今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

お久しで~す、モドキですゥ

2018年08月06日 | モドキ
ついに「殺人的」と形容されるようになったこの猛暑、お店ではそれに加えてドドドドドッ、ガガガガガッと殺人的な工事の騒音に見舞われています。植物の管理やSCのルールもあってお休みするわけにもいかず、スタッフもテンちゃんも忍耐の日々が続いています。

そんな中、懐かしい訪問者がありました。久々のモドキです。
ノラたちの移り変わりが激しいのか自分のトシのせいか、このブログの常連だったニャンコたちを見なくなるのは寂しい限りです。行方不明リスト入りしたシャッポをはじめ、ソトチビは6ヶ月、ダイフクは再会後2ヶ月と消息不明で、いずれもこのまま冬まで続けばリスト入りせざるを得ない状況。でも、モドキのようにひょこり顔を出してくれるときもある。

モドキの訪問は1ヶ月振りでした。その日工事が一服した昼休みに、正門ゲート下でポヤーっとこっちを見ていたそうです。工事の喧騒か、昼休みで避難場所から戻って来たテンちゃんが寝ていたせいか、スタッフルームまでは来なかった。ご飯をあげてもボーっとしているだけで食べるわけでもなく、工事が始まると消えた。次の日もやはり昼休みに来て、今度はスタッフルームの前でボーっとしていて、やはり工事が始まったら消えた。数日おいて再び、今度は工事が終わった夕方にやってきて、少し食べて帰りました。

            ゲート近くの棚下に移動したモドキ
               暑さのせいかボーっとしてました

昼間はとても暑いです。冒頭の写真、モドキが消えた後に棚下の温度をチェックしたところ40℃もあった。炎天下のアスファルト上を歩いて肉球は大丈夫なのだろうか。思い出すのは2年前の真夏、ダイフクに追われて駐車場に避難した3匹(ニャー,チビ,シャッポ)。ようやく見つけたニャーは灼熱の車の下で息も絶え絶えになっていた。

そうまでして何故モドキはやって来るのか。律儀にも無事だと報せに来るのかな。こうしてモドキの元気な姿をたまに見ると、ソトチビやダイフクやシャッポまでがどこかで達者でいるように思えて、頑張ろうという気になれるから不思議です。

              
            2日目は工事の合間にスタッフルームの前で

              
            3日目の夕方はリラックスして得意のポーズ


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びびりのテンちゃん

2018年08月03日 | (故)テン
                      ジャーン!
              
                     えっ? 何これ?

              
                     テンちゃんでした

この日は工事が休みだったので、日陰になったガゼボの中でのびてるバテバテのテンちゃんです。しかし工事がひとたび始まると、ガガガガガッ、ドドドドドッと話し声も聞こえないくらいの凄まじさ。人間より何十倍も鋭い感覚を持つテンちゃんにとって、これ以上の地獄はない。事務所では机の下の一番奥で縮こまって苦しそう。

工事がいよいよ事務所の脇に迫ってきました。で、工事が始まる前に、テンちゃんは事務所から一番遠い裏ゲート近くの資材置き場に避難します。もちろん冷房なんてなし。日陰でも40℃近い暑さです。テンちゃんが事務所に戻れるのは昼休みと工事休憩の少しの時間だけ。工事は朝の9時半から始まって、夕方4時半には終わります。

              
             事務所ではつかの間の休憩に息ついて

この3日ほどは猛暑のせいで工事が中止になりました。おかげで冒頭写真のように気ままな場所で暑さ対策。テンちゃんの居場所には頻繁に水打ちして、暑さを和らげる工夫をしています。

              
          夜になっても暑いので、散歩の元気も出ない様子

それにしてもすごいですね、この猛暑。テレビでも「危険な暑さ」と盛んに警告を発しています。リード暮らしでも、この猛暑や工事の騒音から守ってもらえるのだから、やっぱりテンちゃんは幸せ者かな?

              
             夕陽に映えるテンちゃんのシルエット


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ハリーとシロキ

2018年08月02日 | (故)シロキ(白黄)
灰白くんはハリーと名を改め、保護部屋で頑張っています。人馴れして暴れることもないのでケージ暮らしは1日だけ。翌日からは出しています。数日後に店からテリー(新顔チビ)が合流して、やはり1日でケージから出て、今は保護部屋で2匹仲良く暮らしています。

              
                兄弟のようなハリーとテリー

さて、ハリーにはちょっと困ったことがありまして、とにかく鳴き通し。昼も夜も24時間、どこにそんなエネルギーがあるのかと思うくらい殆ど寝ずに鳴いてます。
だいたい保護されたばかりの猫が鳴き続けるのは、
①外に出たい(自分が生活していた環境に戻りたい)
②腹減った
③かまってほしい(人馴れしている場合)
のどれかです。でも全体を通して、要するに不安なんですね。こちらはとにかく、この①~③や空調温度などに気を遣いつつ猫が落ち着くまで待つしかないわけです。まあテリーが合流したので少しは気が紛れるとは思いますが。

ただ、問題はこの異常な猛暑の最中だということ。冷房中は別として、なるべく窓を開けて外の空気を取り込みたいけどハリーが鳴くのでそれができない。早朝などはご近所も窓を開けるし早い人は庭仕事にも出るので、こっちは窓どころか雨戸も閉めている状態です。本人(猫)のためにも、不安鳴きが早く納まってくれればと思うのですが。

どんなに窓を閉めても声は漏れるので、ひどいときは保護者が付き添っています。一昨日は妻が徹夜で付き添いました。今日も朝の3時頃から付き添い。食べ物で誤魔化したり何をしても、そのうち付き添っても外に出たいと鳴くので手がつけられません。テリーは無邪気に遊んでますが、ハリーの異様な鳴き方に落ち着いて寝付けないようだ。

              
           ハリーはいつ寝ているのか、鳴き続けの毎日です

さらに、もうひとつやっかいなのがシロキ(白黄くん)。かつてはハリーとの睨み合い唸り合いは日常茶飯事、本気の取っ組み合いも頻繁で、その騒音が住民問題にまで発展した2匹です。ご飯や場所取りで煩わしかったハリーがいなくなって、さぞかしせいせいしてると思いきやそうでもない。ハリーが保護部屋で鳴くと、何とシロキが呼応して外で鳴き出すのです。いつもではなくたまにの話ですが、唸り声どころか「クルルル・・」という求めるときの鳴き方で。

シロキは甲高い声の雄ニャン。もともとあまり鳴かない猫だったのが、ひとりになってよく鳴く猫に変貌したようだ。まあ、これまではハリーの強烈な「くれくれ鳴き」があったので、シロキは黙って座っていればよかったのが、今ではそうもいかなくなった。必要に迫られて意思表示の鳴き方を覚えたのでしょう。

で、よく聞いてるといろいろな鳴き方をしている。意外だったのがハリーに呼応して鳴く"求め鳴き"でした。あれだけ夢中で追い払っていたハリーに今度は求め鳴きだなんて、いったい猫ってどうなっちゃってるんですかね。今ではかつてのハリーがそうだったように、ちび太やキーに呼応して鳴き出すこともあります。保護者としては、これが頻繁になると騒音問題が再燃しそうで心配です。

              
          洗面所の窓から覗くちび太に呼応して鳴くシロキ


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