湘南自転車オヤジのまったりサイクリングは今日も明日も絶好調 (^^)/

毎週湘南地方をポタポタと徘徊してるよん。アマチュア無線はCWで主にQRV (^^)v

四国テクテク紀行(道の駅移動運用)

2007年01月25日 | 大人の遠足^^;

昨晩遅く関東に戻ってきました。 たまには自転車の話題から離れ、テクテク紀行をお届けいたしましょう(^ー^)


時は23日、朝8時過ぎの高松行き飛行機に乗るため訪れた羽田空港は、爺さん婆さん達でごった返していた。いっしょにあの世へ連れてかれないよう気を引き締め、ボディーチェックへ。
そして、生まれ初めてラウンジなるものに入り、無料のコーヒーとクロワッサンをいただくが、貧乏性が身に染みついてしまっているためか落ち着かない。
やっぱりオレにはコレがお似合いなのだ。


飛行機は順調に高度を稼ぎ、雲一つない下界からは宮が瀬湖がラブコールを送ってくれている。いつも自転車であそこまでいってるんだ。この雄大な眺めを見てしまうと、なんて人間は小さいんだろうと感じてしまう。
スライドショーのように、窓から見える地形模様は丹沢湖、山中湖、富士山、南アルプスと移ってゆくと、やがて自然と眠りに入ってしまった。

ゴトンとギアダウンの振動で目が覚めたら、高松空港に着陸寸前。お天気は願ったりかなったりの快晴で、なにひとつ申し分ない。 晴れ渡る空港から本日のサブイベントの幕開けだ。
空港の駐車場を突っ切り、施設の外に出てゆこう。

はたから見たら明らかに不審者に違いない。 歩いて目指すは、2キロ先の道の駅。この日のために仕込みは一週間前から行っていたのだ。
鞄は仕込みセットと他の資料を含め3キロ以上にもなってしまったが致し方ない。 いつもの通勤ペースで高台からスルスルくだり下りてゆく。自転車では感じることができなかった土の匂いや風の匂いは、ウォーキングでは十分に嗅ぎ取ることができるようだ。
あたりの兼業と思われる農家はひっそりとしており、ここいらは時間が止まっているようだ。ただ、所々土を掘り返し春の準備に入っている田畑もあり、讃岐平野の春の訪れは関東より早いかんじがする。


歩き始めて40分、道の駅に到着。

ここの駅は街中温泉併設であり、いわゆる韮崎道の駅と似た施設である。 スタンブの所在を確認したら、久々のお店開きとなる。


仕込んでおいたセットを展開し早速7メガのバンド内をサーチ。コンディションがよくないのか、火曜日の朝だからなのか局が見つからない。 CQを打電するが誰も呼んでくれない。アンテナの性能は事前に確認済なので自信はあるのだが・・・・。

やがて30分たった11時10分、まだ一局も交信できないまま店仕舞いを決断。深々と冷えこんできて、我慢できなくなったのだ。更に我慢を続けると、きっと高熱が出るに違いない。無茶は禁物なのだ。
このスタンブをサービスできずホントに残念だ。

自局ポイントもかせげなかった。
ま!よくあることさ。 仮設基地は2分で撤収!

次の目的地は琴電岡本駅。およそ4キロの行程をゆく。テクテクと歩道を歩き、時にはカラスにちょっかい出したり、鼻歌をくちずさんだりし全く退屈なくウォーキングを楽しむことができた。辺りは時間が止まってしまっているようだ。
一時間近く歩いただろうか?

浄水場のところまでたどり着き、住宅街を抜けてゆくと琴電の踏切とクロスする場所まで来た。
しまった!踏切が鳴りだしてるぞ。確か30分に一本しかないはずだ。走れば見えている駅までなんとかたどり着くが、ここはまったりといこうではないか、慌てずにね。


駅舎に着いた瞬間、発車した。これでいいのだ 。
駅前の商店街はない。

買ってあった菓子パンと缶コーヒーで休憩をしよう。
この待合室はどことなく懐かしい。若かりし頃、こんな待合室に一晩の宿を求めたりしていたものだ。

おや?ICカードが使える。

さすがにペンギンSuicaには征服されていないようで関東のSuicaは使えないらしい。

券売機はシンプル。

何やら下の方に怪しげな口座がある。 手回り品切符か?

今だに自転車の輪行は取られのだろうか。

30分待ち、11時44分に乗車。

琴電は広軌だったことがわかったんだ。なるほど。しかし、揺れは天下一品だ。恐ろしい上下のバイブレーションが下から突き上げてきて、さっき食べたあんパンが胃のなかで踊り狂ってるでねーか!
車内に目を向けてみると、昼下がりの乗客は少ない。仕方ないか。


およそ30分乗車し、高松築港に到着。

ここで今回のプチ旅はオシマイとなる。
普段は自転車の移動ばかりだが、たまにはウォーキングの視点で辺りを堪能するのも旅人気分が味わえて誠によい。

こうして、今、高松駅舎の待合室で待っている背中から、瀬戸の花嫁の発着メロディーが流れてきている。このメロディーを聞く度に自分が今四国にいることを実感できているのだ。
 

コメント
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