今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

リードの達人、ニャーとテンちゃん

2019年03月14日 | 猫と暮らし猫を知る
最近は殆どの家猫が"完全室内"暮らしになっているようです。「外は危ない」「他人迷惑」などの理由で役所やネットの専門サイトがそう勧めているからです。もちろん安全は大切ですが、猫が自然に触れることも同じくらい大切なんです。猫は環境変化への順応性が高いので、長い家猫暮らしで外に出たいと言わなくなります。だから大丈夫と言うサイトも多いけど、実は諦めて我慢しているだけなんですね。(参照:過去記事「自然に抱かれて」)

自分も"外飼い"はお勧めしません。やはり外は危ない。なので猫の好きな(新鮮な)雑草を家に取り込んで数ヶ所に置いたりしています。またリードを使いこなせるようになった猫は、外に出して自然に触れる機会を設けています。ハナ、テツ、くものかつての3匹組がそうだったし、今ではニャーとテンちゃんが外の世界を満喫しています。(参照:過去記事「三匹揃って猫散歩」)

本ブログでは、リードをつけて外散歩する猫の話がたくさん出てきます。
でも、元ノラの保護っ子たちは概してリードがお気に召さないようで(つまり苦手)、結局外に出すのを諦めてしまう。今のわが家の子たちは、2匹を除いてリード練習を挫折しました。折をみて練習を再開しますが、果たしてどんな状態が"合格"なのか、またリードで外に出すときの気遣いや注意点をまとめてみました。 尚、本記事の内容は自分の独断によるもので、必ずそうだと保証するものではありません。


最近店に立ち寄ったときのニャー


店でのテンちゃんはリードを感じさせない落ち着きぶり


かつての3匹(ハナ、テツ、くも)はリード散歩がご近所の評判に

猫をリード付で外に出せる状態というのは、逆に外に出したときのリスクについて考えてみるとわかり易いです。そのリスクを挙げてみると:
1.リードそのものを嫌がって外そうとする(首輪抜け)
2.リードが行動の邪魔になったり行動を制限されてイラつき、外そうとする
3.リードが障害物に絡まって身動きとれなくなる
4.危険が近づいても逃げられない(人、自動車、他の猫など)
5.4の結果パニックになって暴れる
6.その他誤飲誤食など普通の外猫と同じ

当家でも、かつてテツが車に轢かれそうになったり、他所猫が襲って来たこともよくあります。(テツは車が来て道路の向こう側に逃げようとしてリードで動けず、パニックになった。) 外猫の来襲は庭に繋がれたニャーが何度も経験しています。上記項目のうち3~6はリードで外に出す時に注意する問題。でも1と2は、これがある限り外に出すことは出来ません。

ニャーやテンちゃんのようなベテランはリードで外にいるとき、まず普段と同じように落ち着いています。リードが動きの邪魔になると、さりげなく手や足を上げて身体の外に回します。リードが張ってそれ以上行けなくなると、何気に諦めて別の行動に移ります。たまにリードが外れちゃったときがあっても、暫くはリードがあるときと同じ行動をとる。要するにリードのことを意識してないのです。

まず家の中でリードの練習をします。幼いときから家にいる猫はリードに慣れるのも早い。ハナ、テツ、くものときは殆ど苦労しませんでした。テンちゃんは保護したときかなり弱っていたので、回復の過程でもうリードをつけていた。ニャーは結構練習しました。まずは家で、それから首輪を(抜けないように)きつくして外デビュー。当初の1,2ヶ月はずっと付き添いました。そのうちかつての3匹組同様に慣れてきたので、今は首輪も広めのままです。


ニャーのリード練習風景(外デビュー)


ニャーのリード練習風景(まだまだぎこちない)


リード装着時でもゆるゆる首輪のテンちゃん(今はニャーも同様です)


ハーネスも検討したが"伏せ"の状態で動かなくなった

では、外に出すときに注意すべき点を挙げてみると;
1.基本は自分が付き添うか、繋げて独りにする場合でも10分置きくらいにはチェックする
以下繋げるときは
2.外に出していることを忘れない
3.自分の目の届く範囲内で繋げる
4.障害物の多いところは避ける
5.自動車や自転車の通り道には決して届かないように繋げる
6.猫の動きを予測して危険なところは避ける
7.簡単に外れたり動いたりしないところに繋げる

やはり繋げるときは、自宅の庭など少しでも安全なところにすべき。6については、例えば塀の上から向こう側に下りたりすると、リードの長さが足りず首吊り状態になったりする。これは首輪が抜けても抜けなくても大変危険なことです。一方テンちゃんには、繋がれていた大きめのラックを倒したり、鉄製のS字フックを伸ばして外して(モドキを)追いかけたりと武勇伝がたくさんあります。


写真の門袖の向こうは花壇で高くなっているので大丈夫
 でも、下りるとき門の柵にリードが引っ掛かって首を吊ったことも

大事なことは猫との信頼関係が十分にあって、猫が落ち着いていることです。それでも不意に何かが来たりとか、避けられない不測の事態は起こります。でも慣れてくれば、不測の事態が予測可能になる。そして備えることができるのだと思います。

つまりリードの練習というのは猫が練習するだけでなく、保護者自身も勉強や経験の積み重ねを通して成長しなければならない。なんて難しそうだけど実はそうでもない。愛猫を大切に思う気持ちと、愛猫が今何してるのかと慮る気持ち、それだけです。何より、それですっきりした感じになった猫ちゃんを見れば、本当によかったなと思えてくるのです。

わが家にはまだまだ外に出れない連中がいます。そんな連中は外にいるニャーを羨ましそうに見ている。こっちも諦めずに、リードの練習はこれからも続けていく予定です。以下に、それぞれのリード練習風景を添付しました。


リード練習中のみうは断固拒否の姿勢を崩さず


ちび太は店時代に練習したが、落ち着きがなくてダメだった


リードが椅子に絡まって動けないイエチビ


R直前のリンはリード付で子供たちに再会した


リードをつけただけでパニックになったシロキ


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おかげさんで元気です

2019年03月13日 | ニャー
ニャーです。
お正月以来のお久しです。
いやあ、本当にひどい目に遭いました。
下腹は痛いしオシッコは出ないし、気持ち悪くて食べるどころじゃない。
トイレに入り浸りの日々は本当に地獄でした。
ニャーたち猫族はそんなときでもじっと我慢するしかないから、
ひたすら耐えて耐えて耐えまくったんです。

何がどうとか、何でとか、この先どうとか、
ニャーはそんなこと考えません。
考えたって結局何も変わらないし。
でも、うれしいこともあった。
オジンが本気でニャーを心配してくれたんです。


"オジンウォッチ"も復活しました

何かとニャーのこと覗き込んで、
いつも付き添って撫でてくれた。
猫は苦しいときは独りになりたがるって言うけど、
ニャーは違うんです。
そんなときこそ大好きなオジンの傍にいたいんだニャ。
だから本当に嬉しかった。

でもそのオジンに、嫌なことたくさんされました。
箱に押し込められて変な所(病院)に連れて行かれて、
痛いこと怖いこと、たくさんされた。
家でも口の中に何か流し込まれたり(強制給餌)、
怖くて痛いこと(輸液)は今でもやろうとする。
まったく油断も隙もあったもんじゃない。
オジンの心配顔はもう要注意なんだよな。


病院では"おりこうさん猫"で評判に

オシッコも何とか出るようになって、本来の生活が戻ってくると
今度はまずいご飯(療法食)ばかり出してくる。
これには参りました。
ニャーがお腹が空いてるのに必死の抵抗で食べないでいると、
親の心子知らずだとか何だとかブチブチ言いながら、オジンがまた悩みだした。
まったく何言ってんだか。
泣きたいのはこっちだったんだニャ。

でも、諦めないのがオジンのいいところ。
ニャーの身体に少しでもいいご飯を買い漁って、ついに見つけた。
いやホント、これはいける。
ニャーは今、その「尿路の健康」にいいらしいカリカリにハマッてるんです。
それでオジンもニャーもハッピーハッピー。
時々オジンがこっそり療法食を混ぜるけど、
1粒でも混ざってたらニャーは食べません。
オジンは「3粒までなら大丈夫」とか何とか言ってるけど・・。


「弱ってもニャーの意気地は貫き通したぞ」

でもまあ、おかげさんで元気になりやした。
本当に大変な思いしたけど、今になって何より嬉しいのは
オジンがすっかり変わったこと。
ニャーがこの家に来たときのあのやさしいオジンに戻ったんです。
何でもニャーがこんなになったのは自分のせいだと思ってるらしい。


病院帰り、店に寄って大好きだったK君の机の上に
(あいにくK君は不在でした)

ニャーは理由なんてどうでもいいです。
オジンはまだ心配してるけど、
難しいことは考えないで、今がよければ全て良し、なんだニャ。


懐かしいプリンターの上で
「でも覚えてないやい!」


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リン一家の家猫修行・その後は・・

2019年03月10日 | リン(旧イエミケ),クウ,キー
リン一家をわが家に保護してから1年が過ぎました。
思えばリンがソトチビのご飯を狙って家裏に現れたのが一昨年の10月。そのひと月後には、まだよちよち歩きのキーとクウを連れて来てソトチビの寝床に居着いた。それからソトチビの寝床を新設して、彼らの共同生活が始まったのでした。一家は家裏で暮らし、ソトチビは夜になるとカイロ付の寝床にやって来た。貯水池に落ちたりネットに引っ掛かって宙吊りになったキーを助け、町内の奥に迷い出てしまったクウをソトチビが現れて連れ帰るなど、4ヶ月の共同生活にはいろいろなことがありました。


キーとクウは家裏ですくすくと成長しました(再掲)

何より、リンの子供はキーとクウ以外にもいたのではないかと思えたこと。それにいたいけなキーとクウが成長するにつれその将来の危うさを思うと、ノラという運命の過酷さに胸が痛んだ。しかし時は無情に進み、子離れ親離れが近付いてリンが再びフェロモンを出し始めたのだろう、それまで紳士的に待っていたソトチビが発情した。そして2匹が恋を成就させるまさにその時、ソトチビからリンを取り上げたのでした。


ソトチビ(後ろ)は一家の大恩人(猫)です(再掲)

リンの手術とその後の養生の間、子猫たちはソトチビと過ごして母親を待った。やがてRにより戻ってきたリンの変化に子猫たちはとまどい、失意のソトチビは姿を消した。リン一家の家裏生活は続いたが子猫たちを見ない日が多くなり、いよいよ一家離散かというある日、意を決して3匹まとめてわが家にお迎えしたのでした。

直後にちび太が里親さん宅から出戻ってきて、わが家は初体験の6匹家族に。その後はハリーやテリーなどが入ったり出たり。今はシロキにテンも加わって8匹家族です。2度の大脱走大捜索を除いて、これまでは事件事故なく平穏に過ごしてきた。


大人になっても"ツインズ"のキーとクウ

しかし家猫化となると・・・。
経験豊富な妻によれば、家での頭数が多くなると猫が人よりも猫同士互いに意識するようになって人に馴れない。 かつてハナ、テツ、くもの3匹組のときは子供たちがいたので家族5人、猫たちは人間の間で暮らしていたので嫌でも人間に影響される。でも今は猫の間に人がいる状態。これでは保護者に意識を向ける余裕がない。妻は「1匹づつ里子に出しちゃえば変わるよ」と簡単に言うのだが・・。

保護してひと月ほど経った頃、保護部屋暮らしでは人馴れが進まないと実感して、それ以後は保護者と同じ空間、同じ環境で暮らしています。その結果リン一家は急速にわが家に慣れて、あっという間にホームグラウンドになりました。キーとクウはすっかり家猫気分でどこでもくつろぐことができ、リンは相変わらずちび太やニャーからの隠遁生活は切ないけど、かつて知ったるわが家の顔をしています。


オジンの膝の上はリンにとって"安全"な場所でもある

でも、3匹とも人が近付くと反射的に逃げる。キーは落ち着いているときは甘えん坊で撫でられるのが好き。でも超ビビリな性格のせいで、まどろんでいるとき以外は近付くこともできない。リンもキーに似ていて、自分からは盛んにくっついて来るのにこっちから手を出すと逃げる。クウはいまだに警戒心が強く触ることもできません。手を出せばすかさず猫パンチが飛んできます。


リンには超甘えん坊のクウは、リンのご飯を必ず横取り

しかし3匹とも、一応保護者夫婦は同じ屋根下の共同生活者と認識しているようだ。リンほど馴れてないキーとクウにしても、こちらからかまおうとしない限り接近しようが何だろうが気にしない。むしろ保護者の動きに興味を示してじっと見つめてきたりする。食事の準備中は尻尾をピンと上げて足にスリスリしてきます。深いスキンシップはできなくても、もう立派な共同生活者になっているのです。


キーを見つめるリン

でも、里親さん探しとなると難しそう。やっぱり人を親のように慕って甘えてくる猫ちゃんじゃないと、選ばれないんだろうな。特にまだ触ることすらできないクウなんて論外だろう。

ところで、この3匹は本当に仲がいい。保護した当初はバラバラな感じだったのが、いつの間にか気心の通じた家族に戻っていた。わが家には娘が2人いて既に家庭を持っているけど、妻を含めた3人は日頃の生活はまったく別でも、いつの間にか連絡を取り合っている。リン一家もそんな感じなのです。人馴れしてないクウにとって、ちび太やニャーに脅されながら気丈に振舞うリンにとって、この3匹の関係がどれだけ心の拠り所になっているかと思うと、そう簡単には引き離せないなと覚悟しています。


ツインズ~こんな2匹を引き離すなんてとてもできない

お迎え予備軍のノラたちのことを思えば確かに家のニャンコを減らしたいところではあるけど、リン一家は3匹まとめて引き取ってくれるベテランさんでも現れない限り、わが家に居残る可能性が大きいです。


リンは相変わらずの美猫さんです


コメント (1)
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ウェルカム テンちゃん

2019年03月07日 | 大家族の日常
今年の正月に8匹目のニャンコとしてわが家に合流したテンちゃん。雨日を除いて昼間はお店に出張していますが、基本はわが家での生活です。

テンちゃんカテゴリーの過去記事(特に初期)にあるように、とにかく番長テンちゃんは血気盛んで武勇伝には事欠かなかった。そもそも普通の鳴き方なんてもう忘れちゃって、ギャオーという怪獣声の威嚇鳴きしかしない。しかもあのゴジラ顔。トシも食ったし腎不全で弱ったとはいえ、相変わらず迫力満点のテンちゃんに先住ニャンたちがどう接するのか。

2ヶ月が経ち、保護者の心配をよそに諍いもなく大家族の一員となったテンちゃんですが、果たして先住のニャン連中がどう感じているのか、彼らの気持ちを代弁してみました。尚、今ではエイズ組も他の猫たちと一緒に生活しています。(食べ物は別にしているが飲み水は結果的に共有。)

その1:テンちゃん
今はコタツの中とストーブの前が主な居場所。水飲みはキッチンのシンクが中心。
      (後ろはニャー)
「暖かいしリードもないし、本来のオレの動きが出来て調子いいぞ。ただし目障りな奴らが沢山いて落ち着かないな。」

その2:ちび太
寝るときはオジンの布団の上だがそれ以外はこだわりがない。好奇心旺盛の怖いものなし。
     
「大恩人(猫)と言われたって覚えてないやい。でも懐かしい臭いがするんだな」

その3:クウ
未だに人を寄せ付けないが家の子気分満々。キーとリンだけに心を許し、ちび太は遊び相手。
     
「変なオジン猫が来ても関係ないよ。この家ではオレの方が先輩だし。」

その4:キー
人(猫)見知りはしないが超びびり。他の猫から警戒されない友達作りの名人(猫)。
     
「いつもウーウー言っててちょっと怖いよ。不意に近づくと手出してくるし。」

その5:リン
テーブル下の椅子上が安住の場所に。付き纏うちび太の隙を縫ってオジンくっつきの一番手。
     
「オジンにくっつきに行きたくても、最近あのオジン猫が傍にいるんで邪魔なのよね。」

その6:シロキ
意外なほど気弱で寂しがり屋の甘えん坊。その憎めない性格が受け入れられて住民権獲得。
     
「オジンかオバンが傍にいれば、ほかに誰がいようと気にしましぇ~ん。」

その7:みう
空気のような存在感でリビングの主。ストーブの前をテンにとられてピアノの上を開拓中。
     
「あのじいさん平気で寄ってくるしすぐ唸るし、何だか薄気味悪いんだニャン。」

その8:ニャー
わが家猫社会のリーダー的存在。自身も腎臓病で弱っていたせいかテンには一目置く。
     
「怖くなんかないぞ。でもニャーは敬老の精神だ。無駄な争いはしないんだニャ。」


ということで、いまのところわが家は平穏無事です。やっぱり猫というのは平和主義者。ひとつ屋根の下で暮らせばそれなりに仲間意識を持つようです。あとは病気を抱えた連中がなるべく早く全快してほしいと願うばかりかな。

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新参の春、テンチビと顔白ちゃん

2019年03月04日 | レオ(テンチビ)とココ
テンちゃんが「生きる」を頑張る一方で、店には次世代を思わせる子ニャンが登場。
同じキジトラ模様のその子が現れたのはまだ2週間ほど前のこと。まるでテンちゃんの子供だか孫だか子分のようなので、名前をテンチビとしました。テンチビは既にそこそこ人馴れしていて、初対面で現れた早々に「メシくれー」の大騒ぎ。しかも大変な大食漢。当初は夕方から夜になると現れて、満腹になるとどこかに消える毎日でした。


店に現れた頃のテンチビ

ところがここにきて事情が変わった。男の子だったテンチビ君、このところ気温が上がって春めいてきたのに合わせて、恋の季節を迎えてしまったのです。そのお相手は、そう、ミケチビです。それまでの店はミケチビの独占状態で、しかも暖かい観葉室への抜け道も覚え、それこそミケチビにとっては天国でした。しかしテンチビが現れた。「クルルルル・・・」と求愛声を発して、ミケチビを追い回し始めたのでした。

テンチビは、昨夏に保護して今は里親さん宅で暮らしているテリーの兄弟のような猫。顔つきもそっくりで同じ昨年春頃に生まれたと思われます。発情するにはまだ少し早いかなと思っていたのですが・・。一方ミケチビも同じくらいの年齢だけど、今のところテンチビのアタックから逃げ回っている感じ。しかしテンチビがミケチビを追い回すうちに、秘密の通路(観葉室への入口)を覚えてしまったのです。


ダイフク並みの大食漢です

さて困ったのはミケチビ。ご飯は食べたいけどやって来ればテンチビに付き纏われる。判官贔屓のスタッフが食べ終わったテンチビを追い払ったり、ミケチビが現れればテンチビをブロックしたり、何とかミケチビに食べさせようと工夫するのですが、スタッフが帰宅した後にどうなるかは猫まかせ。そうこうするうちに、とうとう最近はミケチビを見なくなりました。


夜になると観葉室にやって来たミケチビだったが・・

もちろんテンチビ君が悪いわけではなく、むしろ人を怖がらないのでミケチビよりも愛嬌がある。さて、この2匹はどうなることやら。今のままじゃミケチビがかわいそうだし、といって仲良くカップルになってもらうのも、それはそれでちょと困る。現状ではテンチビ君がこれ以上懐かないように、初めてのTNRも視野に入れながら対策を考えているところです。

一方わが家の家裏では、先月13日の記事で初披露した新手くんが定着してきた。新手くんはかなり人懐こく、食べ終わってもわが家に興味があるのかリビングに回って中を覗きこむことが多くなった。新顔ちゃんに似ているが顔に白味が多いので「顔白ちゃん」と命名しました。2匹とも草原(休耕田)ではなく山の手の方からやって来るので、出所は同じかもしれない。

また黄白くんも黄色くんもたまにやって来るがそのうちのどちらかがやはり恋の季節を迎えて、わが家の周りと言うより街中をくるくる鳴きながらうろつき回る。そのお目当ては明らかに新顔ちゃんと顔白ちゃん。ということで、どうやら顔白ちゃんも新顔ちゃん同様♀のようです。しかもこの2匹、結構仲のいいことがわかった。最近は仲良く並んで食べに来たりしてます。


仲良く食事する顔白ちゃん(手前)と新顔ちゃん(奥)

しかし黄色くんと黄白くんは相変わらず犬猿の仲。今日の夜明けは久々に家裏で大騒動(大声の唸り合い)が勃発。近所中の家々を起こしてしまいました。これでまたしばらくは追い払うはめになりそうです。この2匹、親の心子知らずとはこのことなんだなあ。やっぱり猫も人間も、オノコは問題が多いようだ。

まだ写真がないので、黄色くんと黄白くんの話は後日とします。


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