21・22日と、高知県JA四万十まで「JA四万十厳選にこまる」のブランド化のために行っていた。
大雨の中で、すべての生産者の、圃場の生育状況・病害虫発生状況・圃場の土質調査などをしていった。
今回は「JA四万十厳選にこまる」のアドバイザーになったことから、一般的にはもらうことができないが、ブランド化するためには、絶対に必要な資料を、初めて受け取ることができた。
黄色いファイルがJA四万十川が用意してくれた、自分が求めていた資料で、ボールペン1本分の厚さがある。
JA四万十の将来にかかわる内容が含まれていることから、資料内容は、1つも教えることができない。
たとえ問題ない部分であったとしても、自分の気持ちとして、教えるつもりはない。
わざわざ敵に塩を送ることはないからである。
TPP交渉で10万トンという数字が出たことからも、JA四万十が生き残るためには、いくつかの産地を潰していかなければならないかもしれない。
そうなることも考えれば、余計に、受け取った資料内容を表に出すことはできない。
当然のこととして、ご理解を。
視察を終えてからすぐに、JA四万十の会議場で、生産者とJA四万十に向けた、「JA四万十厳選にこまる」のブランド化計画についての説明をした。
説明の中では見せる予定でなかったことから、雑な作り方となっていたパワーポイントの資料であったが、「ブランド化内容を、しっかりと理解してもらうためには、やはり見せた方がよい」と思い、話の途中からスクリーンに投影しての説明に切り替えた。
出来損ないの資料であったが、JA四万十も印刷をして、生産者に配布してくれたことと、JA四万十川が一部使用したいという要望もあったことから、今日の午前中から先ほどまで、マル秘となっている「JA四万十厳選にこまる ブランド化計画」の資料を、修正・加筆していた。
とりあえず表紙を除いて22ページ。
ブランド化の基本部分だけをまとめた資料を作った。
ブランド化計画としては、ブランド化計画の骨格となる柱の1本目を作っただけにしか過ぎない。
今度JA四万十に行くのは9月下旬。
それまでに、あと2本の骨格とパイロット3本。
さらに9本の伏線を作らなければ。