日伊文化交流会

サークル「日伊文化交流会」は板橋区で生まれ、元東都生協登録サークルとしてイタリア好きの人たちが集まり楽しく活動しています

写真展「ニューシネマパラダイスの原風景」&上映会に行ってきました(2015.9.19)@イタリア文化会館

2015年09月26日 | イタリア映画・映画
トルナトーレ&ピンタクーダ写真展「ニューシネマパラダイスの原風景」&上映会に行ってきました(2015.9.19)@イタリア文化会館



ジュセッペ・トルナトーレ&ミンモ・ピンタクーダ写真展「ニュー・シネマ・パラダイスの原風景」(9月5日(土)~9月30日(水)11時~18時 イタリア文化会館1階にて開催中) を見に行ってきました

ジュセッペ・トルナトーレ監督と 映写技師で写真家のミンモ・ピンタクーダの写真展です
二人がカメラに収めた1950年代から70年代にかけてのシチリアの人々や 日常生活 情景など45点の作品が展示されており この日の午後は「ニュー・シネマ・パラダイス」の上映会があり 多くの人が見学していました

トルナトーレとミンモ・ピンタクーダのふたりは、トルナトーレ監督の映画作品「ニュー・シネマ・パラダイス」の主人公トトと 映写技師アルフレードのように、強い絆で結ばれていました。
アルフレードのモデルはピンタクーダだと言われており、トルナトーレにカメラの手ほどきをしたのも 映画を教えたのもピンタクーダでした。

乾いた大地、海沿いのそぞろ歩き。女たちが洗濯をし、子供たちがサッカーに興じる街角。広場で声を張り上げている行商人、人々がオシャレをして繰り出す日曜日。そして映画館。
これらは、トルナトーレが「ニュー・シネマ・パラダイス」のなかで描いた世界そのものです。

「ニュー・シネマ・パラダイス」のオリジナルポスター4点と衣装スケッチ5点もあわせて展示してありました

白黒写真で 当時のシチリアの素朴な人々の表情に懐かしさを感じました 今のような時代ではなかったこの時 人々は互いに助け合って生きていたのですね 
「ニュー・シネマ・パラダイス」の映画の中の人々のように...

      *     *     *

映画会では 大スクリーンで久々に見る映画を友人たちと堪能しました サッカーくじを当てたナポリの男(シチリアから見たら「北のやつ」なんですね!)が 火事にあって消失してしまったジャンカルドの街の映画館を再建する立役者となったり アルフレードがトトの悪戯ぶりをこらしめるも 小学校の卒業試験で助けを求め 結局トトは映画館の上映室にちゃっかり舞い戻ってきたり 青春の初恋の悩みを聞き助けてあげたりと... 

今回は2時間の短縮版の上映で 昔の恋人エレナとの再会シーンはカットされていましたが その方がすっきりしていてよかったかも...
 
ひさびさのイタリア文化会館 実はまた10月から通うことになってしまいました!!

開催のお知らせは こちら 9/30まで開催中です!


* すばらしいイベントを開催してくださいましたイタリア文化会館様に心よりお礼申し上げます



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