ATSUー歴女(おばさん?)のひとりごとー

見たこと・聞いたこと・ちょっと調べたこと,気ままに「My 日記」として書いています。

神も仏も大好きな日本人

2016-01-20 13:40:41 | 日記
たまたま古本屋で見つけた
島田裕巳『浄土真宗はなぜ日本でいちばん多いのか』
(こっちは買った本だから後回しにして,)
に出てきた
島田裕巳『神も仏も大好きな日本人』
(こっちは図書館で借りたから先に読みました。)

書くと長くが,少しだけ

参拝の仕方・・・神社が今の形になったのは,明治以降。
        江戸時代までは,合掌。神仏習合,分けられない。
仏教こそが天皇家の信仰だった。
(そうですよね,日本史の教科書を見ても分かりますよね。)

そして,日本人は無宗教ではないんですね。
「実態としては神仏習合の信仰を保ち続けていても,
信仰を問われたときには,一つの宗教をあげるしかなく,
そこでしかたなく無宗教を選択してきた。」
「日本人は宗教に対していい加減だという認識さえもってきた。
それは,宗教的なコンプレックスに結びつく。
これは,神仏分離が強行されたことの後遺症の一つなのだ。」

中世,近世の「伊勢参詣曼荼羅」などには,
仏教の寺や僧侶もあったり,真言の祈祷所があったりするなんて,ビックリです。

でも,お陰参りのお伊勢さん・・・と思うと,納得です。
コメント (1)
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