こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

大丈夫だ

2017年12月21日 23時54分34秒 | Weblog


自分を良く知っている友から、「お前、最大の味方となるはずだった、超米屋を手放したじゃないか。頭脳だけじゃ何も出来ないって、お前の口癖じゃないか。どうやって、やるつもりなんだ?」ってメッセージが届いた。

確かに、自分が立てていた戦略には、超米屋は必要だった。
超米屋を動かすことが出来ていれば、多分、今の米業界の現状は違っていただろう。
しかし、こうなるかもしれないという事も、戦略には折り込み済みだった。

だから、アタフタとはしていない。
1人には慣れているし。

でも、過去の1人と、今の1人は違う。
過去の1人は、本当に1人だった。

今は、米屋の中では1人かもしれないけど、産地には沢山の仲間がいる。
頭脳も1つだけではない。

大丈夫だ。
心配するな。
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判りにくい

2017年12月21日 23時25分07秒 | Weblog


福井県の戦略と話をしていると、約束していた青森県田舎館の稲華会と全農と県が訪問してきた。
なので今度は、青森県の「青天の霹靂」と「あさゆき」と、隠し玉の戦略を話し合った。

自分が「青天の霹靂」について書くと、「あれだけ否定していたのに、掌を返して、良く言うぜ」と陰口を叩かれる。

何度も言っているが、お米は全く悪くない。
お米としても、品種としても、決して嫌ってはいない。
もっと評価されて良い筈のお米が、苦戦しているのが、自分としては残念無念なのだ。

自分が気に入らなかったのは、あの時の戦略。
何故、自分たちを信用してくれなかっのか?
何故、声を掛けてくれなかったのか?

それが不満だった。
それが自分を怒らせた。

でも、今では笑い話。

来年は、お米にとって、最初で最後の大戦争の年。
しばらく続いていた「お米戦国時代」の最後の年。

新品種としては、1つ前となることから、既に今年であっても、話題性は弱くなっている。
その、青森県の新品種である「青天の霹靂」と「あさゆき」を、来年、どうやって戦いに参加させるか。

それが、戦略の柱となる。

そして、戦う相手は、新潟県「新之助」、福井県「いちほまれ」、富山県「富富富」、山形県「雪若丸」、宮城県「だて正夢」、岩手県「銀河のしずく」「金色の風」、石川県「ひゃくまん穀」。

戦う相手が持っていない、青森県ならではの武器。
果たして、今の青森県に、それが使いこなせるのだろうか?

自分の気持ちの中では、荒療治も考えてはいる。
しかし、着いてこなかったら意味がない。

そこの判断が、青森県は判りにくい。
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もどかしい

2017年12月21日 22時49分35秒 | Weblog


福井県庁の「いちほまれ」の戦略担当が、東京での打ち合わせの後に、アポイントなしで訪問してきた。

他の産地であれば、始めの話題は、現状の聞き取りからである。
売れていれのか?
消費者の反応は?
産地に居ては判らない、消費地の情報収集からで、それから、来年以降の戦略の話となっていく。

であるが「いちほまれ」は、初めから来年の話から始まる。

見ているのは、本格デビューとなる、来年の秋。
その1点だけを目指して、全てを其処に向けて、戦略を立てている。

ターゲットは、化け物だらけの消費地、東京。
ここで成功しなければ、「いちほまれ」は失敗する可能性が高くなる。

失敗しないようにするためには、1歩も2歩も、先読みをしなければならない。

来年と言っても、もう数日後には来年である。
早すぎる事無い。
現実、1部の戦略は、既に出遅れている。
だから、もっとスピードアップが必要。

正直、まだまだスピードアップは出きる。
もっともっと先読みは出きる。

いつも側に要ることが出来れば、3倍までスピードアップをさせたい。
でも、新幹線が繋がっていない福井県は、まだまだ陸の孤島。

色々な部分で、スピードアップが出来ない。
それが、もどかしい。
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楽しい

2017年12月21日 22時06分39秒 | Weblog


この頃は書かないでいたが、自分の左耳の三半規管は、10年以上前から壊れていて、体調が崩れ始めると聞こえなくなるし、酷い場合天地が回ってしまい、立っている事が出来なくなる。

その症状を、強制的に出ないようにするために、左耳だけ、1日中音楽を流し続けている。

これの何処に効果があるのかと思うだろうが、様々な音域と音が直接鼓膜に響き続けている事で、鼓膜がずっと動いているので、聞こえなくなる事も無く、立ち眩みも押さえられているのだ。

しかし、ずっと同じ曲ばかりでは、飽きてしまうし、耳が慣れてしまって、効果がなくなってしまう。

なので、借りたい放題の契約をしていて、次々とCDを借りまくっている。

でも、知っているミュージシャンのCDは、既に全て借りてしまっている。
なので近頃は、知らないミュージシャンのCDを借りてばかりいる。

人気があるのか無いのかも知らないが、知らないミュージシャンのCDにも、かなり良い曲あるので、借りていて楽しい。
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超米屋

2017年12月20日 20時56分26秒 | Weblog


スズノブさんが以前提案していて、確か新米時期になると動き出すと言われていた超米屋は、どうなっていますか。
家の側に超米屋が出来ていれば、そこからお米を買いたいのです。
と言うメールが届いていた。

30年先を見据えて、米屋の将来を考えて、長い時間をかけて計画をして、やっと立ち上げたのが、超米屋。
なので、立ち上げた時には、複数のマスコミも記事にしてくれた。
ある意味、米業界にとっては、期待の新組織であった。

であるが、立ち上げた自分が、1ヶ月以上前に抜けてしまった。
自分が超米屋にいる事が、組織にとってマイナスになっているのが判ったからだ。

それ以降、自分は一切、超米屋には関わってはいない。
超米屋のFBからも退会してしまっているから、現状がどうなっているのかの確認をする事も出来ない。

ただ、何となく、全く動いていないようには感じている。
しかし、もう自分には、色々と言う権限がない。
(この内容を書くこと自体が、本来ならおかしい)

この新組織すら動かないのなら、30年先、町から米屋は無くなっている事だろうと思える。

でも、どうにもならない。
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パフォーマンス

2017年12月20日 16時19分03秒 | Weblog


午前中に投稿した、某農林高校の記事が、「この投稿は、ページの他の投稿の 90%よりもパフォーマンスが高くなっています」と、Facebook Ads Team からメールが届いた。

まだ未知数であっても、将来や可能性を否定する人は、基本的にいないと思う。
その結果の現れが、パフォーマンスが高くなった理由だろう。

見えない将来であっても、そのための努力に、1つの無駄もないと思う。

全てが挑戦。
失敗も成功も、全てが学び。

単純に、そして簡単に諦めたりしないで欲しいと思う。
結果がどうであろうが、自分が納得できるまで、徹底的に行動してもらいたいと思う。

悩んで、考えて。
常にみんなで話し合い。
判らないことは、みんなで調べ。
今の実力で、出来る限りの分析をして、その時の結論を出す。

レベルであるとか、失敗というものは、全く気にしなくてよい。
出した結論を基にして、その先をイメージして、また挑戦すれば良い。

「学び」というものは、全て自分の力となっていく。

唯一のは無駄は、「挫折」である。
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難しい米だ

2017年12月20日 10時57分28秒 | Weblog


某農林高校から、珍しい品種を栽培していて、その試食評価を求められていた。

品種は知っていたが、手には入っていなかったので、試食するのは初めて。
しかし、高校生が栽培したお米であるため、品質としては「下」。

玄米品質が見たかったので、お米は玄米で送ってもらった。
まずそれを、玄米のままで、静岡製機の食味計TM-3500で計った。
お米は4つの田んぼで、2つの栽培方法で栽培されたものであるが、全てが90点を超えていた。

品質が悪いのに90点以上ばかり。
お米が栄養失調なのかとも考えたが、シラタ米などはあるものの、その症状も出ていない。
どちらかと言うと、その品種データよりも、米粒は大きく見えるほど。

次に、山本電機の家庭用精米機MB-RC002で精米した。
ここで、4つのたんぼの違いが出た。
やはりシラタ米が入っている田んぼのお米は、割れ米が目立った。
全体としては、白度が上がらないという結果。

そして試食。
炊飯器は、パナソニックのSR-SPX107。

1回目は、まともに炊けなかった。
もともとパナソニックは柔らかめに炊き上がりやすい。
であるが、水加減を間違えたのかと思う程に、かなり柔らかく炊けてしまう。
そして、粘りは強烈に強い。
甘みも、そこそこ出てくる。
だが、食べにくい。

なので、水加減を控えめにして再度挑戦。

今度は、前回よりも米粒感が出てきたが、相変わらず、やや柔らかめで粘りも強い。
甘みは前回と変わらず。

高校に提出した試食結果には記載していないが、さらに水加減を控えることで、食味はさらに向上した。

高校生の栽培技術と今年の天候も考慮しなければならないのだが、この品種は、シラタ米を作らないことがベストだろう。
シラタ米=柔らかさという感じになっているからだ。
そして、柔らかい=水加減が難しいとなってしまう。

であるが・・・

面白い品種だと思う。
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あきたこまちにひとめぼれ14話

2017年12月19日 09時47分24秒 | Weblog


漫画アクション No.1(2018.1.4)が、12月19日に発売となりした。
創刊50周年 年末特集号です!
.
お米好き女子高生の青春ラブ米マンガ「あきたこまちにひとめぼれ」は14話になりました。
(前号では「あきたこまちにひとめぼれ」はお休みだったため、各週漫画誌のため久しぶりのとなります)
.
今回は「きりたんぽ」です。
さてさて「半殺しにします」とは・・・
.
◆お米好き女子高生の青春ラブ米マンガ「あきたこまちにひとめぼれ」
漫画家:吉谷光平。
監修:五ツ星お米マイスター西島豊造。
.
◆「あきたこまちにひとめぼれ」コミック発売中です。
発行:双葉社
定価:本体600円+税
.
▼漫画アクション
発行:双葉社
定価:本体361円+税
判型:B5
発売:毎月第1・第3火曜日
.
◆ニコニコ静画にて◆「あきたこまちにひとめぼれ」が無料配信されています
nico.ms/mg2473271
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単行本2巻発売決定

2017年12月17日 22時12分02秒 | Weblog


こだわりのお米ラブコメ「あきたこまちにひとめぼれ」の単行本2巻。1月27日に発売です‼️
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準備

2017年12月17日 11時59分46秒 | Weblog


今日中にやってしまいたい事があるから、先ずはウォークマンの準備。
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お風呂

2017年12月17日 08時22分44秒 | Weblog


これからお風呂。
全然使ってなかった、数量限定のバスクリン「くつろぎの宿」にした。

いつもはセッカチだけど、今日はノンビリ入る。
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酷い挑戦だ

2017年12月15日 21時10分42秒 | Weblog


考えて考えて。
悩みに悩んで。
書いて消して、また書いて。

頭の中に、限界までイメージを膨らまし。
そのイメージが、どこまで膨らむかを判断し。
解らなかったら、実際に組み立てて。

たった1つを作るために。
結果をハッキリとさせるためだけに。
何十倍の時間を使い。

作っては壊し。
また作っては、今度は改造し。

途中まで来ると、見えていたはずの出口が見えなくなり。

何をどうするのか?
何をどうしたかったかも判らなくなり。

完全に路頭に迷う。

そして最後は。

やろうとした事。
その事の全てを否定し始める。

自分の精神力が持つのか?
精神の崩壊の方が早いか。

酷い挑戦だ。
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少な目なのは

2017年12月15日 20時38分07秒 | Weblog


この頃、自分の投稿が少ない事から、心配する声が聞こえているが、とりあえず、生きてはいる。

体調も聞かれるが、相変わらず体温は34.5℃前後のまま。
超極暖の上下を着こんで、何とか体温が下がらないようにしているという現実。

下肢静脈瘤も悪いまま安定していて、痛みと痺れで、毎晩2時間寝て、1時間マッサージして、また2時間寝てという、疲れが取れない寝かた。

良くなったのは、坐骨神経痛だけ。

まだしばらくの間、投稿は少な目のままだろう。

何故ならば!

今は頭のCPUは、違う処でフルに使用されているから!

である。
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教えない

2017年12月13日 22時49分48秒 | Weblog


調べものをしている最中に、パソコンにメールが入った。
「なんだろうな」と見てみたら、見覚えがないアドレスで、内容は「スズノブが考えている、これからを教えろ」だった。

「教えない」

というか、今更教えても、なにか変わる筈もないし。

それに、今になって教えても、今まで考えていなかったとしたら、完全に間に合わない。

自分で販売している生産者なのか、地域JAに出している生産者かは判らないが、何となく、自分で販売している生産者みたいな臭いが、メールから感じた。

今まで自分でやって来たのなら、そのくらい、今回も、自分で考えて欲しい。
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答えはでないけど

2017年12月12日 17時15分27秒 | Weblog


これからの時代は、個人生産者が、生産から販売までを全てやる時代が当然となるのか、自分が言い続けている、行政と生産者と地域が一体となって地域ブランドとして生き残っていく時代が当然となるのか。
それについては誰も判らない。
ただ漠然とではあるが、今のままので、これからの時代を進んで行くという事は、絶対にあり得ないだろうという事は、見えているような気がする。

TPPが動いてしまえば、産地が推し進めている、量ばかりを考えて栽培されている「業務用米」という存在は、全く価値が無くなってしまうだろうと思う。
既に消費地では、価格が高騰しているうえに年間供給も出来ない国内産の業務用米に、見切りをつけ始めているし、過去にあった外米騒ぎの時とは違い、海外経験が豊富な若者が、外国産米を否定する理由は無い。
さらに、その外国産米がオーガニック栽培米で、それも品種が日本のコシヒカリ・あききたこまち・ひとめぼれで合ったとしたら、完全に拒絶する理由は無くなってしまう。

品質や美味しさを求めて栽培していなかった品種は、業務用米として売れなくなったからと言って、いきなり消費者に対して販売しようとしても、買ってくれる消費者はいない。
価格を下げて販売しようとしたら、それこそ価格破壊が進むだけであるし・・・。

もう一つ、数年後に種子法が廃止となりそうであるが、そうなってしまった後に、県の奨励品種や選択品種に入っていない品種を、生産者が何処からか購入して勝手に栽培していて、それを全国に対してネットで販売していて、もしそれが、DMA違反として摘発されてしまった場合、その品種を栽培していた生産者は、全国に対して回収するための告知をしなければならない。
その費用は1回で数千万円はかかるし、回収できるまで、何度でも告知を繰り返さなければならない。
当然のこととして、その間のお米の販売は、一切できない。

もしも地域JAが、そういうお米を買い取ってしまっていたり、そのお米に何かしら関わってしまっていたとしたら、JAの責任も当然出てくる。
賠償についても、生産者と一緒に支払わなければならなくなるかもしれない。
そうなってしまうと、JAの存在も危なくなってくる。
1人の生産者のために、地域JAが仕掛けている地域ブランド米も傷が付くし、酷い場合はJAが潰れてしまう可能性もあるのだ。

だから自分は、このごろの講演で、「自分で販売するのであれば、一切JAに頼らず、全て自分の責任で管理して販売するように」と、産地に対して言い切っている。

今迄、生産者が自分でネットなどで販売していながらも、売れ残ったお米をJAに「買ってくれ」と甘えていた生産者からすると、「冗談じゃない」と怒り心頭である。
しかし、これがJAではなく、普通の株式会社だったとしたら、そんな理屈は通らないのが当たり前である。
「JAだから」という考え方が、もともとも間違いなのである。

こんなことは、これからの時代としては、氷山の一角。
それも、相当小さな一角でしかない。

個人販売が生き残るのか、地域ブランドが生き残るのか。
既に戦いは始まっている。

答えは、数年後には出ることだろう。
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