イタリアン書道展オープニングセレモニー(2014.7.18)
イタリアン書道展のオープニングセレモニーに参加しました(2014.7.18)@イタリア文化会館
イタリア人にとって 毛筆で漢字を書く 「書道」とは どんなものだろうか?
その疑問が今日開催された 「イタリアン書道展」オープニングセレモニーで 少し解けた気がしました
イタリア人が書道をたしなむ「墨心会」の会員とそのご家族の方々が今夜 展覧会会場となるイタリア文化会館エキシビションホールに集い イタリア大使や文化会館館長の挨拶で始まったこのオープニングセレモニーに 私もはせ参じました
「漢字は日本人にとっては 読んだり書いたりとても馴染みのあるものです でもイタリア人にとっては 漢字は初めて見るものであり なかなかイメージが湧かないものです
つまりイタリア人が書道で漢字を書くというのは 日本人の何十倍もの努力が必要なのです」
墨心会の永山代表のこの挨拶の言葉を聞きながら私は アラビア文字やハングル文字の書道に挑戦した日本人の友人たちのことを思い浮かべていました
展示されていた書道作品は 楷書 行書 草書 隷書 篆書 自由書 そして篆刻での作品113点とのこと
漫画やイラストとのコラボレーションや 立体作品まであり 日本では考えられない自由な発想に嬉しくなります
墨心会のイタリア人メンバーの皆様は デザイナー 空手家 彫刻家 翻訳家 絵画修復家 芸術家等... 彼らは漢字の意味を理解した上で書に挑むといいます
そしてレセプションでは スポンサーが特にない中で 準備から展示まですべて手作りの展覧会にイタリアから駈けつけたというメンバーとその家族たちが集い イタリアから持参したサラミ等をこちらもご相伴にあずかり(おいしかった!!) 色々と話を聞くと 空手家の書く書道とは いわく「書と空手とはよく似ている」とのこと
つまり呼吸 空手の突きと 筆を入れて 離すまでのその呼吸がとてもよく似ているのだそうです それはイタリアにはないもので大きな魅力を感じるのだそうです
* * *
開会の挨拶では「西洋文化が日本に取り入れられてきたという過去から 今や 日本の文化が西洋に広まってゆく時代となった」とあり 永山会長は「飛ぶ先生」というニックネームがつく程にイタリア各地を飛び回って書道を教えてくださっているそうです
漢字に日本人のように慣れ親しんでいない彼らの書く作品はそして 日本人の作品と同等に審査されるとのこと
私もあちこちで書道展を見たりすることもありますが イタリア人によって書かれた書道を見たのは初めてでした そう 日本初公開なのです
とても刺激を受けて また日本にいらしたメンバーの皆様の書道に対する情熱を感じて イタリアにもこうして日本文化が根付いているのだと そのことに大変感激いたしました
イタリアン書道展は 2014年7月19日(土)~8月2日(土)
11時~18時 (日曜日休館)
於イタリア文化会館
墨心会は こちら
開会のお知らせは こちら
すばらしいオープニングセレモニーを開いてくださいましたイタリア文化会館様にお礼申し上げます
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イタリアン書道展のオープニングセレモニーに参加しました(2014.7.18)@イタリア文化会館
イタリア人にとって 毛筆で漢字を書く 「書道」とは どんなものだろうか?
その疑問が今日開催された 「イタリアン書道展」オープニングセレモニーで 少し解けた気がしました
イタリア人が書道をたしなむ「墨心会」の会員とそのご家族の方々が今夜 展覧会会場となるイタリア文化会館エキシビションホールに集い イタリア大使や文化会館館長の挨拶で始まったこのオープニングセレモニーに 私もはせ参じました
「漢字は日本人にとっては 読んだり書いたりとても馴染みのあるものです でもイタリア人にとっては 漢字は初めて見るものであり なかなかイメージが湧かないものです
つまりイタリア人が書道で漢字を書くというのは 日本人の何十倍もの努力が必要なのです」
墨心会の永山代表のこの挨拶の言葉を聞きながら私は アラビア文字やハングル文字の書道に挑戦した日本人の友人たちのことを思い浮かべていました
展示されていた書道作品は 楷書 行書 草書 隷書 篆書 自由書 そして篆刻での作品113点とのこと
漫画やイラストとのコラボレーションや 立体作品まであり 日本では考えられない自由な発想に嬉しくなります
墨心会のイタリア人メンバーの皆様は デザイナー 空手家 彫刻家 翻訳家 絵画修復家 芸術家等... 彼らは漢字の意味を理解した上で書に挑むといいます
そしてレセプションでは スポンサーが特にない中で 準備から展示まですべて手作りの展覧会にイタリアから駈けつけたというメンバーとその家族たちが集い イタリアから持参したサラミ等をこちらもご相伴にあずかり(おいしかった!!) 色々と話を聞くと 空手家の書く書道とは いわく「書と空手とはよく似ている」とのこと
つまり呼吸 空手の突きと 筆を入れて 離すまでのその呼吸がとてもよく似ているのだそうです それはイタリアにはないもので大きな魅力を感じるのだそうです
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開会の挨拶では「西洋文化が日本に取り入れられてきたという過去から 今や 日本の文化が西洋に広まってゆく時代となった」とあり 永山会長は「飛ぶ先生」というニックネームがつく程にイタリア各地を飛び回って書道を教えてくださっているそうです
漢字に日本人のように慣れ親しんでいない彼らの書く作品はそして 日本人の作品と同等に審査されるとのこと
私もあちこちで書道展を見たりすることもありますが イタリア人によって書かれた書道を見たのは初めてでした そう 日本初公開なのです
とても刺激を受けて また日本にいらしたメンバーの皆様の書道に対する情熱を感じて イタリアにもこうして日本文化が根付いているのだと そのことに大変感激いたしました
イタリアン書道展は 2014年7月19日(土)~8月2日(土)
11時~18時 (日曜日休館)
於イタリア文化会館
墨心会は こちら
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すばらしいオープニングセレモニーを開いてくださいましたイタリア文化会館様にお礼申し上げます
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