第23回イタリア語スピーチコンテスト&デュオコンサートに行ってきました(2013.12.7)@イタリア文化会館アニェッリホール
今年もまた行ってきました「第23回イタリア語スピーチコンテスト」
この日は14名の参加者があり 昨年よりさらにレベルアップしたと感じました
つい先日 実用イタリア語検定2級を取ったばかりの私の勉強が まるでおままごとのように感じられる(笑)くらいの高度なスピーチに圧倒されました イタリア語のみならずスピーチの内容もとても濃いものでした
アクロバットピザの実演つきのピザ職人(ビザコンクール3位!)の若者が見事1位←ピザのパフォーマンスではなくあくまでスピーチで選んだとのこと! 全然緊張していないし 質疑応答も堂々としていました
賞状と賞杯 アリタリアのチケットとSiena Dante Alighieri校の授業料 文化会館の食材バスケット スルガ銀行からイタリア滞在費が贈られました
2位は昨年も入賞した医大生 医学用語が多くて聞くのは難しかったけど 医学と語学との相互作用について昨年とは違った観点からの立派なスピーチでした
賞状と賞杯 Tutta Italiaからチケット Roma Torre di Babele校の授業料が贈られました
3位は翻訳家の男性 amore(愛)についての言い回しを日本語に訳すのは文化も違い実はとても難しい...よくわかります~( *´艸`)
賞状と賞杯 図書券が贈られました
日伊協会賞は1年間留学した高校生(たった1年でゼロから...スゴイ!!)
賞状と「イタリア文化辞典」が贈られました
朝日新聞社賞はイタリア現代映画の魅力を語った旅行会社勤務の20代女性でした イタリア現代映画の監督の名前をすごい速さで続けざまに喋るところは快挙でした!!
賞状と記念品が贈られました
(この朝日新聞社賞は オノマトペやイタリア語俳句など文化的な特色のあるスピーチに贈られることが多いようです)
また 私と同年代くらいの熟年世代の参加者も何名かいらして 人生の重みを感じさせるスピーチでした 十代から六十代までの参加で イタリア文化会館との共催となってから5年になります(私はそれ以前の浜離宮朝日小ホールの時から聞きに行っています)
しかし若い方は何か国語もすぐにマスターしてスゴイです...しかも翌日はCILSの試験とのことΣ(゜Д゜)
熟年世代は 勉強を続けていればきっといつかいいことあるよ!! それを感じされてくれた「すべての道はローマに通ず」というテーマのスピーチに共鳴しました
人生のいろんな局面の中でくじけそうになった時も 休み休みでも勉強を続けてゆくことの大切さとチャレンジ精神を失わずにいることを 人生の先輩方から教わりました
また 他の言語を教えていらっしゃる先生や医師 女優等 参加者もバラエティに富み イタリア語学習者の裾野の広がりを感じました
* * *
審査中にはミニセミナー「北イタリア、アルプスを楽しむ」を見て ドイツの文化も流れてきているアルプス地方の風景や食べ物の写真を楽しんだり グループで自主勉強をされていらっしゃる上級コースの方たちの熱心な姿に大いなる刺激を受け 語学の研鑽の道は果てしなく続くのだなぁ...と 自分のこれからの身の振り方(?)を考えるよいきっかけともなりました
ビュッフェでは参加者の皆様とお話したり ここでしか出会えない仲間たちにも再会できて報告し合いました
* * *
同日夜7時からは デ・ボンフィルス&ミネルヴィーノのデュオ・コンサートも開催され 素晴らしい円熟の演奏を堪能してまいりました
開催のお知らせは こちら
素晴らしいスピーチコンテストを毎年開催してくださいます 公益財団法人日伊協会様 イタリア文化会館様 参加者の皆様に この場を借りまして心より感謝いたします
詳しくは こちら
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