今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

サクラの変化、いや異変?

2022年09月19日 | サクラ(新顔)とキジロ(黄白)
サクラが変だなと思うようになったのは、実は数ヶ月前のことです。
季節外れの猛暑日が続いた6月後半、当時はキジロとの鉢合わせが増えたせいだと思った。
その頃から、それまでカリカリ派だったサクラがカリカリを食べなくなった。
7月になるとウェットの好みもどんどん狭まって、何も食べないことも多くなった。
8月になると、キジロを避けながらいつも家の周りにいる。
お腹が空いているので常時勝手口にいるような状態だ。

かつてのサクラの定位置

ルイの初期症状と似ていたので、当時何より心配したのはFIPの可能性でした。
とにかく何でもいいから食べてもらいたい。
しかし8月の後半になるとサクラにさらなる変化が。
ドアが開けば寄ってきて手にスリスリしていたサクラが、開けた途端に逃げるようになった。
そして距離を置いてこちらの様子を伺っている。
当方を信じきれないようなその行動、何かあったことは間違いないと思った。
お腹は空いてるはずなのに相変わらず食べない。
前記事では偏食と書きましたが、確かに偏食の激しいサクラではあるけど、ここまでくると異変だ。
頭の中ではそう思っていました。

少し離れてこっちの様子を伺うサクラ

さらに、あることに気付いた。
サクラが鳴かない。
もともと声が小さくて聞こえないことが多いけど、でもよく鳴く子だった。
それがまったく鳴かない。
しばらく経って、たまに鳴こうとしても声が出ないのだということに気付いた。
いわゆる「サイレントニャー」とは違う。
声が出ないので、よほどのことじゃないと鳴こうともしない様子。
妻は、サクラのそんな状態に前から気付いていたと言った。

そこでいろいろ考えました。
こんな時のために、自分は勉強しまくっているのです。
主にネット情報だけど、病院の先生にも質問攻めにして確認する。
自己判断というのは決して薦めません。
でも家の中にも外にも触れない子がいるので、通院ができなければある程度の知識を自分で身に着けるしかない。
しかも処方するにしても使えるのは経口薬だけ。
主に使われる薬はステロイドやインターフェロンや抗生物質。
前2者はさすがに素人判断難しいが、抗菌剤の抗生物質は何かと役に立つ。
かつては抗真菌剤(ニナゾール)を海外から取り寄せて、ソトチビに使ったこともありました。

お隣さんで休息中 (最近は反対側=当家の給湯器上に変えました)

声が出ない原因として該当しそうなのは猫風邪、咽頭炎、何らかの口内の炎症、それにストレスなどだ。(甲状腺機能促進症や癌など素人判断できないものは別として。)
その頃、サクラが珍しくカリカリを2,3粒食べるのを見た。
噛んだか呑み込んだかのたびにビクンと頭をのけ反るようにしていた。
やはりどこか口の中が痛いのだ。それで食べなくなった可能性が高い。
そう思って抗生物質を先生の処方通り与えてみた。
すると、2日目にはしゃがれ声が出た。それでインターフェロンも2滴ほど加えた。
3日目にはか細くだけど普通の声がでるようになり、
5日目にはほぼ復活したので投薬を止めました。

裏のお宅のフェンス上でキジロの食事をやり過ごす

今のサクラは以前と較べれば殆ど鳴かないが、鳴こうと思えば声は出る。
もともと声が小さいから不都合もなさそうだ。
一方ドアを開けると、相変わらず避けるように離れていく。
そのままどこかに消えてしまうこともあるけど、やがて戻って来て食べている。
何回かに分けて、食べる量は随分戻って来た。
カリカリも少しは食べるようになった。
サクラに何が起こったのかわかりません。
投薬が功を奏したかどうかも定かではない。
でも、こんな感じでやっていくつもりです。
中の猫たちもモドキもソトチビも、それで危機を乗り越えてきたのだから。

(爆睡中) 何と言っても、やっぱり当家の裏が安心できるようです

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もうすぐお別れ

2022年09月17日 | ケン(ちびたん)とコミケ
コミケが里親さん宅に旅立つことになりました。
里親さんはコミケを保護したとき、最も精力的に動いてくれたあのお客さんです。
(7月26日付過去記事参照)

現在のコミケ、少し大人っぽくなったかな?

里親さんは当店のお客さんでもあるし、店の近くにお住まいなので安心です。
30代半ばくらいのまだお若いご夫婦で奥様は専業主婦。
一軒家で既に4匹の保護猫たちと暮らしている。
コミケにとって、これ以上はないと思える里親さんです。

今は保護部屋暮らしのコミケ、ご飯はケージの中で食べる

保護した時はガリガリだった身体もだいぶふっくらしてきた。
それにしてもあの時、まだ1ヶ月そこそこくらいの子猫がよくもまあ逃げ回ったもんだ。
母猫とはぐれたのだろうか、あるいは捨てられたのか、独りで来たとは思えなかった。
一応その後もくまなく探したのですが、兄弟猫はいなかった。

トイレ掃除の邪魔するのが大好き

子猫なので好奇心旺盛、怖いもの知らず、後戻りを知りません。
何事も経験とばかり新しいこと新しい環境にどんどん慣れていく。
猫も人間もどんな動物でも、子供のパワーというのは素晴らしい。

オジンの膝の上で一丁前の表情

幼猫を扱ったのはチキンとキリン以来3年ぶり。
いい経験をさせてもらいました。


保護してしばらくの頃、わが家ではパンダのコミケと呼んでいた

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孤高の猫、ニャーの悩み

2022年09月16日 | ニャー
最近のニャー、居場所がなくて困っているようだ。
相変わらず穏やかで柔和な表情だけど、"旧知の仲"たる自分にはわかります。
もともとニャーは孤高の猫、というより、保護者との蜜月を大事にする猫。
今のような多頭生活には不向きな猫でした。

リビングお膳の上でまどろむニャー

このところのニャーの記事は穏やかになった話ばかり。
保護者との信頼関係が揺るぎないものになって、気持ちも落ち着いてきたと。
でもそれは、保護者である自分の希望的観測に過ぎないのかもしれない。
ニャーは人間ではない。やっぱり猫社会での暮らしが第一義なのだ。
自分は猫の性格のみならず、本能や習性までちゃんと慮っているのだろうか。

冷蔵庫の上に行こうとしたら、超満員で諦めたニャー

猫と会話ができない以上、結局その答えも推測するしかない。
ただ、店時代のニャーは"保護者命"みたいな猫だった。
子猫チビはニャーを慕って居着いたし、僚友シャッポも初めはニャーを慕っていた。
そして始まった3匹時代、でもニャーはスタッフと過ごす時間の方が多かった。

テーブル上のニャーを見下ろすリンとクウ

ニャーは間違いなく家猫だったはずだ。
とにかく初めから人に懐いていたし、手術済だし、躾も行き届いていた。
きっと単独飼いで、保護者家族に愛されて育ったに違いない。
だから捨てられたとは思えない。きっと不本意な家出をしてしまったのだろうと。
しかし1年探しても、保護者さんは見つからなかった。

最近はリンとのツーショットも見られます

チビ亡き後、シャッポの変心で逃げ回るニャーを遽急家に保護した時、
頭に浮かんだのは当時保護予定のみうとの共同生活でした。
後に一緒になったそのみうでさえニャーは排除しようとした。
ニャーは自分と保護者の蜜月を守りたかったのだと思います。
ようやく落ち着いたと思ったら、リン一家をはじめ次々と新顔が加わってきた。

当時の記事を読み返すと、自分(オジン)はその都度ニャーの立場を気にしている。
ニャーにとって多頭化は苦痛、でも厳しい外には助けを待っているノラが沢山いる。
今だってモドキやサクラやキジロがいるし、ココレオだって中途半端な立場だ。
ケンやコミケのように、自立前の子猫だったら待ったなしだ。
一方、里親さん探しはますます難しくなって、"入"はあっても"出"がなくなった。

かくしてニャーには、ひたすらに我慢を押し付けているのです。
しかもニャーが独りでいたくても、何故かニャーの居場所は他猫たちの興味の的になる。
オジンの傍にいたくも、オジンの傍には他猫がいつも集まっている。
それでも穏やかでいてくれるニャー。
その一方で、リン一家のリビング進出につれて室内無差別マーキングが復活した。
ニャーへの気遣いは、怠ることができません。

最近はリビングを離れてオバンベットにいることも多くなった
(枕の横にニャー、一緒にいるのはチキンとケン)

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泰然自若で人畜無害

2022年09月14日 | (故)シロキ(白黄)
デブでブサイクだけど、仕草がかわいい
ドジでおニブだけど、泰然自若
おおらかで競争心がない、人畜無害
ちょっかい出されても、まず怒らない
好き嫌いもなく、他人(猫)迷惑一切なし
大食漢のリンゴ猫でも、誰よりも手間暇いらず

そんなシロキだから、人気があるのは当たり前
シロキの根城、冷蔵庫上には訪問者が絶えません

チキン

ポニー

ちび太

リン 

ニャー

他にキーとクウも(残念ながら写真なし)

最近は各猫の居場所が日替わりのように変わります
根城なんてなくても、どこでもいい感じ
リン一家がリビングに進出すると
さっそく"空き家"にお邪魔するシロキとチキンでした

天空トイレは今もリンとクウの専用です

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外は秋、でもわが世は春

2022年09月12日 | リン(旧イエミケ),クウ,キー
その後のリン一家
殆どの時間をみんなと一緒にリビングで過ごしています

リビングのキー(手前)とリン

もうニャーの視線も怖くない
ポニーやチキンの後追いはさらりとかわす

こんな光景も見られなくなりました
(かつての根城周辺でのリン一家)

リンはちび太とのオジンの横ポジ争奪戦に精を出し
クウも新しい居場所を見つけました

ピアノ横がクウの新しいポジションに(下はキー)

あるとき、キーが中に入っていると

気付いたクウが一緒に入ろうと

さすがに無理だと諦めた


またリビングでこんな光景を見れるようになったなんて
感無量
そう言えばクウの表情もすっかり家猫
ナデナデできる日も遠くない?


4年ぶり?くらいで見るツインズの窓際ショット

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