今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

出ましたオジンの心配性 ~その後のコミケ~

2022年09月24日 | ケン(ちびたん)とコミケ
コミケが里親さん宅に向かった翌日の昼前、里親さんから連絡がありました。
わが家でコミケがどう暮らしていたかと。
質問の理由を尋ねると、コミケが先住猫さんたちに威嚇されて怯えまくり、
部屋の隅の物陰に隠れたままでいまだに出て来ないと。
飲まず食わずにトイレもなしで、里親さんも心配になって電話してきたのでした。

ありゃ、と思った。
どうやらいきなり先住さんたちの中にポンと置いたらしい。
そりゃ無理というものだ。わが家でもまだ保護部屋から出してなかったのに。
迂闊でした。里親さんはベテランと思い込んで、そういった基本的な確認をしなかった。
取り急ぎ隔離部屋に移して先ず安心させる。
それから"煽り止め"等利用して、先住さんとは時間をかけて慣らすよう伝えました。
里親さんも殆ど寝てないらしく、大変な思いをしたことが察せられた。

写真はいずれも旅立つ前日、当家の保護部屋にて

電話を切ってから待てよ、と思いついた。
と言うことはコミケは、もうまる1日以上トイレを我慢してる?
オシッコのトラブルに関してはニャーとチキンで嫌と言うほど経験済だ。
1日以上我慢だなんて、調べてみるとやはり大変なことが書いてある。
いつもの先生に確認すると、「手遅れになる前に早く連れて来なさい。」

で、慌てて電話すると、里親さんはコミケを隔離した後に外出していた。
その里親さんをせかしにせかした。「もう一度自分が預かります」と。
コミケのトイレがそのままだったのでまずそこで挑戦。それでだめなら診てもらうしかない。
そして、何とか店まで運べないかと頼み、自分は休みだったので店にいる妻にも伝えた。
それから待つこと1時間。妻から連絡が来た。里親さんから連絡あったと。
トイレはしてないけどすっかり落ち着いて遊んでる。人間にも懐いて来たらしい。
それで、とりあえず食べ物を与えて下さいと頼んでおいた、と妻は言った。



おいおい、問題はトイレなのに。
それで里親さんに電話すると、食べた食べたと大喜びだった。
トイレが手遅れになるとまずいから、と自分。
もうしばらくトイレがなかったらお医者さんに連れて行く、と里親さん。
それじゃあ遅いとしつこく言うのも何なので、とりあえずそれで引き下がった。
で、ヤキモキしながらネットでさらに調べていると、実は同様のトラブルは沢山あった。
相談のスレが立ち、多くの同様経験者が答えている。
要は獣医さんにとっては大変なことだけど、一般にはよくあることらしい。

自分は少し里親さんを脅かし過ぎたのかもしれない。
そう思ってまた電話すると、「しっかり出してます」の返事が返ってきたのでした。
結果的にすっかりお騒がせしてしまいました。でも獣医さんの言うことも、もう少し真に受けた方がいいんじゃないかと思った次第です。



最近のコミケはよく食べよく出しよく遊びと、まさに子ニャンそのもののようです。
4匹の先住さんのうち1匹とは仲良くなっていつも一緒だとか。
今は基本、里親さんがいないときはその1匹と保護部屋で、いるときは他の3匹と少しづつ慣らしているそうだ。
それにしても、本当にいい里親さんでよかったな、コミケ。

妻も「かわいい子だったね」としんみり

コメント
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