。もちろんT(罠で強制収用)もやらない。でも君が受け入れたいと思うのなら、君を全面的にサポートしよう。おかわりし放題の食事に暖かい寝床、至れり尽くせりの生活だ。そして、一緒に永遠の保護者を探そうじゃないか。
君にどんな過去があるのかは知らないが、君はここまで十分、誰にも頼らず独りで頑張ってきた。厳しい環境の中を生き抜いてきた。でももうそろそろ、安心と安住、穏やかな生活を望んでもいい頃だと思うよ。
だからダイフク、幸せになろうぜ。