SUBGROUND

自転車ロードレースやロングライドの話題が中心です。
脊椎関節炎と付き合いながら生活しています。

今シーズン 初支笏湖

2009-04-26 15:09:38 | 自転車
冷たい風の中、今シーズン初の支笏湖TTに挑戦してみた。
結果は56:11と、去年の初回と比べると、およそ4分の短縮だが、自己ベストには3分及ばなかった。
去年は7月に自己ベストを出せたが、初回の記録を約6分縮めての自己ベストだった。今シーズンも同じであれば、50分切りも夢ではないかもしれない。
シーズン初めてということもあって、あまり追い込まずに走ったタイムとしては満足。
しかし、いつもの金山覆道の手前で、なぜだか右脹脛が攣ってしまうのは今年も同じ。右膝に大きな怪我を負って、靭帯再建のために膝裏内側の半腱様筋の一部を切除していることが右脹脛の痙攣に関係しているのかもしれない。そうこうしているうちに、左太腿の裏側も攣ってしまった。左右共に攣りを抱えたままなんとか急坂登坂をやり過ごして下りからオコタン分岐点へ向かう頃にはだいぶ空気が冷たくなっていて、最後の下りは鼻水を垂らしながらの走行となってしまった。下りでは、ほとんど踏まずに姿勢を低くすることだけ考えて走った。
ゴール後も「ゼエゼエ」することもなかったので、まだまだ追い込めそうだ。
記念写真をとっていると温泉側から若い2人の自転車乗りがやってきて、そのままポロピナイの坂を登っていった。
湖畔で飲み物を買って、カロリーメイトを食べながらのんびりしていると・・・汗が冷えて鳥肌がたち始めたので、急いで帰路に着いた。オコタン分岐までの登りで、さきほどすれ違った2名を追い越すまでは元気だったが、その先は寒さに震えながら、攣って痛む足をかばいながらの苦しい走行となった。とにかく家に着くまでの間が寒くて寒くて・・・。

翌日は、痛む足を軽く走って回復させようと、エルフィンを通って北広島周回コースへ。風が強かったので疲労の残る脚には辛かったが、そのおかげで大腿四頭筋とハムストリングスをできるだけ使わないような意識でペダリングするコツをつかんだような気がする。筋肉痛と攣ったまま走って引き伸ばされた筋肉が痛むため、これまでの走行で使う頻度の多かった筋肉を使いたくないので無意識に違う筋肉を発動したのかもしれない。まさに「KTリフティング」そのものだ。ペダリングがコンパクトになるし、向かい風でもなんとかなるし、忘れないうちにこの感覚を身体に覚えこませようと、翌日目が覚めたら・・・雪で真っ白だった。