2017 イタリア・ボローニャ国際絵本原画展が開催されます(2017.7.1~8.13)@板橋区立美術館
今年もまたボローニャ国際絵本原画展が開催されます:
於 板橋区立美術館
会 期:2017年7月1日(土)〜8月13日(日)
開館時間:9時30分~17時(入館は16時30分まで)
休 館 日:月曜日(7月17日は祝日のため開館し、翌日休館)
主 催:板橋区立美術館、一般社団法人日本国際児童図書評議会(JBBY)
世界でも最大級の規模を誇る絵本原画コンクールとして知られる「ボローニャ国際絵本原画展」 51回目となる2017年に入選した26か国75作家の作品全点を展示します
会期中には、絵本に関するさまざまなイベントも予定しています
ボローニャ・チルドレンズ・ブックフェアとボローニャ国際絵本原画展
イタリアの古都ボローニャで毎年春に開催される児童書専門の見本市「ボローニャ・チルドレンズ・ブックフェア」は、版権の売買のみならず、児童書の新たな企画を生み出す場として、50年以上の歴史を誇ります。今年も世界各地から1,000以上の出版社が出展し、たくさんの来場者でにぎわいました。
このブックフェアに伴って行われる「ボローニャ国際絵本原画展」は、新人イラストレーターの登竜門としても知られ、本展をきっかけに多くの絵本作家が生まれています。その魅力は、実験的な試みを積極的に受け入れ、多様な絵本表現が見られることです。
国籍の異なる5人の審査員は毎年入れ替わり、応募作品は 有名作家の作品も新人の作品も同じテーブルに並べられて審査されます。
今年は過去最多となる3,368(61か国)の応募があり、26か国75人(組)が入選しました。板橋区立美術館ではその全作品を紹介します。
特別展示1 フアン・パロミノ
メキシコの絵本作家フアン・パロミノ(Juan Palomino)をご紹介します。パロミノは、2016年にボローニャ展に入選し、同時に「ボローニャ・SM出版賞」を受賞した注目の作家です。受賞を記念して刊行された新作絵本「はじまりの前に」(Antes del primer día)は、マヤの神話をもとにしたお話です。世界や動物、人間がどのように作られたのか、壮大な物語を描いた17枚の原画を展示します。
特別展示2 見て めくって 感じる 日本の絵本
今年のブックフェアでは、日本語を知らない読者も楽しめるという観点で選書された約50冊の日本の絵本を展示するブースが評判を呼びました。
板橋区立美術館ではこれらの絵本を紹介するとともに、連続講座「夏の教室」でこのテーマを掘り下げます。赤ちゃん絵本からノンフィクション絵本まで、言語の壁を越えて伝わる新しい日本の絵本の魅力をお楽しみください。
関連イベント
本展期間中、講演会やワークショップなど、絵本に関する多数のイベントを開催します。
講演会
◆ 「ボローニャ展入選者たちに聞く」
2017年7月1日(土) 14:00~15:30
講師:綾野本汰、オオノ・マユミ、コクマイトヨヒコ、古郡加奈子、山本まもる、渡辺アンヤラット
◆ 「イタリア人と日本人、絵本をどう料理する?—フュージョン絵本の制作過程」
2017年7月8日(土)14:00~15:30
講師:ガブリエレ・レバリアーティ(麗澤大学講師)
◆ 「20世紀の美術館建築」
2017年7月9日(日)14:00〜15:30
講師:山名善之(東京理科大学教授)
◆ 「『ぼーると ぼくと くも』と一緒に、ボローニャ・ブックフェアに行ってみた!」
2017年7月15日(土)14:00~15:30
講師:加藤休ミ(クレヨン絵本作家)・兼森理恵(らいおんbooks編集部)
◆ 「初受賞で初海外」
2017年7月22日(土) 14:00~15:30
講師:ヨシタケシンスケ(絵本作家)・若月眞知子(ブロンズ新社代表)
◆ 「ぼくの仕事」
2017年7月30日(日) 14:00~15:30
講師:スティーヴン・グアルナッチャ(イラストレーター、デザイナー)
◆ 「2017ボローニャ・ブックフェア総復習」
2017年8月12日(土) 14:00~15:30
講師:広松由希子(絵本評論家)・松岡希代子(板橋区立美術館副館長)
講座
◆ 第20回 夏のアトリエ「本でなければならない本」
2017年7月25日(火)~29日(土)の5日間 10:00〜16:00
講師:スティーヴン・グアルナッチャ(イラストレーター、デザイナー)
◆ 第14回 夏の教室「絵で読む、感じる 日本の絵本」
2017年8月4日(金)・5日(土)の2日連続 10:30〜17:00
広松由希子(絵本評論家)、きたむらさとし(絵本作家)、佐々木紅(福音館書店編集部)、土居安子(大阪国際児童文学振興財団主任専門員)、村山純子(エディトリアルデザイナー)、児島なおみ(絵本作家)
◆ 第9回 ティーンズ 絵本のアトリエ
2017年8月3日(木)、10日(木)の2日間 10:00~15:00
講師:宮崎詞美(横浜美術大学准教授)
子どもむけ
◆ 一時保育
2017年7月6日(木)10:00~12:00
◆ ひよこアトリエ・たぬきアトリエ
2017年7月2日(日)10:00〜12:00 ひよこアトリエ/14:00〜16:00 たぬきアトリエ
「数字スタンプのちいさな絵本」むらかみひとみ(絵本作家)
2017年8月6日(日)10:00〜12:00 ひよこアトリエ/14:00〜16:00 たぬきアトリエ
「まっしろ!ふわふわ!くもをつくろう!」加藤休ミ(クレヨン絵本作家)
◆ しかけ絵本をつくろう– 紙箱でポップアップ!-
2017年8月8日(火)、9日(水)、11日(金・祝)の3日間 14:00~16:00
講師:岡村志満子(グラフィックデザイナー)
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カフェ・ボローニャ Café Bologna
ボローニャ展の会期限定で、手作りのパンが自慢のカフェがオープンします。洋書など関連絵本が充実したブックショップも併設。
会期中毎日OPEN!(10:30〜17:00 ラストオーダーは16:30)
夏はぐるーっと絵本展めぐり
夏に絵本展を開催する他館と共に入館料の相互割引を行います。
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ボローニャ展 関連企画
都内各地で入選者などによる関連展示が行われます。
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ボローニャ展ポスターの話
板橋区立美術館のボローニャ国際絵本原画展のポスターの絵は、毎年さまざまなアーティストによる描き下ろしです。今年は、今回の入選作家・古郡加奈子(ふるごおりかなこ)さんが、ブックフェアと板橋区立美術館のにぎわいを1枚の絵にしてくださいました。
さまざまな登場人物やボローニャの町の名所もたくさん描き込まれています。
開催のお知らせは こちら
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今年もまたボローニャ国際絵本原画展が開催されます:
於 板橋区立美術館
会 期:2017年7月1日(土)〜8月13日(日)
開館時間:9時30分~17時(入館は16時30分まで)
休 館 日:月曜日(7月17日は祝日のため開館し、翌日休館)
主 催:板橋区立美術館、一般社団法人日本国際児童図書評議会(JBBY)
世界でも最大級の規模を誇る絵本原画コンクールとして知られる「ボローニャ国際絵本原画展」 51回目となる2017年に入選した26か国75作家の作品全点を展示します
会期中には、絵本に関するさまざまなイベントも予定しています
ボローニャ・チルドレンズ・ブックフェアとボローニャ国際絵本原画展
イタリアの古都ボローニャで毎年春に開催される児童書専門の見本市「ボローニャ・チルドレンズ・ブックフェア」は、版権の売買のみならず、児童書の新たな企画を生み出す場として、50年以上の歴史を誇ります。今年も世界各地から1,000以上の出版社が出展し、たくさんの来場者でにぎわいました。
このブックフェアに伴って行われる「ボローニャ国際絵本原画展」は、新人イラストレーターの登竜門としても知られ、本展をきっかけに多くの絵本作家が生まれています。その魅力は、実験的な試みを積極的に受け入れ、多様な絵本表現が見られることです。
国籍の異なる5人の審査員は毎年入れ替わり、応募作品は 有名作家の作品も新人の作品も同じテーブルに並べられて審査されます。
今年は過去最多となる3,368(61か国)の応募があり、26か国75人(組)が入選しました。板橋区立美術館ではその全作品を紹介します。
特別展示1 フアン・パロミノ
メキシコの絵本作家フアン・パロミノ(Juan Palomino)をご紹介します。パロミノは、2016年にボローニャ展に入選し、同時に「ボローニャ・SM出版賞」を受賞した注目の作家です。受賞を記念して刊行された新作絵本「はじまりの前に」(Antes del primer día)は、マヤの神話をもとにしたお話です。世界や動物、人間がどのように作られたのか、壮大な物語を描いた17枚の原画を展示します。
特別展示2 見て めくって 感じる 日本の絵本
今年のブックフェアでは、日本語を知らない読者も楽しめるという観点で選書された約50冊の日本の絵本を展示するブースが評判を呼びました。
板橋区立美術館ではこれらの絵本を紹介するとともに、連続講座「夏の教室」でこのテーマを掘り下げます。赤ちゃん絵本からノンフィクション絵本まで、言語の壁を越えて伝わる新しい日本の絵本の魅力をお楽しみください。
関連イベント
本展期間中、講演会やワークショップなど、絵本に関する多数のイベントを開催します。
講演会
◆ 「ボローニャ展入選者たちに聞く」
2017年7月1日(土) 14:00~15:30
講師:綾野本汰、オオノ・マユミ、コクマイトヨヒコ、古郡加奈子、山本まもる、渡辺アンヤラット
◆ 「イタリア人と日本人、絵本をどう料理する?—フュージョン絵本の制作過程」
2017年7月8日(土)14:00~15:30
講師:ガブリエレ・レバリアーティ(麗澤大学講師)
◆ 「20世紀の美術館建築」
2017年7月9日(日)14:00〜15:30
講師:山名善之(東京理科大学教授)
◆ 「『ぼーると ぼくと くも』と一緒に、ボローニャ・ブックフェアに行ってみた!」
2017年7月15日(土)14:00~15:30
講師:加藤休ミ(クレヨン絵本作家)・兼森理恵(らいおんbooks編集部)
◆ 「初受賞で初海外」
2017年7月22日(土) 14:00~15:30
講師:ヨシタケシンスケ(絵本作家)・若月眞知子(ブロンズ新社代表)
◆ 「ぼくの仕事」
2017年7月30日(日) 14:00~15:30
講師:スティーヴン・グアルナッチャ(イラストレーター、デザイナー)
◆ 「2017ボローニャ・ブックフェア総復習」
2017年8月12日(土) 14:00~15:30
講師:広松由希子(絵本評論家)・松岡希代子(板橋区立美術館副館長)
講座
◆ 第20回 夏のアトリエ「本でなければならない本」
2017年7月25日(火)~29日(土)の5日間 10:00〜16:00
講師:スティーヴン・グアルナッチャ(イラストレーター、デザイナー)
◆ 第14回 夏の教室「絵で読む、感じる 日本の絵本」
2017年8月4日(金)・5日(土)の2日連続 10:30〜17:00
広松由希子(絵本評論家)、きたむらさとし(絵本作家)、佐々木紅(福音館書店編集部)、土居安子(大阪国際児童文学振興財団主任専門員)、村山純子(エディトリアルデザイナー)、児島なおみ(絵本作家)
◆ 第9回 ティーンズ 絵本のアトリエ
2017年8月3日(木)、10日(木)の2日間 10:00~15:00
講師:宮崎詞美(横浜美術大学准教授)
子どもむけ
◆ 一時保育
2017年7月6日(木)10:00~12:00
◆ ひよこアトリエ・たぬきアトリエ
2017年7月2日(日)10:00〜12:00 ひよこアトリエ/14:00〜16:00 たぬきアトリエ
「数字スタンプのちいさな絵本」むらかみひとみ(絵本作家)
2017年8月6日(日)10:00〜12:00 ひよこアトリエ/14:00〜16:00 たぬきアトリエ
「まっしろ!ふわふわ!くもをつくろう!」加藤休ミ(クレヨン絵本作家)
◆ しかけ絵本をつくろう– 紙箱でポップアップ!-
2017年8月8日(火)、9日(水)、11日(金・祝)の3日間 14:00~16:00
講師:岡村志満子(グラフィックデザイナー)
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カフェ・ボローニャ Café Bologna
ボローニャ展の会期限定で、手作りのパンが自慢のカフェがオープンします。洋書など関連絵本が充実したブックショップも併設。
会期中毎日OPEN!(10:30〜17:00 ラストオーダーは16:30)
夏はぐるーっと絵本展めぐり
夏に絵本展を開催する他館と共に入館料の相互割引を行います。
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ボローニャ展 関連企画
都内各地で入選者などによる関連展示が行われます。
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ボローニャ展ポスターの話
板橋区立美術館のボローニャ国際絵本原画展のポスターの絵は、毎年さまざまなアーティストによる描き下ろしです。今年は、今回の入選作家・古郡加奈子(ふるごおりかなこ)さんが、ブックフェアと板橋区立美術館のにぎわいを1枚の絵にしてくださいました。
さまざまな登場人物やボローニャの町の名所もたくさん描き込まれています。
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