2013イタリア・ボローニャ国際絵本原画展(2013.6.29~8.11)
「2013イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」&対談「絵本の国のサポーターたち」に行ってきました(2013.7.21)
2013年7月21日(日) ようやく板橋区立美術館で開催中の「2013イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」に行ってくることができました!!まずは対談「手から手へ展関連企画 絵本の国のサポーターたち」を聞き 終了後ゆっくりと展示を見てきました:
対談「手から手へ展関連企画 絵本の国のサポーターたち」 この日はまず「計画停電」という言葉を久しぶりに区立美術館の松岡職員から聞きました 忘れていた(忘れようとしていた)あの3.11のあとの出来事を それぞれの「絵本の国のサポーターたち」(ブックギャラリーポポタム店長、丸善丸の内本店児童書担当、ピンポイントギャラリーオーナー、そして絵本評論家の4名の方たち)から 昨日の出来事のように伺いました
書店というのは 出来上がった本を直接読み手に手渡すことのできる仕事でもあります ギャラリーではたくさんの若手絵本作家たちを育て また今回の3.11後にはスロバキア在住の絵本作家の提唱によりまずはヨーロッパでこの「手から手へ」展(From Hand to Hand)が始まったそうです
今は8月4日(日)まで「ちひろ美術館・東京」(練馬区)で見られます
詳しくは こちら
2014年までの色々な関連企画イベントについて 詳しくは こちら
これらの関連企画展は主に作家さんたちの熱意でもって始められたとのこと またブックギャラリーポポタム(西池袋)では「土」について これは震災後逃げることのできないあらゆる生物を培う元となる「土」という原点を見つめてみたいとのアピールにより「土のいきもの」展が立ち上げられたとのこと(6月に終了)
丸善の担当の方からは 地震直後のことやさらには阪神淡路の時のこと 一週間だけギャラリーに展示をまかされ 普段ではあまり見ない「絵本と挿絵の版画展」(6月)を企画したところ 多くの方が訪れてくださったエピソードその他...大変エネルギッシュな方でパワーをいただきました
ピンポイントギャラリー(表参道)のオーナーの方は 自分が身近に感じる世代間の「手から手」への思い また今回の「手から手へ」展のカタログ解説やメッセージ等をいただきました
7月22日(月)~8月3日(土)まで「ボローニャ発 EHON展」を開催します
詳しくは こちら
こういった企画を 小さくとも続けることの大切さと難しさ そばにいる人に伝えてほしいというメッセージを受け取りました
また 子供によりそう絵本を作る作家の方は特に それらに対する最大の脅威ともいえる地震と原発の問題について鋭い感性でメッセージを送ってきたことを受け止め また 公立の機関である区立美術館でできることを精いっぱいやっていきたいという松岡職員の心意気に感じ入りました
* * *
さて 展示は例年のように静かな環境の中で原画の世界を楽しんでまいりました
区報にも登場した学芸員の松岡さん(市口桂子先生の「ボローニャ・ブックフェア物語」の本にも紹介されていましたね!)のメッセージ「絵の文化的背景にも注目してください!」との言葉通り モンゴルやイラン 中国や韓国 南米 そしてドイツやイタリア 日本...等の絵本原画のそれぞれの背景や絵柄や技法(CG 鉛筆 グアッシュ 布 混合技法その他)をひとつひとつ丹念に鑑賞してきました
今年の特別展示は「日本の21人(組)」のイラストレーターの原画と絵本の展示でした ビデオ上映では 日本人の若手作家の受賞の瞬間の表情をとらえた映像が印象に残りました
この「2013ボローニャ国際絵本原画展」は 8月11日(日)まで板橋区立美術館で開催中です(月曜休館、650円)
*成増から休日のバスは1時間に2本しかありません~( ;∀;)
昨年のリポートは こちら
*関係ないんですが今日のレッスンで日本の選挙のことが話題になり イタリアの投票率は70%台(日本は今回は52%台)とのこと なぜ日本人はあまり投票に行かないの?と聞かれてしまいました..."(-""-)"
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「2013イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」&対談「絵本の国のサポーターたち」に行ってきました(2013.7.21)
2013年7月21日(日) ようやく板橋区立美術館で開催中の「2013イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」に行ってくることができました!!まずは対談「手から手へ展関連企画 絵本の国のサポーターたち」を聞き 終了後ゆっくりと展示を見てきました:
対談「手から手へ展関連企画 絵本の国のサポーターたち」 この日はまず「計画停電」という言葉を久しぶりに区立美術館の松岡職員から聞きました 忘れていた(忘れようとしていた)あの3.11のあとの出来事を それぞれの「絵本の国のサポーターたち」(ブックギャラリーポポタム店長、丸善丸の内本店児童書担当、ピンポイントギャラリーオーナー、そして絵本評論家の4名の方たち)から 昨日の出来事のように伺いました
書店というのは 出来上がった本を直接読み手に手渡すことのできる仕事でもあります ギャラリーではたくさんの若手絵本作家たちを育て また今回の3.11後にはスロバキア在住の絵本作家の提唱によりまずはヨーロッパでこの「手から手へ」展(From Hand to Hand)が始まったそうです
今は8月4日(日)まで「ちひろ美術館・東京」(練馬区)で見られます
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2014年までの色々な関連企画イベントについて 詳しくは こちら
これらの関連企画展は主に作家さんたちの熱意でもって始められたとのこと またブックギャラリーポポタム(西池袋)では「土」について これは震災後逃げることのできないあらゆる生物を培う元となる「土」という原点を見つめてみたいとのアピールにより「土のいきもの」展が立ち上げられたとのこと(6月に終了)
丸善の担当の方からは 地震直後のことやさらには阪神淡路の時のこと 一週間だけギャラリーに展示をまかされ 普段ではあまり見ない「絵本と挿絵の版画展」(6月)を企画したところ 多くの方が訪れてくださったエピソードその他...大変エネルギッシュな方でパワーをいただきました
ピンポイントギャラリー(表参道)のオーナーの方は 自分が身近に感じる世代間の「手から手」への思い また今回の「手から手へ」展のカタログ解説やメッセージ等をいただきました
7月22日(月)~8月3日(土)まで「ボローニャ発 EHON展」を開催します
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こういった企画を 小さくとも続けることの大切さと難しさ そばにいる人に伝えてほしいというメッセージを受け取りました
また 子供によりそう絵本を作る作家の方は特に それらに対する最大の脅威ともいえる地震と原発の問題について鋭い感性でメッセージを送ってきたことを受け止め また 公立の機関である区立美術館でできることを精いっぱいやっていきたいという松岡職員の心意気に感じ入りました
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さて 展示は例年のように静かな環境の中で原画の世界を楽しんでまいりました
区報にも登場した学芸員の松岡さん(市口桂子先生の「ボローニャ・ブックフェア物語」の本にも紹介されていましたね!)のメッセージ「絵の文化的背景にも注目してください!」との言葉通り モンゴルやイラン 中国や韓国 南米 そしてドイツやイタリア 日本...等の絵本原画のそれぞれの背景や絵柄や技法(CG 鉛筆 グアッシュ 布 混合技法その他)をひとつひとつ丹念に鑑賞してきました
今年の特別展示は「日本の21人(組)」のイラストレーターの原画と絵本の展示でした ビデオ上映では 日本人の若手作家の受賞の瞬間の表情をとらえた映像が印象に残りました
この「2013ボローニャ国際絵本原画展」は 8月11日(日)まで板橋区立美術館で開催中です(月曜休館、650円)
*成増から休日のバスは1時間に2本しかありません~( ;∀;)
昨年のリポートは こちら
*関係ないんですが今日のレッスンで日本の選挙のことが話題になり イタリアの投票率は70%台(日本は今回は52%台)とのこと なぜ日本人はあまり投票に行かないの?と聞かれてしまいました..."(-""-)"
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