暖かくなってきましたね。
でも朝晩は寒いのでまだまだホカペやおコタが必要です。おコタと言えばニャンコ。わが家では今冬さらに増えて8匹になりましたが、さてその猫模様はどのように変化したのか、彼らの生活の中心に位置するおコタの利用度合いから探ってみました。
おコタの中のみうに挨拶するシロキ(奥にニャー)
もともと猫というのは、飽きっぽい性格のせいかその生活パターンをよく変えます。野生時代の警戒心の名残なのかもしれません。戸棚の上だったりカーテンの陰だったりホカペの片隅だったり、居場所の定位置がしょっちゅう変わる。大家族になっても(居場所を)奪った奪われたにはこだわりがないようです。自分がハマっている場所にたまたま誰かがいても、「ありゃ」って感じで遠慮する。これには上下関係もないようだ。盗った盗られたと騒いだり、恨んだり根に持ったりするのはどうやら人間だけのようです。
愛用の寝床をリンに取られたみうはその前で
わが家の生活はリビングが中心。エイズキャリア組も一緒です。なのでリビングに保護者2人と猫8匹が集まる時間は結構多い。一応それなりに工夫して部屋のあちこちに寝床を設置。ダンボールの箱6個、市販の寝床2個、キャットタワーの椅子(3個)と部屋(2個)、その他は戸棚の上2ヶ所、ピアノの上、そして冬はホカペの上とコタツの中。いやいや、これだと10匹くらいはいけそうかな。寝床は猫が飽きると配置を変えています。
リビングの寝床は選り取り見取り(左下はニャーの愛用)
女子連合の時代
さて、かつて「おコタの中は女の園」を書いたのは昨年12月はじめのことでした。当時はみうとリンがコタツの中を独占していた。もともとニャーはコタツの中よりコタツ布団の上で寝るのが好きなタイプ。(入ることもある。) それにつられてちび太やキーもコタツの周囲に陣取っていた。その隙をついて女子連合がコタツの中を独占したのでした。クウはキーについたりリンについたり。その頃シロキはまだ保護部屋暮らし、テンちゃんは店にいました。
日が当たるオジンのベットの上にもちび太とクウが
群れる猫、群れない猫
ちび太とキーは何かとニャーを慕って"ニャー一派"を形成。クウはリンとキーにしか心を開けず、どちらかと一緒か単独行動。みうとリンは女子連合と言っても特に"連合"意識はなく、リンはキー、クウ、みう以外とはコタツで共存しない。(シロキは△。) 一方のみうは、弱難聴のせいか他猫とのインタラクションが極端に少ない。結果的に単独行動のように見えるけど、かつてはソトチビと長きに亘ってランデブーを続けた。お正月になって、具合を悪くしたニャーがコタツの中に入るようになった。途端にちび太とキーも。そしてコタツに入れなくなった女子連合は散会したのでした。
物干し部屋の出窓で日向ぼっするキーとちび太
おコタの中で友達作り
保護部屋から開放された当初のシロキは、怖くて自分から部屋を出ることができなかった。家裏でハリー(灰白くん)と張り合っていたころの面影もない。でも、どことなくドジでオニブでどんくさいシロキ、他の猫からもあまり警戒されず次第に本性を出してきた。その本性とは、気弱で寂しがりやで甘えん坊。まず保護者と身体のどこかを触れていたい。周りに仲間の猫たちがいると落ち着く様子。気が弱くてなかなかお遊びに加われないけど、シロキの強みはオニブ(無頓着)なこと。誰がコタツにいても構わずそっと入って「こんにちは。」 そんな甲斐あって、今ではチビガキ3匹組と仲良く遊んでいます。
おコタの入口でリンにご挨拶するシロキ
テンちゃん登場
テンちゃんが店からやって来ました。あの怪獣声での唸りはやっぱり迫力満点。他猫の間に緊張が走った。しかし年老いたか腎不全で弱ったか、唸りはするけどテンちゃんが他の猫に手を出すことはなかった。むしろ他の猫をまったく気にしない動き。今では他の猫たちもすっかり慣れて共存しています。きっとテンちゃんはボケのせいで、弱難聴のみうと同じような感じなのかもしれません。
ストーブの前をテンちゃんに取られたみう
そのテンちゃん、当初は保護部屋でシロキと暮らした。昼はテンちゃんに2階の日当たりのいい部屋に移ってもらい、夜はシロキがケージ内で寝た。そのうちシロキ同様テンちゃんも家の中でフリーになると、やはりリビング中心の生活になった。主な居場所はストーブの前で、そのうちコタツにも入るようになった。しかしテンちゃんが入ると、やはり緊張するのか他の猫がさっと出てしまう。コタツの中で一緒にいるのはオニブのシロキだけ。ということで、おコタはエイズ組の天下となったのでした。
みうに甘えるキーは「おコタなんか要らないやい!」
そして現在は
暖かくなるとテンちゃんはコタツを止めて、ソファの上の寝床を愛用するようになりました。急性腎炎から復活したニャーは戸棚の上かホカペ上の寝床を愛用。ということでコタツは群雄割拠の時代に突入。主な住人はシロキとちび太だけどその隙をついてリン、みう、キーにクウも。リン以外はちび太やシロキとも共存できます。神経質なリンをのぞけば上下も年功序列もなく、譲り合いの精神で和気藹々とやっているようです。
最近は戸棚の上から見下ろすのが気に入ったニャー
と、こんな感じですが、当家では毎年梅雨明けまでコタツやホカペを出しているため、おコタが作る猫模様はまだまだ変わっていくかもしれません。
食いしん坊のちび太とクウはキッチンの戸棚の上でも
でも朝晩は寒いのでまだまだホカペやおコタが必要です。おコタと言えばニャンコ。わが家では今冬さらに増えて8匹になりましたが、さてその猫模様はどのように変化したのか、彼らの生活の中心に位置するおコタの利用度合いから探ってみました。
おコタの中のみうに挨拶するシロキ(奥にニャー)
もともと猫というのは、飽きっぽい性格のせいかその生活パターンをよく変えます。野生時代の警戒心の名残なのかもしれません。戸棚の上だったりカーテンの陰だったりホカペの片隅だったり、居場所の定位置がしょっちゅう変わる。大家族になっても(居場所を)奪った奪われたにはこだわりがないようです。自分がハマっている場所にたまたま誰かがいても、「ありゃ」って感じで遠慮する。これには上下関係もないようだ。盗った盗られたと騒いだり、恨んだり根に持ったりするのはどうやら人間だけのようです。
愛用の寝床をリンに取られたみうはその前で
わが家の生活はリビングが中心。エイズキャリア組も一緒です。なのでリビングに保護者2人と猫8匹が集まる時間は結構多い。一応それなりに工夫して部屋のあちこちに寝床を設置。ダンボールの箱6個、市販の寝床2個、キャットタワーの椅子(3個)と部屋(2個)、その他は戸棚の上2ヶ所、ピアノの上、そして冬はホカペの上とコタツの中。いやいや、これだと10匹くらいはいけそうかな。寝床は猫が飽きると配置を変えています。
リビングの寝床は選り取り見取り(左下はニャーの愛用)
女子連合の時代
さて、かつて「おコタの中は女の園」を書いたのは昨年12月はじめのことでした。当時はみうとリンがコタツの中を独占していた。もともとニャーはコタツの中よりコタツ布団の上で寝るのが好きなタイプ。(入ることもある。) それにつられてちび太やキーもコタツの周囲に陣取っていた。その隙をついて女子連合がコタツの中を独占したのでした。クウはキーについたりリンについたり。その頃シロキはまだ保護部屋暮らし、テンちゃんは店にいました。
日が当たるオジンのベットの上にもちび太とクウが
群れる猫、群れない猫
ちび太とキーは何かとニャーを慕って"ニャー一派"を形成。クウはリンとキーにしか心を開けず、どちらかと一緒か単独行動。みうとリンは女子連合と言っても特に"連合"意識はなく、リンはキー、クウ、みう以外とはコタツで共存しない。(シロキは△。) 一方のみうは、弱難聴のせいか他猫とのインタラクションが極端に少ない。結果的に単独行動のように見えるけど、かつてはソトチビと長きに亘ってランデブーを続けた。お正月になって、具合を悪くしたニャーがコタツの中に入るようになった。途端にちび太とキーも。そしてコタツに入れなくなった女子連合は散会したのでした。
物干し部屋の出窓で日向ぼっするキーとちび太
おコタの中で友達作り
保護部屋から開放された当初のシロキは、怖くて自分から部屋を出ることができなかった。家裏でハリー(灰白くん)と張り合っていたころの面影もない。でも、どことなくドジでオニブでどんくさいシロキ、他の猫からもあまり警戒されず次第に本性を出してきた。その本性とは、気弱で寂しがりやで甘えん坊。まず保護者と身体のどこかを触れていたい。周りに仲間の猫たちがいると落ち着く様子。気が弱くてなかなかお遊びに加われないけど、シロキの強みはオニブ(無頓着)なこと。誰がコタツにいても構わずそっと入って「こんにちは。」 そんな甲斐あって、今ではチビガキ3匹組と仲良く遊んでいます。
おコタの入口でリンにご挨拶するシロキ
テンちゃん登場
テンちゃんが店からやって来ました。あの怪獣声での唸りはやっぱり迫力満点。他猫の間に緊張が走った。しかし年老いたか腎不全で弱ったか、唸りはするけどテンちゃんが他の猫に手を出すことはなかった。むしろ他の猫をまったく気にしない動き。今では他の猫たちもすっかり慣れて共存しています。きっとテンちゃんはボケのせいで、弱難聴のみうと同じような感じなのかもしれません。
ストーブの前をテンちゃんに取られたみう
そのテンちゃん、当初は保護部屋でシロキと暮らした。昼はテンちゃんに2階の日当たりのいい部屋に移ってもらい、夜はシロキがケージ内で寝た。そのうちシロキ同様テンちゃんも家の中でフリーになると、やはりリビング中心の生活になった。主な居場所はストーブの前で、そのうちコタツにも入るようになった。しかしテンちゃんが入ると、やはり緊張するのか他の猫がさっと出てしまう。コタツの中で一緒にいるのはオニブのシロキだけ。ということで、おコタはエイズ組の天下となったのでした。
みうに甘えるキーは「おコタなんか要らないやい!」
そして現在は
暖かくなるとテンちゃんはコタツを止めて、ソファの上の寝床を愛用するようになりました。急性腎炎から復活したニャーは戸棚の上かホカペ上の寝床を愛用。ということでコタツは群雄割拠の時代に突入。主な住人はシロキとちび太だけどその隙をついてリン、みう、キーにクウも。リン以外はちび太やシロキとも共存できます。神経質なリンをのぞけば上下も年功序列もなく、譲り合いの精神で和気藹々とやっているようです。
最近は戸棚の上から見下ろすのが気に入ったニャー
と、こんな感じですが、当家では毎年梅雨明けまでコタツやホカペを出しているため、おコタが作る猫模様はまだまだ変わっていくかもしれません。
食いしん坊のちび太とクウはキッチンの戸棚の上でも